WOWOWは8日、シニアを対象に実施した「日本の未来に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、8月9日より同局でスタートするドラマ『結党! 老人党』の放送を記念して6月26~30日に実施され、65~75歳の男性400人を対象にインターネット上で行われた。

同調査の結果、20~30代前半の若者に対し「元気がない」と感じている人が74%と多くを占めることがわかった。「現代の若者が草食化してきていると言われることに対してどう感じるか」の問いでも、「日本の未来が不安だ」が44.8%、「不甲斐なさに怒りを感じる」が36.0%と、「しょうがないと思う」の30.5%を上回り、若者への不安や怒りが垣間見える結果となった。

「現役世代の若者が「草食化」してきていると言われることに対してどう感じますか(3つまで)」
WOWOW「ドラマW『結党! 老人党』」PR事務局調べ

さらに、自身の現役時代を「肉食系」と分類する人は75.2%に上り、「若い頃・現在共に肉食系」とする人は29.7%に。また、「若者と同じ女性を好きになったら」という問いに、79.5%が「若い頃だったら勝ち取る自信がある」、29.6%が「今でも勝ち取る自信がある」と回答。結果から年を重ねても元気なシニア世代の意識がうかがえる。

ドラマに関連した質問の「エネルギー溢れる同世代の肉食系政治家として思い浮かぶのは誰ですか」では、1位に「小泉純一郎」、2位に「小沢一郎」、3位に「鳩山邦夫」。「見どころがあると思う若手政治家は誰ですか」では、1位に「橋本徹(大阪府知事)」、2位に「中田宏(横浜市長)」、3位に「東国原英夫(宮崎県知事)」がランクインした。