トークバラエティー番組『みうらじゅん&山田五郎の男同志2』の公開収録が、このほど東京・日本橋のお江戸日本橋亭にて行われ、みうらじゅんと山田五郎が出演した。

抽選で選ばれたファンが詰め掛けた公開収録。寄席での収録は壇上との距離も近く、2人の織り成すトークをじっくりと楽しめた

CS放送チャンネル「MONDO21」で放映中の番組『みうらじゅん&山田五郎の男同志2』。社会系のネタを評論家の山田五郎、エロ系のネタをエッセイストのみうらじゅんが担当し、毎回様々なキーワードをもとに2人がトークを繰り広げていく内容だ。2007年に放映された第1弾が人気となり、満を持して第2弾が2009年1月よりスタートとなった。今回の公開収録には、抽選で選ばれたファンが集合。ふたりが織り成す、無限に(主にエロ方面へ)広がるトークを楽しんだ。

エロネタとなれば、みうらのトークは白熱。「パンティ」のキーワードでは「シルク生地はダメなんだよね」と嗜好を披露

今回のキーワードでとくにふたりが惹かれたのは、山田のお題「陳謝」という言葉の「陳」の字。「かなり謝っている意味のはずが、陳のせいであまりそんな感じがしない」(山田)「陳さんという人が最初に謝ったんじゃない?」との発言も飛び出し、トークを盛り上げた。

うんちく王の異名を持つ山田。キーワードの説明など、その実力を見せてくれる

2人の真価が発揮されたのは、やはりエロネタ。みうらへの「パンティ」というお題には、山田の自宅に入った下着泥棒の話を披露。その話にみうらは「犯人は狙いを絞ってないのがダメ」と、なぜか犯人へのダメ出しを展開し、自分の好きなパンツの柄や素材を挙げながら「自分なら、好みのもの以外は絶対盗らない」と力説。山田も「みうらさんクラスだと、一瞬見で好みがわかるんだ(笑)」と、妙に納得していた。

ボードで図解をしながら妄想を展開。その発想の奇抜さには驚かされるばかり……

収録内容は、2月9日、2月23日、3月12日の3回に分けて放映予定で、リピート放映も随時予定。もちろん今回紹介したキーワード以外のトークも多数あるほか、第2弾からはブレイク中のお笑い芸人・天津木村のエロ詩吟コーナーも番組内に用意されるので、そちらも注目だ。また本番組は、全放映分においての公開収録を予定。まだ次回日程は決まっていないが、公式サイトをこまめにチェックしてほしい。さらに現在、本番組の第1弾が、DVDブック『みうらじゅん&山田五郎の男同志1 政治編』となり発売中。ぜひTV放映、公開収録、DVDで、2人の絶妙トークを堪能してみてはいかがだろうか。視聴方法はこちらを参照。

(C) 2008 JIC All Rights Reserved.