3月30日に放送スタートするNHKの連続テレビ小説『つばさ』のヒロイン、多部未華子が23日、東京・渋谷の同局でサプライズの誕生祝いを受け、喜びのあまり涙をこぼした。
会見中に行われたサプライズは、まずROLLYが作曲した番組の挿入歌『あなたが好き』を出演者全員で演奏。ROLLYがギターを弾き、歌い始めると、途中からメロディーが一変し、「Happy birth day to you~♪」のメロディーと共に、共演者らが多部に向けて大合唱を始めた。実は、多部の誕生日は25日。今回は、番組が多部のために用意した2日早い20歳のサプライズ誕生日会見となった。
紙吹雪の中、誕生日ケーキが運ばれると多部は驚きと嬉しさのあまり号泣し、手で涙を拭いながら花束とプレゼントを受け取り「楽しいこともあれば、乗り越えないといけない壁もあったりして大変だと思いますが、いいものを作ろうというスタッフやキャストの想いが強いからこそ衝突することもある。それはすごくいいことだと思います」と番組スタッフに気持ちを伝え、「20歳は、もっともっと自分もしっかりして、いいものをお届けできればいいかなと思っています。本当にありがとうございます」と涙ながらに希望と感謝を込めた。
現在、同ドラマの収録は7週目に入り、多部は隣に座る共演者らに「楽しんでやってますか? それは良かったです(笑)」と和やかに微笑みかけ、「個性的なメンバーが揃っていて刺激的で楽しくて、有難いです」と語った。多部が演じるつばさは、セリフ量の多い役どころだが、宅間から「『だんだん』のマナカナは、2分の1で羨ましいと言ってました(笑)」と暴露される一幕も。一方で、宅間は「この量をこなせるのは感心します。最年少の多部ちゃんにぐいぐい引っ張られています」と、多部の頼もしさを披露した。