クイック派? それともこだわり派? - タイプ別年賀状本紹介

気が付けば2007年もあと1カ月ほど。12月が近づいてくると気になるのが年賀状の存在だ。ここ数年は、オリジナル年賀状を作るための本も様々な種類が出ているが、ここでは、その中でも特徴のある年賀状本5冊を選び、紹介する。オリジナル年賀状に初めてチャレンジする方から、「世界に1つしかない、私だけの年賀状を作りたい! 」という方まで必見!!

まずは入門編

「オリジナル年賀状を作ろう」と決めたものの、初めて挑戦する方はいささか不安なのではないだろうか。そんな方にオススメなのが『速効! パソコン年賀状2008』(530円)だ。同書には、印刷するだけで完成する年賀状素材1,200点が入ったCD-ROMが付いている。さらに、年賀状ソフト「宛名職人」も機能制限なしで収録しており、同書とパソコンとプリンタさえあれば、すぐに年賀状ができる! というお手軽さが特徴となっている。※サンプルページ

素材点数、なんと7,500!

次に紹介するのが、完成ハガキデザイン2,500点、素材点数合計7,500点を収録した年賀状素材集『ザ・パソコン年賀状【決定版】2008』(1,407円)。オーソドックスな年賀状から、ポップなデザイン、純日本風の絵手紙年賀状まで、素材は非常にバリエーションが豊か。ビジネスからプライベートまで幅広く使うことができ、また子供向けのデザインもあることから家族全員で活用することも可能だ。

年賀状ソフト「宛名職人MOOK版6」付属で、宛名面の作成が簡単なのも嬉しい。宛名職人MOOK版6の解説はもちろんのこと、「筆まめ Ver.18」「筆ぐるめ Ver.15」「筆王ZERO」「Word2003」「Word2007」での素材利用解説も掲載している。※サンプルページ

おしゃれでかわいい年賀状ならコレ!

女性に特にオススメしたいのが、その名も『おしゃれでかわいい年賀状2008』(1,029円)。人気クリエイターによる素材が満載で、はがきデータは約1,800点、素材ははがきデータも含めて合計2,500点収録している。キュート、ロマンチック、スタイリッシュ、ほっこりなんていうキーワードにキュンとくる方には、もってこいの1冊といえるだろう。※サンプルページ

自分で撮った写真が年賀状素材に

『デジカメ年賀状工房2008』(1,000円)は、先に紹介した3冊とは異なり、年賀状の主役となる素材は自分で撮影したデジカメ写真。同書では、付属のCD-ROMに収録されているソフトウェア「Photoshop CS3体験版」を使って自分で撮った写真をイラストや絵のように加工したり、オリジナルフレームにはめ込んだり、新聞や広告風のレイアウトに仕上げるといったアイデア50点を紹介している。

付属のCD-ROMには、「Photoshop CS3体験版」以外に年賀状ソフト「宛名職人MOOK版6」も収録されている。さらには70書体を超えるフリーフォントも入っており、これらを組み合わせれば、一層楽しい年賀状を作ることができるだろう。※サンプルページ

※「Photoshop CS3体験版」の有効期限は、インストール後30日間となっている。継続して利用する場合は、購入の必要がある。なお、「Photoshop CS3」の対応OSはWindows XPおよびWindows Vistaとなっている。

消しゴムはんこでノスタルジー

最後に紹介するのは『おしゃれでかわいい 消しゴムはんこで作る年賀状』(1,554円)。"オリジナルの消しゴムはんこで年賀状を作ろう"という、ノスタルジックな雰囲気漂うコンセプトの同書には、なんとはんこ用消しゴム「はんけしくん」付属。さらには、彫りたい図柄を消しゴムに転写するためのトレーシングペーバーまで付いており、至れり尽くせり。"消しゴムハンコ名人"15人の作品に加え、彫り方や捺し方のアドバイスも掲載されており、「不器用な私にもできそう……」という気にさせてくれる。

もし、はんこ作りに失敗してもご安心を。付属CD-ROMには作例として消しゴムハンコを使ったはがきデータやパーツ素材が収録されているので、パソコンとプリンタを使って年賀状を作ることもできるのだ。※サンプルページ

いかがだろうか。自分に合った年賀状本は見つかっただろうか。年賀状を送る方も受け取った方も幸せな気持ちになるような年賀状をつくって、よいお正月を迎えたいものだ。