ハウステンボスは、11月3日~2008年2月29日の期間に「光の街」と題したライトアップイベントを開催。"スピリチュアルライト~光の癒し力~"をテーマに、街角、運河、桟橋、ホテルなど、ハウステンボスのあらゆる場所にライトアップの仕掛けを施し、様々なイベントを展開する。

ハウステンボスのどこからでも見ることができる「光の塔」。期間中は展望室からライトアップされた街全体を一望できる

毎年恒例となっているハウステンボスの「光の街」。夜景評論家・丸々もとお氏のアドバイスをもとに、今年は開園15周年にちなんで15ヵ所にライトアップスポットを設置する。場内各エリアにある象徴的な建物の先端を様々な色でライトアップするなど、来場者を夜の散策に導いて"光の癒し力"を提供していく。

「光の運河」では、運河沿いに光の帯が点灯され、彼方へと続く漆黒の水面と水面に映る光が、静かに優しく街と見る者を包み込む。運河を航行する「光の運河船」に乗船すれば、運河周辺のイルミネーションを見渡すことができる。また、「スカイステンドグラス」では、アレキサンダー広場の頭上を無数の光が覆い尽くし、幻想的な感覚を味わえるスポットだ。ほか、「ロイヤルイルミネーション」では、光の運河の向こうに威風堂々とたたずむ迎賓館のライトアップ。高貴な色彩のライティングに彩られ、「光の街」に壮麗な品格をもたらす。

運河の周辺に彩られる光と水面に映る光が絶妙に調和した「光の運河」

「ロイヤルイルミネーション」の名にふさわしい迎賓館(中央)に輝く

1年で最もロマンティックな雰囲気に包まれる「光の街」。これまで、「Lighting for Lovers」(2005年)、「あなたに伝えたいLove message」(2006年)と、来園者の想いを言葉に代えて"ツリー"を点灯する参加型イベントを開催して好評を得た。今年はそのイベントを更にパワーアップさせ、「光の街」を点灯するイベントを開催する。恋人同士、家族、友人同士など、参加者の間柄は不問。想いが伝えられた時、街に暖かな光が灯り、ハウステンボスが「光の街」へと変ぼうする。※応募期間は期間中のイベント参加希望日の3日前。詳しくはハウステンボスの公式サイトを参照。

「光の街の点灯式」が行われるビネンスタッド地区スタッドハウスの象徴的な建物である「光のチャベル」

そして、ハウステンボスが最も熱く盛り上がる「カウントダウン2007-2008」では、スポーツゾーン(ニュースタッド地区マウリッツ広場)、ミュージックゾーン(ビネンスタッド地区アレキサンダー広場)、フェスティバルゾーン(スパーケンブルグ地区オレンジ広場)の3つの広場を中心にイベントを開催。さまざまなジャンルのミュージックが楽しめる音楽イベントや、大人も子ども楽しめる体験型イベントなどを多数予定している。中でも注目は花火。今年はオープン15周年を記念し、盛大な花火を2回打ち上げるという。夜空を埋め尽くす豪華なハウステンボスの花火で年越しをしてみてはどうだろう?

クリスマスツリーは全部で9種類。中でも、多くの人の願いを受け止める巨大な「ラブツリー」は必見

例年よりもパワーアップする今年のカウントダウン花火。1,000m級のワイドスターマイン「空中ナイヤガラ」は見もの