“アニメの聖地”とも呼ばれる池袋にあってその中心的な存在の1つであるアニメイト池袋本店。昨年3月16日にグランドオープンした同店では、顧客の利便性向上を目的に最新のフリーWi-Fiサービスを導入した。この取り組みは、アニメイトホールディングスとインターネットイニシアティブ(以下IIJ)、NTTBPの3社での緊密な協力のもと、急ピッチで進行。店舗内の通信環境を大幅に改善し、まずはゴールデンウィークの繁忙期には暫定利用にこぎつけ、顧客体験の向上を実現した。その後9月に本格提供を開始したフリーWi-Fiの導入は、インターネット接続以上の価値を店舗にもたらし、今後のマーケティング戦略や顧客満足度の向上にも大きく貢献すると期待されている。その取り組みについて、3社の担当者に話を聞いた。

左から:IIJ第五事業部第一営業部営業1課課長代行の新井健巨氏、IIJ同課の榊里美氏、NTTBP設備サービス部 サービスフロント部門長の牛山百合子氏、アニメイトホールディングス マネージャーである髙橋英文氏、井口智也氏

3社協力で店舗用フリーWi-Fiの迅速な導入に貢献したコアメンバー

アニメ・コミック・ゲームの専門店であり、全国47都道府県に120店舗以上を展開するアニメイト。「アニメのことならアニメイト」のキャッチコピーでも知られるこの巨大アニメショップの旗艦店であるアニメイト池袋本店が、2023年3月16日にグランドオープンした。現在、“世界最大のアニメショップ”としても認定された同店舗は、池袋のアニメ文化の中心的存在ともなっている。

アニメイトホールディングス 井口智也氏は全国に拡がるアニメイトの店舗や事務所のネットワークなどインフラまわりを担当する。 また、同社髙橋英文氏は、そのインフラチームとともに社内ヘルプデスクを運用するサポートチームを統括しており、PCの関連の調達やキッティング、そして各店舗や事務所からの質問を日々受け付けている。

アニメイトホールディングスおよびアニメイト各店舗のネットワークまわりの業務を請け負っているのがIIJだ。 同社 第五事業部 第一営業部 営業1課の榊里美氏は、「私はISPを主な対象とする営業担当として、当社のサービスだけではできないことなども、協力会社と一緒になってより良いサービスを提供しています」と語る。

榊氏の上司であり、サポートや交渉などを統括するのが、IIJ 同課の課長代行、新井健巨氏である。 そして今回、IIJと協力して自社が展開する店舗用フリーWi-Fiを提供するNTTBPにおいて、3社間のコミュニケーションを促してアニメイト池袋本店におけるフリーWi-Fiのスムーズな導入に貢献したのが、同社設備サービス部 サービスフロント部門長の牛山百合子氏だ。

圧倒的な品質と実績で日本のフリーWi-Fiを支えるNTTBP

日本の公衆無線LAN黎明期からWi-Fiスポットを設置し続けてきたNTTBPは現在、自治体や交通機関、商業施設など、日本全国で1,000サービス、のべ20万スポット以上を設置している。そして緻密な調査と設計に基づいたフリーWi-Fi環境の設置・構築に加え、保守運用サービスや、Wi-Fiを活用した付加サービスをワンストップで提供しているのである。

牛山氏は言う。「圧倒的な品質と実績から各業界のリーディングカンパニーも多数利用いただいており、またそうした豊富な実績をもとに多様な業界それぞれに適したWi-Fiサービスのご提案が可能なことも当社の強みであると自負しています。通信環境のコンサルティングや回線手配、構築や保守運用はもちろん、抱えられているビジネスの課題解決に向けて、お客さまひとりひとりのビジネスに寄り添ってトータルサポートいたします」

また髙橋氏は、「当店は海外のお客様も多いので、最大16言語に対応しているのも心強いですね」と続ける。

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2週間後にゴールデンウィークが迫るなか暫定導入に成功! 9月には本格提供へ

アニメイト池袋本店において導入以前は、店舗内で一部の携帯キャリアの電波が入りにくいといった問題を抱えていた。スマホでバーコード決済が可能な「アニメイトペイ」や、ポイントカードもスマホアプリへと移行していることから、電波の不具合によりそれらが使えずにレジ前に客が列を成す光景もしばしば見られた。

「繁忙期となるゴールデンウィークも迫っていましたから、なんとか解決しなければとIIJさんに相談しました」と髙橋氏は振り返る。

相談を受けた榊氏はこう続ける。「4月の時点でかなりお客様は増え続けていましたので、ゴールデンウィークに電子決済が使えないと混乱が大きくなると心配されていました。既に当社でアニメイトさんに提供している業務用Wi-Fiの利用も検討しましたが、アクセスの多さから業務側に支障が生じてしまうのを懸念して断念しました。そこで、新たに店舗用フリーWi-Fiを設置することとなったわけですが、際立った迅速性をはじめ、環境調査の実施ができること、そしてこれまでの豊富なノウハウのあるNTTBPさんに声をかけたのです」

こうして榊氏がNTTBPに声がけした時点で、ゴールデンウィークはわずか2週間後に迫っていた。そこでまずは臨時的に最も重要な全フロアのレジ周りにフリーWi-Fiのアクセスポイントを設置し、バックボーンの回線は既存のIIJのものを使うことにした。

「その際も、店舗の方々に迷惑をかけないように、また運用の手間もかけずに済むようにと、フルサービスで対応させていただきました」と牛山氏が言うと、髙橋氏は、「とても我々では運用できないので、すべておまかせできるサービスをお願いしました。正直、2週間を切るという状況から最初はダメもとでお話したのですが、「できますよ!」と笑顔で即答していただいたのは頼もしかったですね」と笑顔で続ける。

こうして無事ゴールデンウィークには、暫定的な店舗内フリーWi-Fiサービスの提供を開始できたのだった。 さらに、暫定サービスの導入と併行して本格導入の検討も進め、9月にはNTTBPのフリーWi-Fiサービスの本格提供まで完了することができた。

井口氏は、「NTTBPさんにこれまでのデータを分析して最適な回線幅を導き出してもらい、20台のアクセスポイントで死角を無くしたため階段でもフリーWi-Fiが使えるようになりました。本格導入に際しては他社サービスも比較検討しましたが、このようにサイジングの理由がしっかりしていて、そこは安心してお任せできると改めて判断しました」と語る。

牛山氏もこう話す。「業務用Wi-Fiと干渉しないようにIIJさんと相談しながら、チャネルや場所を分けたりと工夫しました。お店には若いお客様が多いので積極的にネットワークを使うといった特徴がありますから、アクセスが集中しても不便を感じないように配慮しました」

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ネット接続“プラスα”の活用も視野に

店舗用フリーWi-Fiの設置後は、アニメイト池袋本店に予想以上のメリットをもたらしているようだ。 井口氏は言う「やはり現場の従業員のほうが効果を敏感に感じているようです。フリーWi-Fi導入前には、SNSにアップしたいのにキャリアの電波が入らないといったお客様からの声もありましたが、今はフリーWi-Fiという回避手段があるのでかなり改善できたと思います」

髙橋氏も、「運用開始したところ海外のお客様の利用が多かったので、やはり多言語対応が役に立っているのだと実感できましたね」と続ける。

こうした成果を受けて、アニメイトホールディングスでは、店舗用フリーWi-Fiのマーケティングへの活用など、さらなる“攻め”の施策も視野に入れている。「フリーWi-Fiにつないだらプッシュ機能でクーポンを提供するなど、特典的な施策ができると新たな来店のきっかけになるのではとも考えています」(髙橋氏)

これを受けて牛山氏は、「今はフリーWi-Fiの用途がかなり多様化してきていて、ただネットに接続するだけではなく、決済や各種アプリの利用、さらには顧客層のデータ分析なども行えるようになっているので、アニメイトさんにとってより役に立つような提案をしていきたいですね」と力強く語った。

新井氏も、「池袋本店以外の店舗でもフリーWi-Fiが必要な店舗が出てくると思いますから、その際も引き続きNTTBPと協力しながら提供していければと考えています。その際、本店での実績と評価があるので、安心して検討できるのではないでしょうか」と語る。

そして最後に井口氏は、「これからいよいよ春休み、そしてまたゴールデンウィークを迎えますので、フリーWi-Fiを積極的に活用してお客様満足度を上げていきたいですね」と笑顔で語った。

本取り組みは、アニメイトホールディングスの今後におけるマーケティング戦略や顧客満足度の向上にも大きな貢献が期待できそうだ。

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