就職について考え始めたとき、「大学で学んでいることを活かせる仕事ってなんだろう?」「実際のところ、具体的にどんな仕事をしているかわからない」と、頭を悩ませている学生は少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、製造業の仕事に密着。共同印刷で製造・製造技術職に携わる若手社員3名で座談会を実施し、今の仕事内容や学生時代に学んだことなど、いろいろお話いただきました。

共同印刷って?


出版・商業印刷やデータプリントサービス、ICカード、生活・産業資材、デジタルコンテンツ、ネットワーク関連サービスなどを展開。印刷事業を核に、生活・文化・情報産業として社会に貢献する仕事に取り組んでいる。

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【登場人物紹介】

渡邉大輝さん
2017年度入社。生活・産業資材事業本部 L&I 事業部 小田原工場 製造課第1科
長岡諒さん
2018年度入社。生活・産業資材事業本部 L&I 事業部 小田原工場 製造技術課
小松滉明さん
2019年度入社。生活・産業資材事業本部 L&I 事業部 小田原工場 製造技術課

自分が担当した商品を、店頭で見つけたときの喜び

――みなさんは普段どのようなお仕事をされていますか?

私は印刷機のオペレーターをやっています。入社数ヵ月で今の機械の操作・管理をするオペレーターになり、生活用品や食品のパッケージを印刷しています。


私は新規設備導入や工場内の機器管理の仕事をしています。お客様の要望に応じて、国内外のメーカーの機械を使って製造ラインを作ったり、パソコンを使って稼働状況を見たりしています。


私は長岡さんと同じ部署で、設備導入や機器のトラブル対応、部品設計などの仕事をしています。最初の1年半は製造ラインでオペレーションも経験しました。


入社したきっかけは「日常でよく目にするものに携われる」から

――共同印刷に入社したきっかけを教えてください。

ある日ふとマンガを読んでいるときに、これを印刷しているのが共同印刷だと気づき、ぐっと身近に感じるようになりました。共同印刷に入社すれば、私たちの生活に近く、社会の役に立てると思って興味を持ちましたね。製造業を調べていくうちに、自分が携わったものが目に見える形で世の中に出ていくというのがすごくやりがいがあるんじゃないかと思い、入社を決めました。


共同印刷のことを知っていくなかで、紙だけじゃなくてチューブなどいろいろなものに印刷していて分野が広いと思ったことと、自分が企業選びで重要視していた点に合致すると思ったからです。また、印刷だけじゃなく技術開発なども行っている点にも魅力を感じました。


私は高卒で入社していますが、高校3年生の夏まで野球をやっていたので、就職について実はそこまで考えていませんでした。高校の就職担当の先生にいくつかピックアップしてもらった企業のうちの一つが共同印刷だったんです。当時は共同印刷のことを知らなかったのですが、先生や家族が大きな会社であることを教えてくれて。そのあと共同印刷の社員とお話をしたところ、その方と高校も地元も同じだと。すごく縁を感じて、入社を決めました。


――次に学生時代のことについて伺います。学生時代に学んでいたことや取り組んでいたこと、今の仕事に活きていると感じることを教えてください。

高校生のころ化学が好きになり、大学は化学科に進学して素材開発の研究をしていました。ガラスとプラスチックの中間くらいの素材を作るとか、用途に合わせた素材を研究するのが楽しくて励んでいましたね。


私は高校・大学ともにサッカーに熱中していました。高校も大学もサッカーができるところを選んだのですがどちらも工業系で。学生時代は機械を触る経験が何度もあったので、機械操作の知識は多少持っていました。その知識が今でも役に立っている気がします。


高校時代は野球が中心の生活でした。90人くらい部員がいたなかで抜きん出るには、みんなと同じことをやっていてはダメ。部活を通して学んだ自主性は、今の仕事にも活きていると感じます。


――就職活動を始めたとき、どのような業界・業種を見ていましたか? また、企業選びで重視していたことを教えてください。

私は素材開発系の研究をしていたので、モノ作りができるようなメーカー、特にパッケージに携われる業界を希望していました。そのなかでなるべく身近なもの……スーパーマーケットやバラエティショップなどで販売されているような、生活に近いものに携わりたいと思っていました。


私も働くにあたり、生活でよく目にするようなものや生活で必要なものを作りたい、そして社会貢献できる仕事に就きたいと考えていましたね。


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風通しの良い職場で、若いうちから大きな任務を果たせる魅力

―――次は働く環境について教えてください。一緒に働いている人たちの年齢層はどのくらいですか?

年齢層は20代から50代ですね。


私の部署は20代から60代の5名で構成されています。


―――幅広い年齢の方と働くことの良さを教えてください。

各々課題を見つけて取り組んで、つまずいたときは先輩に聞けるのがありがたいですね。知識を持った先輩がたくさんいるので、わからないことがあったら気軽に質問できる環境だと感じています。


――社内外問わず、仕事ではどんな人とコミュニケーションを取ることが多いですか?

社内の営業とのやりとりが多いですね。受注した企業の要望などを機械のオペレーションに落とし込む際には、非常に密にやりとりします。


私も社内の人との関わりが中心ですが、部品発注をすることもあるので社外の発注先(メーカー)担当者とやりとりすることも多いです。


――共同印刷には、成長する環境はあると感じますか?

機械、電気、設計などそれぞれに長けた知識を持った先輩方がたくさんいるので、自分から質問しに行けばみなさん丁寧に教えてくれます。積極的に先輩方とコミュニケーションを取ることで知識が増え、成長できると思います。


――仕事でのやりがいや楽しさはどんなところで感じますか?

現場でのトラブルを解決したとき、オペレーターの方にすごく感謝してもらえるんですよ。「ありがとう」と言ってもらえると、やっぱり嬉しいです。また、新しい製造ラインを立ち上げるときに、国内外のさまざまな機械を組み合わせて一つの製造ラインを作っていくのですが、それが安定稼働したときは達成感があります。


自分が印刷したものをお店やテレビCMなどで見かけると嬉しいです。世界的にも有名なキャラクターを印刷したときは、誰もが知っているものの印刷を自分が担当して、それが世の中に出回っているということに大きな喜びとやりがいを感じましたね。


私は部品設計の仕事もしているのですが、今の自分ではまだ少し難しい部品の国産化に成功したときは非常に嬉しかったです。何度も図面を書き直して、テストを繰り返していたので本当に大変でしたが、その分達成感も大きかったです。


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――共同印刷で働く上で、期待されている・求められていることを感じることはありますか?

営業担当からクライアントの要望を共有してもらうとき、(化粧品等のメーカー様だと)印刷のグラデーションなど繊細な表現を求められていることも多いんです。共同印刷であれば高いクオリティで表現できると、クライアントから信頼されているんだなと感じます。


――工場勤務では夜勤があると聞きました。これについてはいかがですか?

夜勤というとネガティブな印象を抱く人も多いかもしれませんが、夜勤のときは昼間が休みになってプライベートの時間として使えるため、あまり苦に感じたことはありません。夜勤が終わってから、そのままサーフィンに行ってお昼過ぎに帰宅して寝る、みたいなことも昔はよくしていました(笑)。市役所とか銀行などにも行きやすいですし、平日の日中にプライベートの時間を過ごせるという点で私はあまり大変だと思いませんでした。


今の部署では夜勤はないんですけど、前の部署で夜勤をしていたとき、夜勤手当が支給されるのは結構大きかったですね。お給料が増えたのは嬉しかったです(笑)。


私は、昼勤と夜勤が入れ替わるタイミングに慣れるまでは少し苦労しましたね。今の部署は夜勤がないので、個人的には今の生活があっているなと思っています。


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“自主性”と“コミュニケーション能力”で活躍できる共同印刷

――今後、どんなキャリアを重ねていきたいですか?

現場を仕切ることができるような立場になりたいです。そのためにもいろんな人とコミュニケーションを取って、先輩後輩関係なく信頼される人になりたいです。


まだ漠然としているのですが、機械や制御、電気といった分野のうち、なにか一つでも自信が持てるくらいの知識を持てるようになりたいです。そして、自分の力だけで物事を解決できるようになっていきたいですね。


今の部署で知識を身につけられる分野は全部挑戦していきたいと思っています。就職活動のときは開発の仕事をしたいと思っていましたが、今は担当している仕事が楽しいので、しっかりとここで知識を深めていきたいです。


――共同印刷の製造職には、どんな人が向いていると思いますか?

いろいろなことに興味を持って取り組んでくれる人が良いですね。そして、製造職はどうやったら生産性を高められるかというのを常に考えているので、効率良くステップを踏んでいける人が良いと思います。


工場内ではいろいろな状況や情報の把握がすごく重要なんです。そういう意味でも、コミュニケーションは大事。そして、自主性があることもとても大切だと思います。


お二人が言っていたようにコミュニケーションが取れる人と、デスクワークよりも体を動かしたいという人には向いていると思いますよ。


――今、就職活動を頑張っている学生さんにメッセージをお願いします。

今、私は学生のころの希望とは違う仕事をしていますが、やってみるとすごくやりがいを感じています。就活生だったとき、自分がどんなことに興味があるのかもわからなかったので、きっと同じ気持ちの人もいると思います。少しでも興味を持ったり、やってみたいと思えたりする仕事を見つけてもらいたいですね。


仕事だけじゃなくて、プライベートも充実させられるような会社を選んでほしいですね。プライベートを犠牲にすることなく、それでいて仕事でもやりがいを感じられる。そういう視点で会社を選んだら良いと思います。


*       *      *

POINT

● 紙だけじゃなくてチューブ容器など幅広いパッケージの印刷を担っている

● 普段の暮らしのなかで、共同印刷が手掛けた印刷物などを目にすることが多く、社会への貢献とやりがいを実感できる

● 自ら考えて動き学ぶ、自主性を持って働ける職場

紙の印刷物だけでなく、日用品のパッケージの印刷も手掛けている共同印刷。なかでも製造業の仕事は、携わったものをいろいろな場所で目にすることができ、暮らしに寄り添う実感を持ちながら働けるとお話してくれました。

共同印刷では、現在新卒採用のエントリーを受付中。時代のニーズに合わせて幅広い事業で世の中を支えている共同印刷に「挑戦したい!」という人は、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。今回の取材時の様子は動画でも公開中!ぜひこちらもご覧ください。

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