働き方が多様化していると言われる昨今ですが、うまくいっている会社だけではありません。テレワークを導入してみたものの効率が上がらず出社に戻したり、せっかく男性の育休制度を整えたのに実態として使われていなかったりと、旧来の働き方からなかなか脱却できない会社も少なくないのが現状です。

そんななか、社員一人ひとりが自分らしい働き方を実践し、ワークライフバランスを実現している会社として注目を集めているのが共同印刷です。

共同印刷とはどんな会社で、社員の皆さんはどのような働き方をしているのでしょうか。今回は同社の営業として活躍する若手社員・野谷 悟さんにインタビューを実施!普段の働き方について教えていただきました。

案内してくれるのはこの方!

野谷 悟(のだに さとる)さん

新卒で共同印刷に入社し、今年で4年目。現在はビジネスメディア事業部 営業本部 第3部 第6課に所属している。共同印刷は出版・商業印刷やデータプリントなどの印刷事業だけでなく、デジタルコンテンツやネットワーク関連サービスなど幅広く事業を手がけており、野谷さんはそのなかでも各種試験問題の印刷や試験運営、採点処理など試験に関わるトータルサポート事業で営業を担当。

新しいオフィス×制度で、自分らしい働き方を実現!

(編集部)――まずは野谷さんが共同印刷に入社された理由を教えてください。

就活中に考えていたのは、「できるだけ多くの人と関わりながら仕事をしたい」ということでした。そんななかでOB訪問で会った先輩の話を聞いて、総合印刷会社である共同印刷に興味を持ちました。共同印刷はさまざまな業界にお客さまがいて、会社にいながらどんどん新しい世界に触れられるところが魅力的でした。

(編集部)――野谷さんの普段の働き方についてお聞きします。普段は出社してお仕事をされているのでしょうか。

その日の仕事によって、働き方も柔軟に変えています。たとえば、訪問予定のお客さまのオフィスが自宅に近い場合は、出社するより自宅から直接向かったほうが効率的なので出発時間まで自宅で仕事をするなどそのときの状況によって変えています。逆にチームメンバーと顔を合わせてコミュニケーションを取ったほうがより議論が深まり、成果が出しやすい場合など、会社に行ったほうがいい場面もあるので、そういう日は積極的に出社していますね。

(編集部)――オフィスワークとテレワークのハイブリッドということですね。「テレワークは週に3日まで」のような決まりはあるのでしょうか。

そういった縛りは一切ありません。当社は社員自身が考え「自分やチームにとって一番業務効率の良い働き方」を選べるようになっているので、個人個人によって働き方が多様にあります。

(編集部)――縛りがないとは驚きです!具体的に周囲の方がどのような働き方をしているか教えてください。

たとえば時短勤務です。子どもを幼稚園に送った後10時に出社し、お迎えのために早めに退勤。もし、まだ仕事が残っている場合はお迎えの後にテレワークで働いている人もいますね。

このようなフレキシブルな働き方が可能なのは、当社がコアタイムなしのフレックスタイム制を採用しているからです。私自身も忙しくないときは、早めに上がってプライベートの時間を充実させることがあります。先日も趣味の野球観戦のために17時には会社を出て、18時にはビールを片手にスタジアムでスタンバイしていました(笑)。
プライベートの充実といえば、男性の育休制度もしっかり用意されています。実際に多くの男性社員が育休を取得しています。

(編集部)――制度はあるけれど職場の雰囲気的に使いにくいという会社もあります。ですが、お聞きする限り共同印刷ではそういったことはなさそうですね。

そうですね。当社では、社員一人ひとりが自分の働き方を決められる組織風土が根付いています。自分で決めた働き方に対して周りから何かを言われることはありませんし、お互いを尊重しながら仕事を進めています。もちろん、自分で働き方を選ぶ以上、成果は出さなければいけません。自分で決めた働き方をしている分、数字は常に意識しながら働いています。

(編集部)――テレワークの際、(オフィスのように環境が整っていないことで)業務の能率が落ちるようなことはないのでしょうか。

その点については、問題ないですね。上司と出社日が重ならなかったり、在宅勤務制度を利用している社員とは対面で会う頻度が少なくても、さまざまなコミュニケーションツールによりいつでも繋がることができています。さらに、外出時などはサテライト型シェアオフィスが利用できます。

たとえば私の場合、お客さまを訪問した後に近くのサテライト型シェアオフィスで軽く仕事をして、次のお客さまを訪問するといった流れで仕事をすることがあります。自宅やサテライト型シェアオフィスをうまく活用することで移動時間も短縮できて、むしろ能率は上がっていますね。
一方で、本社にも業務効率を高めるためのさまざまな工夫が凝らされています。実は当社は2022年3月に本社の建て替えを行いました。新社屋は社員の声を反映した環境が整備されており、ハイブリッドワークに完全対応しているんです。

(編集部)――新社屋に建て替えたのはどういった経緯があったのでしょうか。

  • 2022年3月に建て替えられた新社屋

旧社屋は築後80年以上が経過しており、かなり古くなっていました。耐震性やセキュリティの強化、そして何より職場環境の改善で生産性を向上させることを目的として新社屋へ移転しました。

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多様化した働き方のなかでも
コミュニケーションを加速する新オフィスの仕掛けとは

(編集部)――新社屋の特長について教えていただけますか。

部署ごとにフリーアドレス制を採用しています。以前のオフィスは社員ごとに決められた席がある一般的な執務室スペースだったのですが、それだと同じ人とのコミュニケーションが中心になりがちです。そこで、コミュニケーションを促進する施策としてフリーアドレス制を採用するようになりました。

(編集部)――フリーアドレス制になったことで、どのようなメリットがありましたか。

思わぬコミュニケーションが起きるようになりますし、毎日新鮮な気持ちで仕事ができるので刺激になっています。

実は仕事をする上で雑談ってとても大事なんです。雑談からさまざまなトピックを仕入れて話の引き出しを増やしておくことは、営業として強い武器になります。フリーアドレス制はそうした雑談を生み出せる仕組みになっているのがメリットで、テレワークにはないオフィスワークの良さだと感じます。

(編集部)――たしかにテレワークのチャットツールでもコミュニケーションはできますが、“たまたま近くにいたからちょっと話しかける”みたいな雑談は生まれにくいですよね。

席を固定化しないことで、部署をまたいだコミュニケーションの促進にもつながっていると感じます。席が決まっている一般的な執務スペースだと、どうしてもその部署の雰囲気が強くなりすぎて違う部署の人が入りにくくなることもありますよね。

その点、フリーアドレス制だと誰がどこにいるか決まっていないので雰囲気も固定されませんし、部署が違っても気軽に入りやすく、話しかけやすい空気になるんです。

(編集部)――違う部署同士のコミュニケーションが促進されると、会社の事業にも好影響が生まれそうですね。

おっしゃる通りです。他部署との連携がしやすくなるので、まさにいま他事業部とのクロスセルなどが増えてきています。

(編集部)――オフィスを見せていただいたときに感じたのですが、会議室も多種多様ですよね。

  • 「ファミレス席」と呼ばれる、気軽に利用できる会議スペース

そうですね。実は以前のオフィスでは会議室が慢性的に不足していました。そうした社員の声を受けて、いまでは会議室に加えて「ファミレス席」と呼ばれるスペースが設置されています。見た目がファミレスの席に似ているのでそう呼んでいるのですが、会議室と違って予約いらずで気軽に利用できるので、ちょっとした打ち合わせなどにとても便利です。

そのほかにも工夫を凝らしています。部屋の壁をガラス張りにして、上半分はすりガラスに、下半分は透明にしているんです。上半分は見えないのでセキュリティも万全ですし、下半分が透明になっていることで密室化を防いでいます。密室化を防ぐことはコンプライアンスの強化にも有効ですし、何より、だらだらと会議を続けるようなことがなくなりました。

(編集部)――“半分だけ見える”というのがポイントですね。

  • 外の騒音を遮断してくれる個室ブース

最近ではオンラインでの打ち合わせや商談も当たり前になりました。テレワークだけでなく、本社でもオンラインでお客さまと商談する機会は多くあります。そこで、共同印刷本社では個室ブースを導入しています。外の騒音を遮断してくれるので、秘匿性の高い業務も安心して行えます。

(編集部)――テレワークだけでなく、オフィスワーク、さらにオフィス内でオンラインでの業務を行う環境も用意されているのですね。これだけの環境が整っていると、社員の方も安心して自分らしい働き方を選択できそうです。

業務だけでなく、新社屋には社員が心地よく過ごすための施設があります。まずは社員食堂です。広々として清潔感があり、毎日豊富なメニューが楽しめます。外光がたっぷりと入る明るい空間になっていて、窓に向かった席もあるため、天気の良い日はとても気持ちよく食事ができるんです。

そして、社員食堂からすぐに出られる緑豊かなテラススペースもあります。本社の周りは高いビルがないため、開放的な気分でリフレッシュできます。

(編集部)――社員の方が気持ちよく働けることを一番に考えた設計になっていますね。都心のオフィスビルではなかなか見ない設計かと思います。

その点は自社ビルならではのメリットですね。すれ違う人も基本的には同じ共同印刷の社員ですので、エレベーターなどでも顔見知りとばったり会うことが多いです。そこで談笑が生まれたりして、会社全体のコミュニケーション活性にもつながっていると感じます。

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多様な働き方で、これからの時代を見据えた提案を

(編集部)――最後に今後の展望について教えてください。

私個人としては、変化する時代に常に対応していきたいと考えています。例えば、私が担当している各種試験のトータルサポート事業では、ペーパーレス化が進んでいる現状があります。今まで紙で出願していたけれど、今後はWebにも対応していかないといけなかったり、受験票もペーパーレスにしたり、お客さまのメリットを考えながら時代の変化を見据えた提案ができる営業をめざしたいですね。

社員一人ひとりが自分らしく働き、輝ける会社

テレワークやオフィスワーク、フレックスタイムなどを使い分けながら、自分らしい働き方を実践している野谷さん。そんな野谷さんの働き方を支えているのが、共同印刷が採用しているさまざまな制度や新オフィスの設備でした。

ちなみに、共同印刷では積極的に新卒採用を行っています。野谷さんに、共同印刷ではどのような人材を求めているかについても聞いてみると「共同印刷は求める人材像に『未来の開拓者』を掲げています。今回お話したように、共同印刷は自分らしい働き方を決めることができるだけでなく、若手にもどんどん裁量権が与えられる会社です。『若手は言われたことだけやっていればいい』が一切ない、風通しや雰囲気がとても良い会社なので、自分らしい働き方を求める人はぜひお待ちしています」とのこと。

社員一人ひとりが自分に合った働き方を選び、それをしっかりと会社がサポートする。それこそが共同印刷という会社の持つ本当の強みといえそうです。

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