性欲は男性がハリのある毎日を過ごすためにも不可欠。

サプリメントで手軽に性欲を高めることができるなら、それに越したことはありません。

しかし、「本当にサプリで性欲が高まるのか?」そして「どんなメカニズムで高まるのか?」はあまり知られていないのが実情です。

今回の記事では性欲を高めるサプリについて知っておくべきことをお話した上で、具体的におすすめの成分を紹介します。

「もっとムラムラ感を高めて楽しく日々を過ごしたい!」

「学生の頃のようなギラギラした感覚を取り戻したい!」

そんなあなたにピッタリの記事です。ぜひ最後までご覧ください。

サプリで男性の性欲を高めることはできる? 知っておくべき3つのこと

まずは性欲を高めるサプリについて、最低限知っておきたいことを3つお伝えします。

事前に知っておくことで、購入してからガッカリすることを回避できますよ。

① 中〜長期摂取により性欲向上が確認されている成分は存在する

まずは朗報。「本当にサプリで性欲が上がるの?」とお考えの方もいるのもわかりますが、研究により性欲向上が確認されている成分は存在します。

性欲は男性のQOLや妊活など、社会課題に直結するため、意外にも多くの成分で性欲に関する研究が行われているのです。

そして研究で好ましい結果が出ている成分は、あなたの性欲を呼び起こすサポートをしてくれるでしょう。

ただし、注意点が1つあります。性欲を高めるサプリと聞くと、飲んでから即効でムラムラすることを期待する方がいるかもしれません。

しかし、残念ながら飲むだけで誰もがみだらな気持ちになる「媚薬」のようなサプリはありません。

性欲向上が確認されている試験では、少なくとも1ヶ月〜3ヶ月の長期摂取により結果が出ています。本気で性欲を向上させたい場合は、研究結果と同じぐらいの期間しっかりとサプリを継続摂取することが大切です。

② 性欲のメカニズムは完全に解明されていない

次に少しだけ悲報。実は、性欲が発生するメカニズムは現代の科学でも完全に解明されていません。

つまり「コレをすれば誰もが確実に性欲が増える!」という明確な方法はまだわかっていないのです。

実際のところ、男性の性欲は身体や精神、人間関係や文化的要素など、複数の要因が複雑に絡み合って影響を受けていることが明らかになっています※1

もちろん、統計的な観点からいくつか性欲にとって不可欠な要素は見つかっていますが……メカニズムが不明な以上は個人差も大きくなるのが実情。

だからこそ、性欲を本気で高めていきたい場合は、メカニズムが異なるサプリを複数試すことや、サプリだけではなく生活習慣の改善にも取り組むことが効果的です。

※1参照:Male Sexual Desire: An Overview of Biological, Psychological, Sexual, Relational, and Cultural Factors Influencing Desire

③ 薬の副作用による性欲減退はサプリで治療が難しい

最後も悲報……。残念ながらサプリでは性欲をケアできないケースも多くあります。

その最たる例が、薬の副作用による性欲の減退。いくつかの薬は脳の中枢やホルモンのバランスに強力な変化を加えるので、性欲低下が副作用として明確に存在するのです。

例として、服用している人の多い以下の薬は性欲の低下が副作用として確認されています

・AGA治療薬
・抗うつ薬や抗精神病薬
・特定の降圧剤

特に抗うつ薬は公表されているデータより性機能障害が発生する割合が高いと言われています。とある研究では抗うつ薬を飲んでいる人のうち63%の人が何らかの性機能障害を抱えているというデータも存在するぐらいです※2

もし薬が原因で性欲が低下している場合、残念ながら服用をやめない限りは改善することが難しい症状になります。

お薬を服用しはじめてから性欲の減退を感じた場合には、サプリを検討する前にお医者様に相談するようにしましょう。

※2参照:Sexual problems in healthy and depressed persons

サプリで男性の性欲を高めるために必要な3つのアプローチとは

先ほど伝えたように、性欲のメカニズムは完全に解明されていません。

しかし、サプリで以下3つの要素にアプローチをかけると性欲が向上する可能性があることは、研究によって明らかになっています。

① テストステロンを高める

性欲を高める1つ目の手段は、男性ホルモンの一種である「テストステロン」を高めることです。

テストステロンは男らしい筋肉や骨格、強気のメンタル、性的慾求や性機能など、男性らしさを身体に反映させるホルモン。

男性の方が女性より性欲が強いのは、テストステロンが女性より多いからであるともいわれています。

そして古くからさまざまな研究で、性欲を発生させるにはテストステロンが必要不可欠であることがわかっているのです。

実際、40 歳から 79 歳までの男性 3,369 人のテストステロンを計測したところ、性欲が低下している人はテストステロンも低いことが報告されています※3

そして、テストステロンが減少している人に対して補充を行う治療は、性欲を大幅に回復させることも研究でわかっていますよ※4

サプリの中にはテストステロンを自然に増やしてくれる「テストステロンブースター」と呼ばれる成分がいくつかあります。

そしてテストステロンブースターの中には、研究で性欲向上の機能が確認されている成分があるのです。

※3参照:Identification of late-onset hypogonadism in middle-aged and elderly men
※4参照:Testosterone Therapy Improves Erectile Function and Libido in Hypogonadal Men

② ドーパミンを増加させる

2つ目の性欲を高める手段は、脳内の「ドーパミン」を増加させること。

ドーパミンは脳内でモチベーションや快楽を司るホルモンの一種です。

明確なメカニズムはまだ明らかになっていませんが、ドーパミンを増やすことは性欲の向上に繋がるといわれています。

実際に動物を用いた実験では、ドーパミンが脳内に放出されることでオスの性的行動が高まることが確認されました。つまり、ドーパミンを増やすことが性欲向上に効果的な可能性が高いのです※5

サプリでは脳内でドーパミンの材料となる物質を摂取することで、ドーパミンを増やすことが可能です。

※5参照:Dopamine and male sexual function

③ ストレスや疲労感を軽減する

最後の性欲を高める手段は、ストレスや疲労感を軽減させて間接的に性欲が出やすい状況を作ることです。

イメージしてください。「仕事でドッと疲れた……」「明日はプレッシャーのかかるプレゼンだ……」そんな状況で性欲なんて湧いてきませんよね。

基本的に、人間は精神や肉体の負担が大きい状況であまり性欲が発生しないようになっているのです。

実際のところ、ストレスを感じると増える「コルチゾール」と呼ばれるホルモンは、性欲に重要な「テストステロン」を減らすことが明らかになっています※6

さらに、過度なストレスがかかったうつ病の患者さんは、性欲を引き出すとされるドーパミンが正常に分泌できなくなることも報告されているのです※7

サプリの中には神経を落ち着かせてストレスを軽減したり、抗酸化作用により疲労感を和らげたりする成分があります。

普段からストレスや疲労を感じやすい人には特におすすめの種類です。

※6参照:Relationship Between Circulating Cortisol and Testosterone: Influence of Physical Exercise
※7参照:Dopamine System Dysregulation in Major Depressive Disorders

男性の性欲を増加させるサプリのおすすめ成分6選

お待たせいたしました。

ここからは性欲向上の目的で摂取するサプリの成分としておすすめできるものを6つご紹介します。

① LJ100

LJ100は、マレーシアで古くから精力増強剤として摂取されてきたトンカットアリを、特殊な製法で100倍濃縮した成分。

近年の研究でトンカットアリはテストステロンを増加させる機能があるとわかり、現在注目を集めています。

テストステロンを高めることから、もちろん性欲向上の面でも好ましい結果が報告されました。

とある研究では、30歳〜55歳の男性109名を対象に、300mgのLJ100を12週間摂取してもらいました。すると、試験開始前と比較して性欲に関する検査のスコアが14.4%も向上したのです※8

LJ 100は特に40代以降の方を対象としたデータが豊富なので、性欲以外にも全体的な衰えを感じはじめている方におすすめ。

※8参照:Randomized Clinical Trial on the Use of PHYSTA Freeze-Dried Water Extract of Eurycoma longifolia for the Improvement of Quality of Life and Sexual Well-Being in Men

② テストフェン

テストフェンは、カレーのスパイスとしても使われる「フェヌグリーク」の有効成分を抽出した最新の素材。

フェヌグリークも古くから男性の性機能向上を目的とされ、民間療法として広まっていました。

現代になり具体的な成分が分析されはじめると、テストステロン増加や性欲の向上など、男性にとって嬉しい効果が次々と明らかになったのです。

そしてテストフェンは性欲に関する研究結果がとくに顕著。

ある研究では600mgのテストフェンを12週間継続摂取させたところ、性行為の頻度が2.5倍に増加したという驚きの結果が得られました※9。具体的には、もともと週1回しか行為を行わなかった男性が、週に2.5回の行為を行うようになったのです。

さらにテストフェンがすごいのは、もともと健康な人の性欲も高めてしまうところ。25~52歳で性的不調のない54人の男性を対象に行った研究でも、600mg/日のテストフェンを6週間摂取させたところ、性欲に関するスコアが15.2%も向上しました※10

今回の記事で紹介する成分の中でもトップクラスの性欲向上ポテンシャルを秘めるテストフェン。性欲をたぎらせたい方はぜひ一度お試しあれ。

※9参照:Physiological aspects of male libido enhanced by standardized Trigonella foenum-graecum extract and mineral formulation

※10参照:Testofen, a specialised Trigonella foenum-graecum seed extract reduces age-related symptoms of androgen decrease, increases testosterone levels and improves sexual function in healthy aging males in a double-blind randomised clinical study

③ マカ

マカは精力向上が期待できる素材として定番ですね。正体はアンデス山脈の高地で栽培されているアブラナ科の野菜で、ベンジルグルコシノレートという特殊な有効成分を多く含んでいます。

実はマカが性欲を向上させる具体的なメカニズムは明らかになっていないのですが、研究では性欲向上の可能性が示唆されています。

とある研究では、マカを1,500mg摂取するグループ、3,000mg摂取するグループ、マカが入っていないプラセボを摂取するグループにわけて12週間の実験が行われました。すると、マカを摂取したグループでは12週間で15.1%性欲が向上する結果に※11

同じ研究ではマカの摂取によりテストステロンは増加しなかったことがわかっているため、別のメカニズムで性欲が向上したと考えられます。

LJ100やテストフェンと比較するとややパンチが弱く感じますが、サブ的な成分として摂取すると良いかもしれません。複数のメカニズムからアプローチをかけることも大切です。

※12参照:Effect of Lepidium meyenii (MACA) on sexual desire and its absent relationship with serum testosterone levels in adult healthy men

④ サフラン

サフランは世界で最も高価なスパイスとして知られている植物です。

抗炎症作用や神経の保護作用が注目されており、主にストレス軽減や睡眠の質向上の効果で知られています。

そんなサフランは不安やストレスの軽減効果を発揮することから、弱気になりがちな方の性欲を引き上げてくれるかもしれないのです。

実際の研究では、20人のED患者に1日200mgのサフランを10日間摂取させたところ、性欲の向上が認められました※13

現時点でバリバリ元気な人にはイマイチかもしれませんが、疲れがちな人やストレスを感じている人にはピッタリかもしれませんね。

※13参照:Evaluation of Crocus sativus L. (saffron) on male erectile dysfunction: a pilot study

⑤ バイオドーパ

バイオドーパは、豆科の植物であるムクナの有効成分を高濃度で保有する抽出物。

ムクナは脳内でドーパミンの原料になる「L-ドーパ」を豊富に含んでおり、アジア圏では古くから性欲改善や不妊症の治療に役立てられてきました。

バイオドーパはそんな有効成分、L-ドーパが必ず30%以上含まれている高品質なムクナの抽出物であり、サプリメントの素材として注目されているのです。

ちなみに、ムクナにはドーパミンを増やすだけでなくテストステロンを向上させる機能も確認されています。研究ではムクナの粉末を1日5g、3か月間摂取させたところ、テストステロン量が約30%上昇しました※14

つまり、バイオドーパは「テストステロン」と「ドーパミン」という性欲向上に欠かせない2つの要素を一度に高めることができる優れた素材といえます。

※14参照:Mucuna pruriens improves male fertility by its action on the hypothalamus–pituitary–gonadal axis

⑥ SAシステイン

SAシステインはにんにく中の有効成分。少量で非常に強い抗酸化作用をもつため、現在大注目の成分なのです。

そんなSAシステインは抗酸化作用によって疲労感の軽減テストステロンの向上など、性欲につながる様々な研究データが揃っています。

動物を用いた研究結果では、ラットにSAシステインを投与した結果テストステロンの大幅な向上が観察されました※15

疲れの軽減も性欲の増加にとってはプラスの要素になるので、日々活力が低下気味の方には適した成分といえますね。

ちなみに、SAシステインは生のにんにくにはほとんど含まれていないため、熟成にんにくやサプリでの摂取がおすすめの成分です。

※15参照:S-allyl cysteine increases blood flow in NO-dependent and -independent manners

サプリで性欲を高めたいならデータに基づいた摂取が重要

ここまで性欲向上が期待できるサプリの成分について解説してきました。

100%とは言えないものの、栄養素の面からも性欲にポジティブな影響を与えられることがよくわかる結果でしたね。

現在衰えを感じ始めている方も、まだまだ性欲を高めたい若い方も、ぜひデータが豊富な成分を日々の生活に取り入れてみてください。

ただし、最後に1点注意があります。市販のサプリの中には、文言だけ魅力的なのに科学的根拠のない成分を採用しているものや、成分の凄さだけをアピールして成分の配合量が記載されていない製品も溢れているのです……。

製品を選ぶ際にはくれぐれも表示に惑わされず、「データが豊富な成分」が「研究で結果が出ている必要な量」入っているサプリをみつけてくださいね。

ちなみに、ナイトプロテインではLINEで無料相談を承っています。サプリメントに関するご質問はもちろんのこと、性欲を高めるための生活習慣や男性特有のお悩みに関するご相談もウェルカムです!

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