動画サービス「FOD」で好評を博している独占配信ドラマ『地獄のガールフレンド』

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漫画家・鳥飼茜による同名漫画を実写化した本作は、3人の女性が主人公。
バツ1でシングルマザーのイラストレーター・島田加南31歳(加藤ローサ)、セカンドバージン状態のOL・首藤悠里28歳(武田梨奈)、自由奔放なジュエリーデザイナー・出口奈央36歳(桜井ユキ)と、性格も境遇もまったく異なる3人が一軒家で共同生活を開始することに。恋愛、性欲、仕事。アラサーたちが語り始める“女の本音”とは?

今回は、作品と同じく色々な悩みを抱えたリアルなアラサー女性3人が集結。『地獄のガールフレンド』第1話を視聴してもらったうえで、彼女たちを取り巻く環境を紐解いていく。

――――― 今回の参加者 ―――――

Attention!
この記事はネタバレを含むため、『地獄のガールフレンド』第1話視聴後の閲覧をオススメします。

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どうしても“比較”される女性

――事前に第1話を観ていただいたとのことで、まずは感想を教えてください。

加南が元夫から「君は何もできない」と、めちゃくちゃ責められているシーンを見て苦しくなって……。実は最近別れた彼氏にも、あんな風に言われた経験があるんですよ。自分とリンクしちゃいました。言われ続けると反論の気持ちすら失せるんですよね。そうすると相手も「反論してこない=俺が正しい」と思ってヒートアップしちゃう。恋人とか夫婦のバランスが崩れていくんだなと客観的に思いました。

  • 第1話より、加南の元夫。加南と息子を“養ってやっている”と思っており、家事や育児には非協力的なため離婚に至った。自分では「正論を言っている」と思っている様子がモラハラに感じてやまない ※画像クリックで詳細へ

女性はどうしても“比べられる”んだなって思いますね。職場なのに恋愛のことで比較されたり、部屋が汚いだけで非難されたり。いまはこんなに多様性のある時代なのに、「女の子なんだから」っていう固定概念がまだまだ捨てきれていない人もいますし。ここから最終回に向かって、3人がそういったしがらみを吹き飛ばしてくれるのを願います。

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私は、悠里が友達のアヤカから飲み屋さんで励まされているシーンが印象的でしたね。悠里はそのとき区役所からアパートの立ち退きを命じられたことで落ち込んでいて。それなのに、アヤカは悠里が「“ちょっといいな”と思っていた同僚に彼女がいたから落ち込んでいるんだ」と決めつける。的外れな励ましをし続けるんです。“なんでも持っている”風な女からの励ましのウザさ(笑)。身近にもいるよな~っと思ってめっちゃ共感しました。

  • 悠里の友人、アヤカ。「友達だから」という言葉にかこつけて、上から目線のアドバイスを行っていく ※画像クリックで詳細へ

――主人公となる加南、悠里、奈央はタイプも性格も丸っきり違う3人です。みなさん自身は誰に似ていると思いましたか?

(顔を見合わせて)……悠里?

――おお、意見が一致!

悠里って不器用な人間ですよね。それがもちろん悪いだけではないんですけど、「もう少し柔軟に考えたらいいのに」とか「考えすぎなんじゃ」とか歯がゆく感じてしまう。私も一人で悩みまくって、結局答えを出せないことも多いので、「うわ、自分もこう見えてるんだろうな~」って思いました。

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そうそう。悠里は熟考してから発言したり、自分を押し殺したりするタイプなんですよね。対照的に、加南は発言するより行動に出ちゃう。奈央は……とにかく自由気ままな感じじゃないですか。そう思うと悠里です。令和という新しい時代になりましたけど、“世論”とか“普通”への同調を求められることはまだまだ多いし、私たちも自我を殺して従ってしまう。そういうところが悔しいけど、似ていたんですよね。

“理想の恋愛”に回答はない

――3人とも主人公と同じく、現在はパートナーがいないと聞きました。2020年にもなりますし、今後の“理想の恋愛”を教えてください。

私はワガママを言える恋愛をしたいです。いつも我慢しちゃって、息苦しくなって上手くいかなくなって……そんなサイクルを繰り返している気がします。

例えばどんなワガママを言いたいとかある?

女の子の言うかわいいワガママというか……「いますぐ来て!」とか言いたいんです!

――それってワガママというか、普通レベルの“おねだり”では……?

それが言えないんですよ……嫌われたくないので。なので都合の良い女になりがち。もっと自己肯定感を高めたいなっていつも考えています。なかなか先には進まないんですけどね~。

めちゃわかるな~。私もあんまり(彼氏に)言わないほうだと思います。でも、別れる間際にいままで溜まっていたうっぷんが爆発しちゃう。別れるときはいつも1時間、正座で説教(笑)。今度は本音が吐き出せるような恋愛がしたいなと思います。

  • 整骨院で出会った22歳の石原先生と恋に落ちていく加南。息子の存在や年齢差など悩みはつきないが、お互いの気持ちを素直に受け入れ合うことで関係を深めている ※画像クリックで詳細へ

――ミサキさんはどうですか?

この流れを崩しちゃうかもしれないんですけど、いままでは愛でられる恋愛が多くて。なので、逆に男の人には全力で尽くしたいし、甘えられたいんです。そして、それをウザイと思わないでほしい。その気持ちは愛情だから、ラフに受け取ってほしいです。

母性本能が強めだ。

強め、むしろ母性が“濃いめ”です。男の人はあんまり尽くすと重いと感じますよね。でもそうじゃない、頭ポンポンは私がしたい。この季節は寒いですけど、マフラーは自分で巻くから(彼女の)巻こうとしないで欲しいです……結局、長くつき合えた人は、甘えてくれる人でした。

え、私は巻いて欲しい……(笑)。

私はとにかく男女対等でいたいです。ドラマのなかで、加南が元夫に「収入が一緒じゃないのに、家事の量が同じっておかしくない?」って言われるシーンがありましたよね。あれには憤りしかないですね。夫婦になればひとつの家庭を形成しなければならないんだから、お互いに“対等”であればいいのでは? と思います。

男女対等、わかります。お互いに金銭感覚も含めて同じでいたい。

結婚生活の新法則とは

――男女平等というお話が挙がりましたが、結婚生活で他に必要だと思うことは?

さっきの話にも通じるんですけど、ちゃんと2人が同じ目線でいられることを重視したいです。仕事、経済面、交際範囲とか、お互いのことを認めていられる関係が理想ですよね。

私が必要だと思うのは、ずばり一言で「報告・連絡・相談」ですね。

おおっ!

結婚した夫婦を見ていると、揉めている原因のほとんどが“連絡のすれ違い”なんですよ。大きいところでいうと「仕事辞めてきたから」とか「親と同居することにしたから」とか。小さいことでも、「今夜はご飯が必要かどうかわからないから、とにかく作って待つしかない」とか。そういう報連相が欠けることでコミュニケーション不足に繋がって、小さなわだかまりが積み重なっていくんだと思うんです。

たとえお互い「報連相を心がけよう」っていっても、必ずしもできるとは限らない。なので、原始的かもしれないけど家のなかに連絡ボードを置いて、お互いのスケジュールを書き込んで把握していけば問題も起きづらくなりますよね。“一瞬”じゃなくて“一生”を過ごすと決めた相手に対して必要なマナーだと思います。

なんだかすごく納得しました。いまは子どもがほしいとそこまで思っていないけど、好きな人とは一緒に生活したい。でも相手がどう考えているかはわからない。いままでの彼氏ともそこでコミュニケーションエラーが発生してモヤモヤすることが多かったんです。それを解決することこそが、報連相なのかもしれないですね。そのこと念頭において結婚すれば幸せになれそうです。

最初は『地獄のガールフレンド』みたいなルームシェア、自分の時間がほしい私には向いてないかなと思っていたんです。でも、今日色々話しているうちに、性格は違えどこういう話し合いができる人とならルームシェアしてもいいなって(笑)。

女性って「彼氏を作らなきゃ」とか「子どもを産まなきゃ」とか常に“外からの世界”に見張られていて、その歪みを“苦しい”と感じることが多いんです。でも、『地獄のガールフレンド』では違うようで同じ境遇の3人が集まっていて、そんな住みやすそうな世界が羨ましい。引き続き観続けて、自分も話し合いに参加している気分を味わおうと思います。


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