タイトルを聞けば、なんとなくイメージは湧く。けれど、同時になんともいえない気持ちになってしまう。それがドラマ「不倫食堂」だ。

  • 『不倫食堂 第2期』 ※画像クリックで作品ページへ

「不倫」という世間からはタブー視されている不貞行為と、「食堂」という昔ながらの温かみを感じる存在がドッキングされている異色の作品。今回は、「不倫食堂」のなかでも7月に公開されたばかりの第2期を視聴することに。主演の武田真治さんでさえ「トンデモないドラマ」と称する、その内容とはいったい……?

「不倫食堂」とは

「不倫食堂」は、『グランドジャンプ』で連載中の同名コミックを実写化したオリジナルドラマシリーズ。フジテレビが運営する動画配信サービス『FOD』で独占配信されている。

第2期の主人公・日比野晃(45歳)は、出張先でご当地グルメを堪能するのが趣味のサラリーマン。優しい妻と可愛らしい娘に恵まれて、順風満帆な生活を送っていた。それだけならば単なるグルメ番組で終わるのだが、このドラマの醍醐味はそこから。名店に赴くたびに、なぜだか人妻の美女と知り合いに。そしてともに食卓を囲っているうちに、これまたなぜだか一夜を共にしてしまうのだ。

まさにタイトルからもお察しの通り、「食欲」と「性欲」どっちも満たせちゃうといったわけである。

あらすじを読んでいる限りでは「なんだそりゃ!?」と口をついて出るような内容だが、視聴してみるとこれがまあ面白い。予想の斜め上をいく展開はいい意味でツッコミどころが満載で、飽きがこない作りになっている。1話あたり約20分というショートストーリーにもかかわらず、人間の欲求がみっちりと詰まっていた。

『不倫食堂 第2期』の見どころはここだ!

それでは、『不倫食堂 第2期』のいったい何が視聴者の心を掴んだのか。独断と偏見ではあるが、3つのポイントに絞ってご紹介しよう。

その 1
とにかく肉体美全開の武田真治から目が離せない

一番に言及したいのは、主人公・日比野晃を演じる武田真治さんについて。彼こそが、『不倫食堂 第2期』の“メイン食材”といっても過言ではない。個人的に着目した(というか目を奪われた)武田真治さんの魅力は次の通りである。

▶ 朴訥な喋り方のなかでキラリと光る“イヤらしさ”のエッセンス

キリッとした端正な顔立ち、なのにどこか甘さの残る視線にドキっとするのはもちろんのこと。だが、『不倫食堂 第2期』で特に注目してほしいのは武田真治さんのセリフに他ならない。

  • 「第2話 もっとずりあげて」※画像クリックで続きを見る

朴訥とした話し方で生真面目さが伝わってくる男、日比野晃。しかし、ひとたび人妻と出会うと、どういうわけか彼女たちが骨抜きになっていく。その理由こそが、声にあるのではと私は考える。

たとえば、偶然知り合った素敵な女性。その薬指に指輪を見つけたときの「人妻かあ……」という演技は絶品だ。人妻で嬉しいのか残念なのか、その真意はわからないものの、とにかくこのあとの情事を彷彿とさせるような色気がダダ漏れである。

また、いざ濡れ場シーンに突入しようものなら、

「2度漬け……いや、2度入れ厳禁!(第1話)」
「おいなりさんもいいアクセントだぁ……(第2話)」
「しゃぶしゃぶサイコォ~(第3話)」
「虎穴に入らずんば……虎子を得ずっ!(第4話)」

など、語録になってもおかしくない言葉が次々と飛び出してくる。オヤジギャグのような表現のおかげで、イヤらしさは(いい意味で)激減。しかし、こんな何とも言い難いセリフを発しながらもベッドシーンを熱演する武田真治さんの姿こそが、この番組の魅力なんだろうなあ……と実感した。

  • 「第1話 おい、誰だキミは!!」 ※画像クリックで続きを見る

▶ 鍛え抜かれた筋肉が笑いをも呼び覚ます

また、武田真治さんを語るうえでは外せない要素がある。それがそう、「筋肉」だ。
シャツをしなやかに脱ぎ捨ててから情事後のピロートークまで、およそすべてのシーンで鍛え抜かれた身体が披露されている。そして何がすごいって、その肉体美までもがコメディに帰着するところ。

  • 「第3話 艶結びの神様」 ※画像クリックで続きを見る

雄叫びとともに繰り出される鮮やかなポージング。そのギャップに、行為中のシーンにもかかわらず笑いが止まらない。「エロ」と「コメディ」が絶妙に組み合わさった空間は、今まで濡れ場シーンに耐性がなかったという人でも一見の価値ありだ。

  • 「第4話 追え!罪を掘る者」※画像クリックで続きを見る

回を追うごとに、「前半パートは、武田さんの肉体を拝みたい視聴者に対する焦らしプレイなんじゃないか?」という錯覚に陥ってしまう。もはや地上波番組でもおなじみとなった彼の肉体美を、心ゆくまで堪能してほしい。

その 2
女性キャストが醸し出す “なんだかイケそう”感

全4話からなる『不倫食堂 第2期』では、各回に今をときめく女優が出演。彼女たちの存在も、本作の“スパイス”的な役割を果たしている。

  • 「第1話 おい、誰だキミは!!」 ※画像クリックで続きを見る

  • 「第2話 もっとずりあげて」※画像クリックで続きを見る

  • 「第3話 艶結びの神様」 ※画像クリックで続きを見る

  • 「第4話 追え!罪を掘る者」※画像クリックで続きを見る

たとえば第1話「おい、誰だキミは!!」に登場するのは、おのののかさん扮する美人妻・奈々子。立ち飲みの焼き鳥屋でひとり飲んでいた彼女は、2度漬け禁止のタレに焼き鳥をぐちゅりと入れ込みながら一言。「もうちょっと、クルクルしたいなあ」。その言葉がリフレインすると、場面は一転しラブホテルへ。夜の営みにおいても“クルクル”し出すのである。

  • 「第1話 おい、誰だキミは!!」 ※画像クリックで続きを見る

いたって普通の単語なはずなのに、彼女たちの妖艶さと相まると何だかいかがわしく聞こえてきて、男性のみならず女性までドキリとさせられてしまう。「こんな女性、現実にはなかなかいない……」なんて頭ではわかりつつも、「いたらいいな」とついつい思ってしまうほど、彼女たちは視聴者に夢を見させてくれるのだ。

  • 「第1話 おい、誰だキミは!!」 ※画像クリックで続きを見る

  • 「第3話 艶結びの神様」 ※画像クリックで続きを見る

その 3
BGMや豆知識など、細かい演出にも笑いが堪えられない

最後は、ドラマの“下味”ともいえる演出について。もちろんこの『不倫食堂 第2期』、細かいところまで手を抜かない。個人的に感じたのは、BGMのタイミングがこれまた絶妙であるということだ。

行為に及ぶ前、主人公は必ず美人妻と一緒にご当地の名物をいただく。普通の食事シーンなはずなのに、次第にムーディーな音楽が流れ出してくるので思わず吹き出してしまった。そこには、「真剣にエロいことをする」アンバランスな面白さが現れている。そして、いざ本番シーンに進んだかと思うと、先ほどとは打って変わってロックなBGMが。これぞ、『不倫食堂』がコメディたる所以だといえるだろう。

そして、人妻との出会いの場となる名店は、すべて実在する店舗。さらに、人妻からは「島根県は1世帯あたりの鯖の消費量が日本でもトップクラス(第3話)」など「なんだそれ!?」という豆知識まで披露されるのだから、もうどういったテンションで視聴したらよいのかわからない。とにかく言えることは、『不倫食堂』は視聴者をフッと笑わせて、日常のストレスや緊張感を緩和させる効果を持っているのである。


繰り返しになるが、『不倫食堂 第2期』は動画配信サービス『FOD』で配信中。視聴するには、月額888円~(税別)でドラマ・アニメなどが見放題になる「FODプレミアム」に登録すればOKだ。

また、『不倫食堂』の第1期では田中圭さんが主演を演じているので、未視聴の方はこちらも合わせて要チェック。

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ちなみに『FOD』では、アカウントひとつでマンガも購読可能。人妻の誘惑に心動かされる主人公の様子を、ぜひ原作とドラマの両軸で楽しんでほしい。

  • 『不倫食堂』(C)山口譲司/集英社 ※画像クリックで作品ページへ

ひとくくりに「男性の夢」と称していいのかわからないほど、女性でも笑ってしまうエロコメドラマ「不倫食堂」。その世界をじっくりと味わってみては。

[PR]提供: フジテレビジョン