Z世代のお金の悩みに、節約アドバイザーの丸山晴美さんが答えます。今回は、「ポイ活」について教えていただきました。

Q. ポイ活ってよく聞くけど面倒でよくわかりません。でもやらないと損のような気もして……。やったほうがいいですか? なにからやればいいですか?

日々のお買い物などでポイントを貯めて、そのポイントを上手に使って、お得に過ごすことを「ポイント活動」略して「ポイ活」と言います。

例えば、日ごろの買い物の支払いをポイントが貯まるキャッシュレス決済にしたら、購入金額分に応じたポイントがもらえます。また、その購入するお店のポイントがあれば、ダブルでポイントがもらえるというものです。

仮にそれぞれ100円で1ポイント=1円もらえるクレジットカードとポイントカードなら、1,000円分の買い物をすると、合計20ポイント=20円分のポイントがもらえるというわけです。そして貯まったポイントを次の会計時の支払いの一部として利用したり、貯めておくこともできます。

ポイ活の方法は、大きく分けて5つあります。

1. ポイントカードにポイントを付ける

お店独自のポイントや4大ポイントと言われる「Tポイント」「Pontaポイント」「楽天ポイント」「dポイント」などポイントを付ける。

2. キャッシュレス決済をしてポイントを付ける

クレジットカード、デビットカード、○○Pay、電子マネーなどの支払いでポイントが付くもの。

3. ネットショッピングでポイントを貯める

「楽天市場」や「Yahoo! ショッピング」などネットショッピングをしてポイントを貯める。

4. ポイントモールを経由した買い物

ネットショッピングをする際に、「Rakuten Rebates(楽天リーベイツ)」「永久不滅ポイント」といったポイントモールを経由して買い物をしてポイントを貯める。

5. クリックサイト、ポイントアプリやアンケートアプリなどで貯める

広告をクリックする、動画を見る、アンケートに答える、レシートを撮影する、歩いた歩数に応じてポイントが貯まるポイントアプリでコツコツ貯める。

その他リサイクルをすると、リサイクルしたものや量によってポイントがもらえるものなど、主に大手スーパーなどで実施しているもの。

ポイントをゲットするチャンスは数多くあります。とは言え、一度にあれもこれもとポイ活をするのは効率的ではありません。

おすすめは、1と2でポイ活する方法です。1はスマホアプリで、これら4大ポイントを付与することほぼ可能です(Tポイントは一部カード式での付与となります)。

また、お店によっては付与するポイントを選べるようになっています。例えば、ローソンではPontaポイントもしくはdポイント、ファミリーマートでは、Tポイント、楽天ポイント、dポイントと、貯めたいポイントを効率よく貯められるようになっています。自分にとってどのポイントが貯めやすいのかなど、日ごろの買い物状況や、スマホのキャリアなどトータルで考えて、ポイントを集約するとよいでしょう。

2のキャッシュレス決済は、クレジットカードやデビットカード、○○Pay、電子マネーなどを利用した際に金額に応じてポイントが付与されるものです。公共料金や通信費などの引き落としの際にクレジットカード払いにすると、ポイントが貯まりやすくなります。同じ払うのであれば、ポイントが付与される方法をおすすめします。

ただし、電力会社やガス会社など企業によっては、口座振替による支払いの場合、55円の割引があることがあり、1人暮らしの場合はクレジットカード払いで付与されるポイントよりも、口座振替による割引を利用したほうがお得になることもあります。55円分のポイントをもらうためには、1%付与のクレジットカードで5,500円以上の支払いが必要となるので、確認をしておきましょう。

3、4に関しては、ネットでのポイント付与となり、ネットでのお買い物が多いならぜひやっておきたいポイ活です。Rakuten Rebatesはアプリにもなっていますので、スマホからのお買い物が多く、楽天ポイントをメインに貯めているのであれば、入れておいて損はないアプリです。

5に関しては、ポイ活の魅力にハマってしまい、空いた時間もコツコツとポイントを貯めて、少しでもお得になりたい!というマメで、ポイ活をゲーム感覚で楽しめる人にはおすすめできますが、面倒だと感じるのであればおすすめしません。

他にも特定のお店や特定の日になると、ポイントが倍になるなどキャンペーンのタイミングを狙って、ポイントを付ける方法もありますが、ポイント制度がなく、そもそも商品が安いお店で買った方がお得であることもあるので、そのあたりもチェックできるといいですね。

そして、ポイントは使ってこそお得になるものです。ポイントには無期限のものと使用期限があるものもあるので、期限のチェックは忘れずに行いましょう。また、貯まったポイントは、支払時などに簡単に使えるものをメインにするとよいでしょう。貯まったポイントを使うために、特定のサイトからポイント交換手続きをするといった手間がかかるポイントは、期限切れになりやすくせっかく貯めたポイントも失効してしまえば意味がありませんので、ポイントの利用方法も確認しておきましょう。

ポイ活と一言で言っても、なかなか奥深い世界です。そして、あまりポイントばかり追い続けると、かえって手間や時間、お金の無駄になってしまうこともありますので、まずはご自身のライフスタイルや取り入れられそうなところから実践してみてくださいね。