四季のある日本には、スイーツにも「季節感」というものが存在します。スーパーやコンビニに並ぶスイーツが少しずつ春仕様に変わると、「春が来たな」と感じる人も多いのではないでしょうか。桜色の和菓子や、旬のいちごを使ったスイーツは、この季節ならではの楽しみとも言えますよね。

今回は、「春になると食べたくなるスイーツ」をテーマに、マイナビニュース会員へアンケート調査を実施。みんなが春に選ぶ定番スイーツをランキング形式でご紹介します。

  • 春スイーツ人気ランキング

春になると食べたくなるスイーツはある?

ある 67.3%
ない 32.7%

春に食べたくなるスイーツが「ある」と回答した人は、全体の約7割。みなさん、それぞれのお気に入りがあるようです。

春に食べたくなるスイーツランキング

春に食べたくなるスイーツとは具体的に何なのか、先の質問に「ある」と答えた方に聞きました。選択肢から一つだけ選んでもらうと、結果はこのように。

順位 項目 割合
1位 桜餅 22.3%
2位 いちご大福 17.8%
3位 いちごパフェ 8.9%
4位 いちごショートケーキ 8.3%
5位 いちごタルト 5.6%
5位 桜フレーバーのお菓子(桜ラテ・桜クッキーなど) 5.6%
5位 アイス・ジェラート 5.6%
5位 かしわ餅 5.6%
9位 ぼたもち 4.7%
10位 団子 4.2%
11位 抹茶スイーツ 2.4%
11位 大福 2.4%
13位 わらび餅 2.1%
14位 あんみつ 1.5%
15位 レモンスイーツ 1.2%

トップ5まで、桜といちごにまつわるスイーツがずらりと並ぶ結果となりました。上位2つが和菓子という点は、少し意外に感じる方もいるのでは?

全体を見ても15品中9品が和菓子、6品が洋菓子という内訳で、和菓子の割合がやや多め。春らしさを感じられるスイーツは、和菓子のほうがバリエーション豊富なのかもしれませんね。

ここからは、1位から10位まで、各スイーツが選ばれた理由を順に見ていきましょう。

1位 桜餅…22.3%

  • 桜餅のイメージ

春に食べたくなるスイーツランキングで、見事1位に選ばれたのは「桜餅」でした。桃の節句に欠かせない存在であり、お花見シーズンの定番スイーツとして親しまれています。

選んだ理由

  • 「桜が咲く前も散った後も、ピンク色の見た目と桜の葉っぱに春を感じられるので」(55歳男性)
  • 「お花見に桜餅は欠かせません」(43歳女性)
  • 「塩漬けにされた桜葉の香りがとても良くて、あんこの甘さとマッチ。桜餅は粒あんのほうが好きです」
  • 「桜餅は断然、関西風の道明寺! 和菓子のなかで一番好きです」(47歳女性)

桜餅の魅力といえば、やっぱり桜の葉。ほのかに桜の香りが感じられ、あんこの甘さを引き立てる絶妙な塩気がたまりません。

ちなみに、桜餅は関東と関西で形状や食感が異なることでも知られています。関東では、クレープのように薄く焼いた生地であんこを包むのが主流。一方、関西では道明寺粉を使ったつぶつぶの生地で包むタイプが親しまれています。

どちらが好みかで意見が分かれるのも、桜餅ならではの楽しみ方と言えそうです。

2位 いちご大福…17.8%

  • いちご大福のイメージ

2位の「いちご大福」は、春に旬を迎えるいちごのスイーツとして外せない存在。ころんと丸い大福の白に、いちごの赤が映える一品です。

選んだ理由

  • 「春は縁起をかつぐ意味で、大きな福の大福を食べたくなります。なかでもいちご大福は贅沢な感じがして昔から好き」(38歳男性)
  • 「もちがやわらかくて、とろ~っとしているいちご大福が大好きです」(43歳女性)
  • 「普段甘いものは食べませんが、白あんのいちご大福だけは無性に食べたくなります」(52歳男性)
  • 「春を感じます。ピクニックでよく食べました」(43歳男性)

ジューシーないちごの甘酸っぱさと、あんこのやさしい甘みが合わさった味わいは、この季節ならでは。いちごを生地ですっぽり包んだタイプや、大福の切れ目に豪快に挟んだタイプなど、形もさまざまです。

また、粒あん・こしあん・白あんといった違いもあり、お店ごとの個性を楽しめるのも魅力。老舗和菓子店からコンビニまで幅広く手に入るため、食べ比べてみるのも楽しそうですね。

3位 いちごパフェ…8.9%

  • いちごパフェのイメージ

3位にランクインしたのは「いちごパフェ」でした。「パフェ活」という言葉が生まれるほど、近年注目を集めているパフェ。ファミレスのデザートとしてはもちろん、専門店まで登場するほどの人気ぶりです。

選んだ理由

  • 「いちごは果物のなかで一番好きなので、いちごたっぷりのパフェが出ると飛びつきます」(34歳女性)
  • 「春には色んな飲食店でいちごフェアが始まり、店ごとに特徴も違うので食べ飽きない」(49歳男性)
  • 「温かくなってくると、ひんやりしたデザートを食べたくなるので」(58歳男性)

パフェの魅力は、フルーツだけでなく、アイスクリームや生クリームとの組み合わせも楽しめる点。最近では、あまおうや白いちごをなど品種にこだわったものや、いちごの断面を生かしたアートのような盛り付けなど、バリエーションもますます豊かになっています。

春のひとときを、少し特別にしてくれるスイーツと言えそうですね。

4位 いちごショートケーキ…8.3%

  • いちごショートケーキのイメージ

4位は「いちごショートケーキ」でした。ショートケーキといえば、やはりいちごを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。ふわふわのスポンジとなめらかな生クリーム、そこにいちごの甘酸っぱさが加わった味わいは、世代を問わず愛されているようです。

選んだ理由

  • 「いちごはショートケーキで味わうのが一番美味しいと思う」(48歳男性)
  • 「春といえば、いちご一択なので」(58歳男性)

実はショートケーキの「ショート」には、もともと「サクサクした」という意味があり、外国では生地にビスケットを用いたものが一般的なのだとか。私たちが親しんでいる、ふんわりとしたスポンジに生クリームといちごを合わせたショートケーキは、日本ならではの味わいとなっています。

5位 いちごタルト…5.6%

  • いちごタルトのイメージ

春に食べたくなるスイーツランキング、5位に選ばれたのは「いちごタルト」でした。いちごがたっぷりトッピングされたタルトは、見ているだけで幸せな気分になりますよね。

選んだ理由

  • 「もともとタルトが大好きだから」(29歳女性)
  • 「いちごがいっぱいのったタルトを見ると、季節を感じます」(43歳男性)

香ばしく焼き上がったサクサクのタルト生地に、なめらかなクリーム、そして仕上げにみずみずしいいちごが重なった贅沢な一品。見た目の華やかさと味わいのバランスから、春らしいスイーツとして多くの支持を集めているようです。

5位 桜フレーバーのお菓子(桜ラテ・桜クッキーなど)…5.6%

  • 桜クッキーのイメージ

5位には「桜フレーバーのお菓子(桜ラテ・桜クッキーなど)」がランクインしました。ホットドリンクや、クッキー、マフィン、あんぱんなど、春になるとさまざまなお菓子が桜風味で登場し、売り場を彩ります。

選んだ理由

  • 「コンビニに並んでいると、ピンクで春らしいのでつい買ってしまう」(46歳女性)
  • 「季節限定商品というのに弱いので」(53歳男性)

一般的に「桜フレーバー」とは、塩漬けされた桜の花や葉、桜由来のパウダーなどを使って表現される風味のこと。

ちなみに、あんぱんのおへそ部分などにちょこんとのった桜の花は、花びらがばらばらにならないよう開ききる前の八重桜などが使われているそう。その桜の花をお湯に浮かべたものは桜湯(桜茶)と呼ばれ、おめでたい席で出されることもあります。

5位 アイス・ジェラート…5.6%

  • アイスのイメージ

5位には「アイス・ジェラート」もランクインしました。寒い冬が終わり、春の暖かい日差しを感じるようになると、ひんやりとしたスイーツが恋しくなるという方も多いのではないでしょうか。

選んだ理由

  • 「冷たいものが食べたくなる季節だから」(47歳男性)
  • 「基本的に甘い物が好きなので季節はあまり考えないが、春は特に食べたくなりがち」(52歳男性)

春のアイスやジェラートといえば、桜やいちご、ピスタチオ、柑橘系など、季節を感じさせるフレーバーが多く登場しますよね。見た目もやさしい色合いで、暖かくなり始めた時期にぴったりです。

5位 かしわ餅…5.6%

  • 柏餅のイメージ

5位には「かしわ餅」もランクインしました。5月5日の端午の節句に食べられることでも知られるかしわ餅は、本来は初夏の和菓子ですが、4月頃から店頭に並び始めるため、春のイメージを持つ方も少なくないでしょう。

選んだ理由

  • 「こどもの日には欠かしません。3月に入るともう食べたくなります」(59歳女性)
  • 「短期間しか出まわらない季節限定のスイーツで、葉の独特な香りが好きだから」(56歳男性)

柏の葉は枯れても新芽が出るまで枝から落ちないことから、子孫繁栄を象徴する縁起物。特有のすがすがしい香りがあり、なめらかなもちとその中に包まれたあんこの風味を引き立てています。

9位 ぼたもち…4.7%

  • ぼたもちのイメージ

9位にランクインしたのは「ぼたもち」。春のお彼岸に食べられる和菓子として親しまれています。

選んだ理由

  • 「あんこが大好きなので」(41歳女性)
  • 「子どもの頃、祖母が作ってくれた思い出があるから」(56歳男性)

ぼたもちは、うるち米ともち米を粒が残る程度に軽くつき、周りにあんこやきなこをまぶした素朴な和菓子。シンプルながら、あんこのおいしさをしっかり味わえる点が魅力です。以前は家庭で手作りされることも多く、その味を覚えているというコメントもありました。

10位 団子…4.2%

  • 三色団子のイメージ

10位にランクインしたのは「団子」でした。団子は、古くから神仏へのお供え物として用いられ、日本では縁起の良い食べ物として親しまれてきた和菓子です。

選んだ理由

  • 「よく花見をする場所の近くで売っているので」(40歳男性)
  • 「三色団子が好きだから」(33歳女性)

春の団子といえば、やっぱりお花見団子。三色団子とも呼ばれ、串の先から赤(ピンク)、白、緑の団子が並んでいるのが特徴です。これらの色には意味があるとされ、一説によると赤は桜の咲く春、白は雪の降る冬、緑は新緑が広がる夏を表しているのだとか。

また、店によっては、桜やいちごなどのパウダー、よもぎ、抹茶などを生地に練り込んでいることもあるそうです。

春スイーツは今が食べどき! 季節感と旬を楽しもう

春に食べたくなるスイーツランキングをご紹介しました。 今回の調査では、1位「桜餅」、2位「いちご大福」、3位「いちごパフェ」という結果に。みなさんのお気に入りのスイーツはランクインしていましたか?

春のスイーツといえば、ピンク、グリーン、イエローなどのパステルカラーが印象的。寒い季節を越えて暖かな日差しを感じたときの安心感や、新生活を迎えるときの緊張感を、そっと和らげてくれる存在のようにも感じられます。

春に登場するスイーツは、旬の素材や季節感を楽しめる今が食べどき。さっぱりとした夏のスイーツが増えてくる前に、春ならではの味わいを思う存分、味わってくださいね。

調査時期: 2026年3月13日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 20~59歳男女500人
調査方法: インターネットログイン式アンケート