椿原慶子&松村未央アナ、『α』継続に喜び「すごくうれしい」

フジテレビはこの4月に、BSを含めたすべての報道・ニュース番組のブランドを『プライムニュース』に統一する大改革を実施。深い取材と鋭角的な視点で、物事の本質に迫る"本格ニュース番組"を目指すもので、マイナビニュースでは、この新番組のキャスターにインタビューをしていく。

第3弾は、夜の『FNNプライムニュース α』(毎週月～木曜23:40～、金曜24:10～に出演する椿原慶子アナウンサー(月～木曜担当)と、松村未央アナアナウンサー(金曜担当)。昨年10月から『THE NEWS α』を担当してきた2人は、4月からもタイトルに愛着ある『α』が継続されたことの喜びを語ってくれた。

• 椿原慶子アナ(左)と松村未央アナ

終わった後は興奮状態

――4月から『プライムニュースα』がスタートしましたが、『THE NEWS α』として夜のニュースを担当してから半年が経って慣れましたか? 椿原さんは、半年前にインタビューさせていただいた際、「2日に1回怖い夢を見ていました」とおっしゃっていましたが…。

椿原：夜はしっかり眠れるようになりました(笑)。でもOAが終わった後は興奮状態なので、他の番組をチェックしたり、本を読んだりしてしまい、眠るまでの時間がすごく長くなりました。12時半くらいに放送が終わって、反省会をして、平日は飲みに行くことも家で飲むこともないんですけど、寝るのは3時～4時になっちゃいます。

松村：私は逆に、速攻で寝ます(笑)。OAが深夜の1時前に終わって2時には家に帰って、お風呂に入ったり寝る準備をしたりして3時前には寝ますね。

――半年前は、夜中の放送ということでお肌のケアも意識されていましたが。

椿原：毎日完璧にとはできず、たまにお肌が荒れているときはあります(笑)

松村：でも『プライムニュースα』になって、顔のアップがなくなったので安心ですよね。

椿原：そうですね。前ほどは気にしなくても良くなりました(笑)

――あのアップは斬新でしたよね。

椿原：あれは恥ずかしくて、「もう少し小さくしてください」って希望したんですよ。でも、OAを見てたら、いつの間にか元のアップに戻っていて。

松村：そうですね(笑)

タイトルに『ナイト』も検討されていた

――『α』という番組タイトルは、継続しましたね。

椿原：事前に4月に報道番組が大改編を迎えるというのは聞いていたので、4月以降も続けられるような番組の軸をみんなで固めていければという話をしていたんです。それが、働く人のプラスαになる役に立つ情報というコンセプトだったので、『プライムニュース』ブランドになっても『α』というタイトルが引き継がれることになったのは、すごくうれしかったです。

松村：私も『α』という名前が継続されたことがすごくうれしくて、半年で変わっちゃったら寂しいなって思っていたので、良かったです。

――昼が『プライムニュース デイズ』、夕方が『プライムニュース イブニング』だったら、夜は『プライムニュース ナイト』でもおかしくないですもんね。

椿原：実は『―ナイト』も検討されていたらしいんですけど、『α』が引き継がれたんです。番組でコメンテーターの方とやり取りをしたり、自分でニュースの受けを考えるときなど、働く人に役立つ+αや、自分でも意見を+αすることを、この半年ずっと気をつけてやってきたので、それが形で残ったのはすごくうれしいんです。

――半年前は入社1年目だった安宅晃樹アナも、引き続きフィールドキャスターとして登板されますが、先輩アナとして、彼の成長ぶりはいかがですか?

椿原：本当にすごいです。打ち合わせの時も、「取材に出てこの現場はこうだったんです」と積極的に報告して、台本に生かしたり、コメンテーターさんとのやりとりに反映されたりすることがすごくあるんですよ。

松村：最初はものすごく硬かったんですけど、だんだん力が抜けてきて良い感じになってますね。ロケはのびのびとやっているので、安宅らしい部分も出てきて、キャラクターが分かってきました。あと、すごく勉強熱心で、原稿読みも奥寺(健アナ)さんに「僕の声ってどうでしょう?」って、アドバイスをもらっているみたいです。私もよく相談されます!

――金曜日は鈴木唯アナが引き続きスポーツ担当ですね。

松村：唯ちゃんはスポーツの現場にも慣れてきましたし、現場の声をたくさん拾ってスタジオで紹介してくれるので、すごくいいなと思って一緒にやってます。