「自分のルールを固く持っているような女性」――。俳優の栗山千明がそう表現したのは、ドラマ『エラー』で演じる中田千尋。再婚相手とその間に生まれた子を優先していることで実の娘との親子仲が最悪になるという難役だ。決して共感しやすいとは言えない役柄を演じるなかで見つけたという共通点を明かした。
栗山千明、畑芽育の母親役でドラマ出演
ABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『エラー』(12日スタート 毎週日曜22:15~)の制作発表会見が8日、都内で行われ、栗山のほか畑芽育、志田未来、藤井流星、榊󠄀原郁恵、岡田義徳が登壇した。
今作は、本来なら心を通わせるはずのない2人が、罪と友情の狭間で揺れながら、取り返しのつかない過ちと向き合っていくヒューマンサスペンスドラマ。ある女性を死なせてしまったユメ(畑)と、生きる意欲を失ったその女性の娘・未央(志田)が、真実を知らないまま友情を育んでいく姿を描く。W主演には、共に子役出身で芸歴20年以上を誇る畑と志田を迎え、弥重早希子氏によるオリジナル脚本で紡がれる。
今作で栗山が演じるのは、ユメの母・中田千尋。地元で有名な学習塾の社長として成功を収める一方、再婚相手とその娘との生活を優先していることで、ユメとの関係は最悪な状態にある。
自身の役柄について、栗山は「自分のルールを固く持っているような女性」と表現。共感するのが難しい役柄への挑戦になったが、「きっちりこだわりがあって、自分の信念がしっかりしている母親だなと。私はゆる~く生きてしまっているので、そこは似ていないかなと思います」と、自身との違いを率直に明かした。
その一方で、演じる中で共感できる部分も見えてきたという。
「難しいですけど、実はとても繊細で弱いのではないかと最近演じながら思っていて。そこの素直になれない弱さは似ていて、共感できる」と語り、役の内面にある繊細さに思いを寄せていた。

