過労自殺しかけた経験を描いた書籍「『死ぬくらいなら会社辞めれば』ができない理由」の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「わからない人にはわからない 」です。

これまでのお話はこちら

  • 漫画連載「会社につぶされないために」のワンシーン
  • 漫画連載「会社につぶされないために」のワンシーン

深夜までの残業が「日常」という恐怖の感覚

これはブラック会社から転職した先の会社でのことです。支社長は特に宗教に傾倒しているような人ではなく、なぜこの結論に至ったのか、当時からすごく不思議だったのですが……。

会社の上層部には、本当に「残業量」と「従業員の健康や安全」との相関性にまったく考えが至らない人が、たまにいます。長時間残業を当たり前として何十年も働いてきた人には、毎晩深夜までの残業なんて「日常」であり、それで心身を損なう人間がいるという発想自体が出てこないのかもしれません。

働き方改革もあり、少しずつ意識は変わっていると思いますが、上層部にそういう感覚を持つ人がいるというのは、自分の身を守るためにも、知っておいた方がいいように思います。

筆者プロフィール: 汐街コナ

イラストエッセイを手掛けるイラストレーター。ゆるいオタク。 エッセイ「『死ぬくらいなら会社辞めれば』ができない理由」を2017年4月に上梓。ツイッターは@sodium。