カレーライスやナポリタンのように、海外の食文化を取り入れ、いつのまにか「日本食」として定着しているものは少なくありません。逆もまたしかり。日本発の食や文化が海を越え、現地の好みに合わせた結果、「もう日本じゃないね……?」と別物に進化したものも。

今回は人気連載「海外発・ニッポン新発見」から、海外で定着した“別物ニッポン”を3つピックアップ。思わず二度見してしまう驚きの変化驚きの変化をご紹介します。

  • 「海外発・ニッポン新発見」より/グアムの人気寿司店の辛さ最凶寿司「Dynamite Roll(ダイナマイトロール)」

    「海外発・ニッポン新発見」より/グアムの人気寿司店の辛さ最凶寿司「Dynamite Roll(ダイナマイトロール)」

その1:韓国:ヤクルトが巨大化&“走る冷蔵庫”で販売!?

おなじみの乳酸菌飲料「ヤクルト」が、韓国で独自の進化を遂げています。

まず驚くのが販売スタイル。日本でいうヤクルトレディは通称「ヤクルト・アジュンマ」と呼ばれ、“ココ”と呼ばれる自走式冷蔵庫を操縦しながら商品を販売しています。

  • 「海外発・ニッポン新発見」より/韓国の大容量サイズのヤクルト

    「海外発・ニッポン新発見」より/韓国の大容量サイズのヤクルト

さらに韓国ではヤクルト製品が1日あたり約380万本も消費されており、約13人に1人が飲んでいる計算になるほどの人気ぶり。加えて、大容量志向の消費者が多いことから、280mlの「ヤクルトグランド」といった“巨大ヤクルト”も定番商品に。

日本の「小さくて毎日飲む」イメージとはかなり違う、スケール感のある進化です。

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✅気になる韓国ヤクルト事情、詳細はこちら!
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その2:グアム:回転寿司が“激辛テーマパーク化”!?

日本の回転寿司も、海外では大胆に進化中。なかでもグアムの人気店では、現地客で連日満席になるほどの盛況ぶり。驚くのはその中毒性で、常連の中には週8〜10回(!)通いつめる人もいるそう。

  • 「海外発・ニッポン新発見」より/マグロをスパイシーなタレで漬けたグアムスタイルの「ポキ」を詰めたいなり寿司

    「海外発・ニッポン新発見」より/マグロをスパイシーなタレで漬けたグアムスタイルの「ポキ」を詰めたいなり寿司

レーンを流れる“攻めすぎビジュアル”の寿司たちもユニークです。一番人気は激辛の“ランニャソース”をたっぷりかけた寿司で、注文率は驚異の9割超え! 刺激とインパクト重視の“エンタメ系寿司”、一度試してみたいものです。

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✅気になるグアムの攻めすぎ寿司、詳細はこちら!
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その3:オーストラリア:“ほぼチーズ”なトンカツも登場!

海外で人気の日本食のひとつ「トンカツ」。オーストラリアでもその人気は高く、現地では本格的な味がすっかり定着。その背景には、訪日経験を通じて“本物の日本食”に触れた人々が、帰国後もその味を求めるようになったから。

  • 「海外発・ニッポン新発見」より/ほぼチーズな感のある「チーズカツ定食」(31豪ドル=約3,200円)

    「海外発・ニッポン新発見」より/ほぼチーズな感のある「チーズカツ定食」(31豪ドル=約3,200円)

一方で、ローカライズされたカツたちも見逃せません。肉よりチーズの存在感が勝っている“ほぼチーズ”なカツや、海老フライではなくすり身で作る「海老カツ」など、大胆なアレンジも登場しています。

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✅気になるオーストラリアのカツ事情、詳細はこちら!
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ある国で生まれた食や文化が他国に紹介され、現地の好みやライフスタイルに合わせて変化した結果、もはや“別物”な進化を遂げて、愛されながら定着していく……今回ご紹介した3つは、まさにそんな“独自進化”の一例。

そんな驚きの変化は、日本の魅力がしっかり根付いている証拠とも言えそうです。