小さかった子どもが、気づいたら高校生に……! 子育てって本当にあっという間。大学生と高校生の2人を育てる、イラストレーター・よしだゆうこさんによる育児エッセイ漫画です。

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今から10年以上前といえば、スマホも普及しておらずデジタルといえばゲーム機の時代。我が家にはゲーム機もありましたが、やはり自分で何かを作るならパソコンしかない! と、インドアを活かして早々に買い与えました。ちなみに……パソコンは家族兼用というご家庭もありますが、我が家のパソコンはプライベートの塊なので、たとえ家族でも触られたくありません(親が)。その代わり子どもたちのパソコンを勝手に触ることもありません。

最初に感動したのは検索できること。好奇心の赴くままに、いろいろと調べていたと思います。フィルタリングは最低限だったので、自由に情報を仕入れていました。

そのうち、Scratchという日本語のプログラミングソフトでゲームを作るようになり、ありがたいことにこのアプリはコードがダウンロードできたので、自力で学んでいたようです。正直親に聞かれてもチンプンカンプンですから、親切な仕組みで助かりました。

だからといってプログラマーの道に進んだわけではなく、だんだんと他のものに興味が向いていくわけですが、パソコン経験が長いのでデジタルスキルやネットリテラシーは適当に身についていきました。

長男の世代はデジタルネイティブと呼ばれます。
母は言わずもがなバリバリの昭和生まれですので、紙とアナログの世界の住人です。 長男はパソコンに詳しいわけではありませんが「なんとなく適当にできる」のがデジタルネイティブだなと思います。
親の世代って、壊れたらどうしようと思っちゃうんですよね……。