「勉強になる映画」ランキング! 歴史やビジネスが学べる洋画・邦画が勢ぞろい

さまざまなドラマや事件を描く、映画というエンターテインメント作品。歴史や知らなかった事実、心を震わせる人間のドラマなど、映画からは多くのことを学ぶことができます。映画を見て、歴史の流れを学んだ人も多いのではないでしょうか。

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本記事では、そんな勉強になる映画について、ランキング形式でご紹介します。

「勉強になる映画」ランキング

マイナビニュース会員に「勉強になる映画」についてアンケートを実施したところ、ランキングは以下のような結果になりました。

1位『男たちの大和/YAMATO』(15.7%)
2位『ラストエンペラー』(7.6%)
2位『おくりびと』(7.6%)
4位『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(7.0%)
5位『映画 ビリギャル』(5.9%)
6位『それでもボクはやってない』(5.4%)
7位『ソーシャル・ネットワーク』(3.8%)
7位『武士の家計簿』(3.8%)
9位『ツレがうつになりまして。』(3.2%)
9位『永遠の0』(3.2%)
11位『風と共に去りぬ』(2.7%)
11位『博士の愛した数式』(2.7%)
11位『超高速! 参勤交代』(2.7%)
14位『関ヶ原』(2.2%)
14位『スティーブ・ジョブズ』(2.2%)
14位『マネーボール』(2.2%)
14位『チョコレートドーナツ』(2.2%)
18位『清須会議』(1.6%)
18位『グリーンブック』(1.6%)
20位『トロイ』(1.1%)
20位『I am Sam アイ・アム・サム』(1.1%)
20位『クライマーズ・ハイ』(1.1%)
20位『海賊とよばれた男』(1.1%)
24位『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(0.5%)
24位『アマデウス』(0.5%)
24位『アメリカン・スナイパー』(0.5%)
24位『誰も知らない』(0.5%)

「勉強になる映画」のキャスト・あらすじ一覧

ここからはランクインした作品のキャストやあらすじを紹介していきます。

1位『男たちの大和/YAMATO』

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あらすじ

辺見じゅんの小説『決定版 男たちの大和』を原作に戦後60周年記念作品として制作された。1945年、約3,000名の乗組員とともに東シナ海沖に沈没した戦艦大和と、生存した乗組員たちの人生を、現代に生きる女性の目を通して描く。全長190メートルに及ぶ大和の原寸大の巨大セットや、随所に挿入された太平洋戦争当時の実写映像も見どころとなっている。

おすすめポイント・見どころ

・「当時戦争に駆り出された人たちの気持ちがよくわかる、男気にあふれた映画でした。キャストが最高によかったです」(48歳男性)
・「悲惨な結果がわかっていても、行かないといけなかったことが学べる」(48歳男性)
・「とても考えさせられる感動的な映画だったから」(45歳男性)
・「戦争の残酷さや悲惨さを感じ、考えさせられる」(48歳男性)
・「今戦争が起きていなくてよかったと思った」(36歳男性)
・「かっこいいし見ごたえがあると思う」(40歳男性)

2位『ラストエンペラー』

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あらすじ

1908年、愛新覚羅溥儀は2歳で清朝第12代皇帝として即位。しかし1912年に辛亥革命により清朝は倒れ、溥儀は激動の人生を送ることになる。1934年、溥儀は新たに満州国の皇帝となるが……。清朝最後の皇帝となった愛新覚羅溥儀の激動の人生を、ベルナルド・ベルトルッチ監督が描いた歴史大作。

おすすめポイント・見どころ

・「清朝の伝統や清朝末期～中華民国～満州国と溥儀が生きた時代や環境の息づかいが伝わって来るから」(32歳男性)
・「中国の歴史に興味を持つきっかけになった」(43歳男性)
・「歴史上の残酷な話ですが、ずいぶん前に見たけれどすごく印象に残ってます」(42歳女性)
・「知らなかった歴史を学べた」(43歳女性)
・「戦後の復興の道のりが学べる」(48歳男性)

2位『おくりびと』

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あらすじ

所属していた楽団が解散してしまったチェロ奏者の小林大悟は、地元で職探しをすることに。求人広告の「旅のお手伝い」という言葉にひかれた大悟は、遺体をひつぎに納める納棺師の見習いとなる。特殊な仕事のため妻の美香には仕事内容を隠していた大悟だが、さまざまな死に向き合ううち、仕事への誇りを感じ始める……。

おすすめポイント・見どころ

・「人の生き方を考えさせられるとともに、葬儀でやること、特に納棺という仕事内容について知ることができた」(46歳男性)
・「死との向き合い方について考えさせられる内容だった」(43歳男性)
・「『納棺師』という職業があることを初めて知りました」(49歳女性)
・「人生でいろいろ役立ちそうなことがあった」(47歳女性)
・「故人を思う気持ちが学べる」(48歳男性)

4位『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

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あらすじ

2005年、アメリカの住宅価格が上昇し、ウォール街がバブルに浮かれていた中、金融トレーダーのマイケル・バーリはサブプライムローン破綻の兆しを見抜く。しかし、ウィール街ではマイケルの言葉に誰も耳を傾けない。そこでマイケルは、バブル崩壊時に巨額の保険金が入る契約を投資銀行と結び……。サブプライムローンの破綻を引き金としたリーマン・ショックの裏側で起こっていた驚きの実話を描く社会派コメディ。

おすすめポイント・見どころ

・「原作本を読み、見たくなったから」(48歳男性)
・「こういう世界もあるのかと勉強になった」(48歳男性)
・「知らないことがたくさんあったから」(43歳男性)

5位『映画 ビリギャル』

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あらすじ

高校2年生の工藤さやかは金髪に派手なメイク、ピアス、短いスカート姿という典型的なギャル。友だちと遊んでばかりの毎日を送っていた結果、成績が学年のビリまで落ちてしまう。母親からも進路の心配をされたさやかは、学習塾に入ることに。そこで出会った塾教師・坪田に刺激され、彼女は学年ビリから慶應義塾大学入学を目指すことを決意する……。

おすすめポイント・見どころ

・「やはり目標を達成するためにはかなりの困難と根気を必要とすること、周囲の視線に屈しないことの重要性が勉強になりました」(41歳男性)
・「崖っぷちから諦めないちから」(28歳女性)
・「偏差値30で慶応大学を目指すところがすごかったから」(23歳男性)
・「人は見た目じゃないという裏付けだから」(45歳男性)
・「要領のよさが大事と思ったから」(45歳女性)

6位『それでもボクはやってない』

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あらすじ

フリーターの金子徹平は、朝の満員電車で女子中学生から痴漢だと問いただされる。徹平は否認するが、駅事務所から警察へと引き渡され、取り調べを受けることに。一貫して否認を続けた徹平だが、検察によって起訴され、法廷で争うことになる……。周防正行監督が、現代の刑事裁判のあり方に一石を投じた社会派エンターテインメント作品。

おすすめポイント・見どころ

・「冤罪について扱っている作品で、それまで国内外でメジャーな映画がなかったと思うので、いろいろな年代の人が冤罪について考えるきっかけになる内容と思った」(35歳女性)
・「冤罪の恐ろしさと、警察権力の恐ろしさを感じました」(49歳男性)
・「痴漢行為が実際の被害者と冤罪の被害者を生んでいると思うと憎くてしょうがなかった」(39歳男性)
・「日本の司法もまだまだで、冤罪を根絶することは到底難しいと感じた」(48歳男性)
・「痴漢冤罪というテーマで日常でも起こりうる怖さがあった」(47歳女性)

7位『ソーシャル・ネットワーク』

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あらすじ

ハーバード大学に通うマーク・ザッカーバーグは、ハーバードの女子学生の顔比較・格付けサイトを作り、一躍注目される存在になる。やがてマークは友人のエドゥアルドたちと一緒に「ザ・フェイスブック」というハーバード大学生だけのSNSサイトをリリースし、多くのユーザーを獲得する。「ザ・フェイスブック」はすぐに話題となるが、サイトが成長するに伴い、マークは友人のエドゥアルドからも訴えられ、友情にもヒビが入っていく……。

おすすめポイント・見どころ

・「今や当たり前のように利用しているSNSの初期の頃の裏側がいろいろと垣間見えたので」(49歳男性)
・「フェイスブック立ち上げの人間模様」(41歳男性)

7位『武士の家計簿』

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あらすじ

歴史学者・磯田道史氏の著書をもとに、藩の財政を支える御算用者として働く一藩士の家庭や家族の姿を描く。周囲から「ソロバン馬鹿」と揶揄されるくらいソロバンが得意な御算用方の猪山直之は、自らの家庭が火の車だと知り、家計の立て直しを決意する。直之は自ら家計簿を付け、倹約生活を実践していく……。

おすすめポイント・見どころ

・「武家と言っても務めはさまざまで、お城の内情や特に下級武士の生活の苦労などを描いた作品は、歴史のサイドストーリーを眺めているような学びがある」(46歳男性)
・「当時の人たちの方がリアルな金銭感覚を持っていたと感じた」(49歳男性)

9位『ツレがうつになりまして。』

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あらすじ

漫画家の晴子は、結婚して5年になる夫のツレとのんびりとした日々を送っていた。しかしある日、夫のツレが「死にたい」とつぶやき、うつ病と診断される。原因は仕事のストレスにあると思った晴子は、ツレに会社を辞めさせる。ツレをゆっくり見守っていた晴子は、ツレの様子をつづった本を出版することとなり……。

おすすめポイント・見どころ

・「幸せな家族生活は当たり前じゃなく、自分たち個人の努力で成り立っていることや、事故だけでなく心の病から体が破壊されていく事ことを再確認し、パートナーの変化に気づかなければと思った」(46歳女性)
・「誰にでも起こりうると思わされた」(44歳男性)
・「明日はわが身。経験者の視点でわかりやすく、自分に置き換えて考えられたから」(41歳女性)

9位『永遠の0』

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あらすじ

百田尚樹の同名小説を岡田准一主演で山崎貴監督が映画化した1作。特攻によって戦死した宮部久蔵は、優れたパイロットだったが、一方で「海軍航空隊一の臆病者」とのそしりを受けていた。彼の孫であるフリーライターの佐伯慶子、司法浪人の健太郎の姉弟は、祖父の実像をたどり始める。

おすすめポイント・見どころ

・「戦争を知れるいい映画だった。泣ける」(45歳男性)
・「戦争の悲惨さ、家族との絆の大事さを学んだ」(49歳男性)

「勉強になる映画」【ジャンル別ランキング】

今回ランクインした勉強になる映画をジャンルごとにまとめ、得票率に基づいてランキング化しました。苦手なジャンルがある方やジャンルにこだわりがある方は、まずはお好きなジャンルから見てみてはいかがでしょうか。

戦争

1位『男たちの大和/YAMATO』
2位『永遠の0』
3位『アメリカン・スナイパー』

歴史

1位『ラストエンペラー』
2位『武士の家計簿』
3位『風と共に去りぬ』
4位『関ヶ原』
5位『清須会議』
6位『トロイ』
7位『アマデウス』

ヒューマン

1位『おくりびと』
2位『ツレがうつになりまして。』
3位『博士の愛した数式』
4位『チョコレートドーナツ』
5位『グリーンブック』
6位『I am Sam アイ・アム・サム』

社会派

1位『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
2位『それでもボクはやってない』
3位『クライマーズ・ハイ』
3位『海賊とよばれた男』
5位『誰も知らない』

コメディ

1位『映画 ビリギャル』
2位『超高速!参勤交代』

ビジネス

1位『ソーシャル・ネットワーク』
2位『スティーブ・ジョブズ』
2位『マネーボール』
4位『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

勉強になる映画が見られる動画配信サイト一覧

「勉強になる映画を見てみたい」「前に見たことはあるけれど見直したい」という方は、動画配信サービスで視聴するのがよいでしょう。

2025年6月時点で勉強映画のランキングのトップ10が見られる主な動画配信サービスには、以下があります。

Amazon・プライム・ビデオ

• 『男たちの大和/YAMATO』
• 『ラストエンペラー』
• 『おくりびと』
• 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
• 『映画 ビリギャル』
  
• 『それでもボクはやってない』
• 『ソーシャル・ネットワーク』
• 『武士の家計簿』
• 『ツレがうつになりまして。』
• 『永遠の0』

Hulu

• 『男たちの大和/YAMATO』
• 『ラストエンペラー』
• 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
• 『ソーシャル・ネットワーク』
• 『ツレがうつになりまして。』

Netflix

• 『男たちの大和/YAMATO』
• 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

U-NEXT

• 『男たちの大和/YAMATO』
• 『ラストエンペラー』
• 『おくりびと』
• 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
• 『映画 ビリギャル』
• 『それでもボクはやってない』
• 『ソーシャル・ネットワーク』
• 『武士の家計簿』
• 『ツレがうつになりまして。』
• 『永遠の0』

ランキング10位以内のすべての作品が、いずれかの動画配信サービスで見ることができます。どの作品がどのサービスで視聴できるか、確認してみてください。

勉強になる洋画・邦画をランキング形式で紹介しました

多くの名作映画の中から、マイナビニュース会員が選んだ「勉強になる映画」をランキング形式でご紹介しました。まだ見ていない作品があるという方は、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか。

今回ピックアップした作品に限らず、映画作品から学べるものは多くあります。何かを学びながらも、エンターテインメントとしても楽しめる、それが映画のすばらしいところです。

調査時期:2025年3月27日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男女合計304人
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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