産業や暮らしの基盤を支える貨物輸送の仕事。なかでも国内の港から港へ船で運送を行う「内航海運」は、全体の輸送シェアの4割と大きな割合を占めている(輸送量×輸送距離ベース、数値は令和元年度)。

そんな内航海運の仕事に携わる方々に聞いた、リアルな"海のお仕事"現場のエピソードを、マイナビニュースの連載漫画「モンスターOLうるみ」を執筆する漫画家兼イラストレーターの菅原県の4コマ漫画で紹介しよう。

船長、機関長、航海士、機関士をはじめとした船員の方にとっては"あるある"かもしれない「本当にあった海のお仕事話」エピソードを見ていこう。


第12回

「あとで食べよ~」船員の共用冷蔵庫で起きた悲劇とは

日本国内の貨物輸送を手掛ける内航船員の仕事は、3カ月乗船して1カ月休暇のサイクルが一般的。そのため仕事も普段の生活も船の上で行います。

船員の方に話を聞いたところ、冷蔵庫が共用の場合、個人の食べ物には名前を書くルールがある、という船も。しかし悲しいかな、時には誰かが勝手に食べてしまうというトラブルも起きてしまうそう……。

「くよくよしていても新しく買いに行こう」「犯人を捜して、買い直させよう」と思っても、船の上だとちょっとコンビニに行くことも難しい。絶対的に悪いのは勝手に食べた相手だが、マイ冷蔵庫がある船ならこんなトラブルは起きないかも!?


次回の「海のお仕事」エピソードもお楽しみに!

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→仕事現場は海の上!「本当にあった海のお仕事話」一気読み!