お笑いトリオの東京03、ダンス&ボーカルグループ・三代目 J SOUL BROTHERSの山下健二郎、女優の山本舞香らが出演する舞台『漫画みたいにいかない。第2巻』の東京公演が、18日~22日に東京・かつしかシンフォニーヒルズで開催。連日満員の盛況となっている。

  • (左から)上杉柊平、角田晃広、飯塚悟志、豊本明長、山下健二郎

『漫画みたいにいかない。』は、放送作家のオークラ氏が脚本・演出を務め、全く売れない時代遅れの漫画家とその周りの人々の日常を描くコメディ。昨年4月の舞台第1弾はチケットが即完した人気作だ。

今回の舞台は、漫画家・戸塚オサム役の角田晃広による5分以上にもわたる超長セリフからスタート。随所でアドリブを思わせる客イジりも繰り出し、会場が温まったところで、いよいよ事件が起きる。

サブタイトルは「ほとんどの大人は、トラブルを解決する為にトラブルを起こす。」。“100万円”をめぐって次々にトラブルが発生し、いい大人たちが本気で解決しようとしながら振り回されていく姿に、観客からは終始笑いが絶えない。

角田、戸塚のアシスタント・荒巻弘彦役の山下、戸塚の幼なじみの定食屋・鳥飼昭雄役の飯塚悟志、戸塚の編集者・足立徹役の豊本明長、戸塚の一人娘・るみ役の山本というレギュラー陣はもちろん、戸塚の恩人・刺身鮮市役の相島一之、るみの恋人・山崎九三役の上杉柊平というゲスト陣を加えた掛け合いも、顔合わせから2週間とは思えないほど息ぴったりだ。

劇中では、同作で普段は作務衣の角田のスーツ姿や、肩を寄せ合う上杉から山本への頭ポンポンなど、見どころ盛りだくさんだが、そんな中でも注目は、山下の“ラップ”。ドラマ版でも披露して話題となったが、そのあまりの“ダサさ”に会場は爆笑で、舞台上の出演者たちは必死に笑いをこらえようとしていた。

東京公演(かつしかシンフォニーヒルズ)は、きょう22日(昼・夜公演)まで。初の関西進出となる神戸公演(神戸国際会館)は、3月8日~9日に3公演を実施。すでに完売公演もあるが、バルコニー席などの追加席も発売開始している。チケット料金は、S席:9,400円、A席:8,200円(全席指定・税込)。未就学児の入場は不可。会場限定で販売するグッズも多数用意されている。

また、神戸公演大千秋楽(3月9日)のライブビューイングも、北は北海道から南は沖縄までの全国の映画館で実施。こちらのチケット料金は、3,800円(全席指定・税込)となっている。

そして、ドラマ第2弾『遊戯みたいにいかない。』(日本テレビで4月17日スタート、毎週水曜24:59~ ※関東ローカル)には、千葉雄大、飯豊まりえ、堀未央奈(乃木坂46)、前回の舞台版にも出演した島崎遥香、山崎樹範がゲスト出演する。

マイナビニュースの連載「ほとんどの大人の金曜日は、漫画みたいにいかない。」では、ドラマ『遊戯みたいにいかない。』や、舞台『漫画みたいにいかない。第2巻』の最新情報を、キャスト・スタッフインタビュー、撮影現場・稽古場レポートなども交えながら、金曜日にお伝えしていく。