「ランチタイムはどこのお店も混雑しているけど、いちいち並んでる時間なんてない」「お昼の時間ぐらいゆっくり過ごしたい」「昼食でも身体にいいメニューを選びたい」……このように、都心部のオフィス街には「ランチ」に関する悩みを抱えたビジネスマンが溢れかえっている。「ランチ難民」という言葉が生まれてしまうほどその現状は深刻だ。本連載では、この問題を解決するべく、オフィスで活用できるさまざまなサービスを紹介していく。

  • 「いきなり! ステーキ」もデリバリー可能な「fineDine(ファインダイン)」をご紹介

あのレストランの本格料理がデリバリー可能に!

「デリバリー」や「宅配」と聞くと、ピザやお寿司に中華料理というイメージを持つ人も多いのではないだろうか。しかし、「今日は会社から出られないけど、どうしてもあのレストランの料理が食べたい」と思うこともあるだろう。

そんなときにチェックしてみてほしいのが「fineDine(ファインダイン)」というデリバリーサービスだ。同サービスは、通常はデリバリーを行っていないレストランの本格料理をオフィスに届けてくれるのだという。

「ハンバーガー」に「タイ料理」、「お好み焼き」など、さまざまなジャンルをカバーしているのも同サービスの魅力の1つ。最近では、「いきなり! ステーキ」や「大戸屋」といった人気チェーン店も同サービスへの対応を始めており、ユーザーからも好評を博しているとのこと。

  • 「大戸屋ごはん処」の人気メニュー「鶏と野菜の黒酢あん弁当」

  • メキシコ料理を提供するレストラン「フリホーレス」も対応

また、法人ユーザーに対しては、突発的な会議でお弁当が必要になったというケースなどのニーズに関しても対応を強化している。注文数が多い場合は2,3日前までの予約に限り対応するというお弁当のデリバリーサービスが多い中、同サービスではレストランとの強固な関係を築いているため、当日でも10食からのオーダーに対応可能となっている。

数年前まではデリバリーに興味を示さないレストランも多く、同サービスの開始にあたっては、話を聞いてもらうまでにも苦労があったという。しかし、現在はデリバリーへのニーズや関心も高まっており、反対にレストラン側からの問い合わせも増えてきたのだとか。

  • 洋食の名店「グリル満天星」の「ポークソテー」

  • 仙台名物の牛タン料理でおなじみ「喜助」

  • 麻布十番の老舗「ぎん香」のお弁当も選べる

普段お店で提供している料理とデリバリーで喜ばれる料理は必ずしも同じではないため、ファインダインはデリバリーのプロとしてメニュー構成や商品のボリューム、盛り付け、容器などの提案も行っている。時には調理方法をアドバイスすることもあるそうで、レストランと共同でデリバリーメニューを作っているという点も興味深い。

対応エリアは、都内をメインに神奈川県や埼玉県の一部となっており、注文からは最短20分でのデリバリーが可能。配達時間を指定した事前予約も可能で、支払い方法は現金・クレジットカードだけでなく、法人に限り請求書払いも利用できる。

オフィスはもちろん、自宅などでもレストランの本格的な味が楽しめるファインダイン。同サービスでしか食べられないメニューなどもあるそうなので、まずはラインナップをチェックしてみてはいかがだろうか。