ここ数年、再び注目を集めている怪談やホラー。怪談イベントが各地で行われ、2025年に公開されたホラー映画『近畿地方のある場所について』は、興行収入15億円を突破する人気ぶりだ。SNSでも、誰かの“ちょっと怖い”が「わかる……」「これ私もある」と共感を呼んで話題になることが多く、怪談はむしろ自分の気持ちをそっと代弁してくれるフォーマットとして浸透しつつある。
連載『本当にあった…読者の実話怪談・奇談』は、マイナビニュース会員や読者から寄せられた「実際に体験した怪談・奇談」をもとに4コマ漫画化。背筋が寒くなる瞬間、誰にも信じてもらえないような不思議な出来事を“物語”として再現する(一部変更の可能性あり)。今回お届けするのは、「不気味な旅行写真」の体験談。
読者の“ぞっとする”体験談「不気味な旅行写真」
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スマートフォンの普及により、日常のあらゆる瞬間が手軽に記録されるようになった。旅行先やイベントの写真は、その時の空気や感情をそのまま残す“記憶の延長”とも言える存在だ。
一方で、写真は「その場では気づかなかった情報」を後から浮かび上がらせることもある。背景に写り込んだ人物や風景、光の加減――。撮影した瞬間には意識していなかった要素が、見返すことで初めて意味を持つ。
近年はSNSを通じて、こうした“後から気づく違和感”が共有される機会も増えた。特に「同じ人物が複数の写真に写り込んでいる」といった体験は、偶然では説明しきれない印象を残しやすい。
写真は記録であると同時に、「自分が見ていなかったもの」をも映し出す。だからこそ、その中にある説明のつかない存在は、現実と記憶の境界を揺さぶるような不気味さを持つのかもしれない。
怪談は単なる“怖い話”にとどまらず、日常の不安や人間関係の機微を映し出す鏡でもある。近年はSNSで誰もが身近な「小さな怪談」を共有できるようになり、怖さよりも“共感”が広がる場面が増えた。今後も、私たちの生活の中に潜むささやかな違和感や心の揺れを、怪談というフィルターを通して見つめ直す機会が増えていくのかもしれない。
調査時期: 2025年11月19日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 300人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
