こんにちは! パーソナルトレーナーの片岡です。今回は、ダイエットを成功へ導くための食事量をお伝えします!
どこまで食べたら太るのか? 境界線を知る
ダイエットをしようと思い立ったら、1日1食だけにしてみたり、炭水化物を一切カットしたりと、誰しもが食事量を極端に減らしがちです。単純に食事量を減らせば体重は落ちるかもしれません。ただ、その極端な手法をいつまで続けるのでしょうか。また、どれだけ続けられるのでしょうか。
ビジネスマンの皆様であれば、人とのお付き合い、会食、様々なシーンで食事をすることになります。正しいダイエット法であれば、食事を楽しみながら食事量を調整することが可能です。大切なのは、まずは自分がどれだけ食べたら良いのか、境界線を知ることです。そのために必要になるのが自分の消費カロリー、摂取カロリーを把握してみましょう。
1日の消費カロリーはどれくらい? 基礎代謝と活動量について
「基礎代謝」とは、何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために、生体で自動的に行われている活動において必要なエネルギーのことです。1日の消費カロリーのうち、基礎代謝の占めるカロリー消費割合は非常に高く、7割以上と言われています。
家庭用の体脂肪計でも測れる場合がありますし、ご自身の身長・体重・年齢から算出できます。基礎代謝を計算できるウェブサイトも沢山あるのでぜひ調べてみてください。
運動をしてない30〜40代の男性で、平均して1500kcalの基礎代謝量とされています。これは、1日何もせずとも自動的に1500kcal消費しているということです。
そこから自分の活動量を指数としてその基礎代謝にかけていきます。
・デスクワークが多く、1日の運動量はほぼ無い場合 →「基礎代謝×1.2」
・立ち仕事や肉体労働が多く、1日中動き回っている。自宅でもトレーニングしている場合 →「基礎代謝×1.5」
・ほぼ毎日身体を激しく動かしている。ジムでの週3〜4回の運動している場合 →「基礎代謝×1.7」
仮に全く運動してない男性の方でも、基礎代謝分1500kcal×1.2で1800kcal。これが1日の消費カロリーとなります。よって、これが太らないライン。ここよりも摂取カロリーを抑えていけば、必然的に体脂肪が燃焼され、ダイエットが順調に進んでいきます。
1日の食事量(カロリー)の中で、必要な栄養を摂ることで、身体は確実に変わります。次回はどんな栄養を摂れば良いのかを具体的にご紹介いたします。
下っ腹を凹ますトレーニング
自宅での運動は順調でしょうか? 今回は、誰しもが気になる部位を鍛えるトレーニング。「ニートゥチェスト」の正しいトレーニング法をお伝えします。
この種目は腹直筋下部(下っ腹)を集中的に鍛えていきます。以前ご紹介した「クランチ」と組み合わせることで、カッコいい腹筋を目指します。
(1)床に手をつき身体をやや後ろに傾ける。両足は軽く浮かしておく
(2)両足を胸の位置に近づけていく。近づけたときに腹筋の収縮を意識
(気をつけるポイント)脚を伸ばしすぎや、頭が大きく動かないように注意する
あなたのダイエットのきっかけとなれば幸いです。次回も腹を凹ますためのノウハウをご紹介いたします!
あなたのダイエットのきっかけとなれば幸いです。
執筆者プロフィール: 片岡 弘道(かたおか ひろみち)
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パーソナルジムH-BASE代表
1989年茨城県生まれ。大学在学中にフィットネスクラブのトレーナーとしてフィットネス業界のキャリアをスタート。その後パーソナルトレーナー、スタジオインストラクターを経て2017年に独立。「運動嫌いでも通えるジム」をテーマに吉祥寺に「パーソナルジムH-BASE」を立ち上げる。月間200本のセッションを担当する人気パーソナルトレーナー。2019年4月10日に新宿店をオープン予定。
■パーソナルジムH-BASE