今回は外国人に聞いた「日本のすごいところ」をご紹介します。日本人である私たちはなかなかそれに気づくことはできませんが、日本には外国人がうらやむほどいいところもあるようです。今、あらためて日本のいいところを見つめ直してみましょう。

・3.11に、東京の中心から帰っていた人たちは冷静で秩序正しく歩いて帰りました。それ以前は、そのような一体感を感じたことがありませんでした。母国で大きい災難が起こったら、大混乱が起きてしまうと思います(アメリカ/男性/30代前半)

東京では交通が麻痺し、帰宅困難者が続出。そのときに皆が協力をし合い、声を掛け合いながら歩いている人が多くいました。ひとりじゃないって心強いですよね。

・財布を落としたとき現金がきちんと戻り、連絡までいただいたところ。母国ではなかなか戻って来ません(ブラジル/女性/50代前半)

落とし物をして自分の元に戻ってくるとほっとしますよね。でも、外国で落としたらなかなか帰ってこなそうですね。大切なものは落とさないようにしましょう!

・毎日のように我慢強く長時間、満員電車に乗って通勤・通学できること。ドイツで同じ状況であればドイツ人は絶対に我慢できないでしょう(ドイツ/男性/30代後半)

そういう意味でも、日本人は忍耐強いですね。でも、あれを心地よいと思っている人はほとんどいないので、満員にならないように改善するのが一番だと思います。

・約束時間を守る。何かゴールがあるときあきらめず最後まで頑張る。このように時間や約束を大事にすることによって何でもスムーズに行われるので時間管理がすばらしいと思います(イラン/女性/20代後半)

あきらめない姿勢も日本人らしさのひとつなんですね。

・どこでも並ぶ。イタリア人はあんなキレイに並ばない(イタリア/女性/30代後半)

日本ではスーパーやコンビニのレジでも、陳列棚の間をきれいに並んでいますもんね。

・働くときは、いつもまじめ。ずるい人がいません。マリでは、ボスがいないとき、ずるい人がいっぱいいます(マリ/男性/30代前半)

・食事の時、「いただきます」と言う習慣です。中国にはない習慣です。命の恵みや作ってくれた人への感謝の気持ちで、日本人は食べる度に感謝の意を込めていることが初めてわかった。とても感動的な言葉でした(中国/女性/30代後半)

感謝の気持ちを忘れないことは大切なことですよね。

こうやって見てみると日本っていい国ですね。外国人からは日本がこういうふうに見えているのか、と気づかされることがたくさんありました。