母国の日本料理と一番違うのは寿司!?

私たちにとっては当たり前の日本料理も、外国人にとっては異国の食べ物。日本に来て初めて本場の日本料理を食べた時、母国で食べたものと何か違うと感じることもあるのではないでしょうか。そこで、「母国で食べた日本料理と違う! と感じた日本料理」について外国人20人に聞いてみました。

やはりメジャーな「寿司」

・ネタの新鮮度と握り方が全然違います (中国/女性/30代後半)

・日本では生魚の種類が豊富でネタが新鮮 (ドイツ/男性/30代後半)

・日本の方が断然おいしい。ヨーロッパにはいい日本料理店が少ないです (チェコ/男性/30代前半)

やはり本場の寿司は別格ということでしょうか。ネタの豊富さと新鮮さをあげる人が多かったようです。

・台湾の握り寿司は日本より一回り大きいので、2,3個でもうおなかいっぱいになります (中国/女性/30代後半)

・基本的にフランスでは中国人が握っていることが多く、ネタが大きすぎて食べにくいです。あと、すし飯に酢を使いすぎているシェフもいますね (フランス/男性/20代後半)

どうやら海外の握り寿司はサイズが大きいことが多いようですね。食べ応えはありそうですが、すぐに満腹になってしまっていろいろな種類のネタを楽しめないかもしれません。

・アメリカの寿司屋では、巻き寿司とカリフォルニアロールの方が好まれています。カリフォルニアロールは店によって異なり、クリエイティブ! (アメリカ/男性/30代前半)

逆輸入で日本にカリフォルニアロールが登場したときは、アボカドなどを使った自由な発想で驚いた記憶があります。本場はもっとバラエティが豊富なのですね。

寿司以外では以下のような回答が寄せられました。

・豚骨ラーメン: スープが日本のスープほど濃くない (ラオス/女性/20代後半)

・イカとタコ: 日本では生で食べることが多いですが、スペインではほとんど焼いて食べます (スペイン/男性/30代前半)

日本の生食文化に驚く外国人は多いと聞きますが、イカの踊り食いなどは特に衝撃的に違いないと思います。

今や世界中に寿司店ができていますが、やはり本場の日本で食べる寿司の味は全然違うようですね。握りのサイズが大きかったり、そもそも日本人以外の料理人が握っているなどということを聞くと、味が違って当然かもしれません。 新鮮なネタの寿司はもちろん、職人さんの仕事ぶりや風情ある店構えなど、日本に来た外国人にはぜひ本場の寿司を堪能して欲しいと思います。