こんにちは。せおです。

皆さん。春といえば、出会い、別れ、愛、恋、涙、堕落、悲哀、英傑、刹那、空蝉、天弓、起源、水月、花天、花冠、星宿、絢爛、終天、悠遠、蒼穹、残夢。そう、それは魂の根幹であり煉獄。中二病を発症する時期なのです。

今回のアンケート結果一覧

Q1. 自分の中の「芽吹き」を感じて魔法を使ってみようと試みる

陥った 11.0%
そんな経験ない 89.0%
50%

Q2. 温かくなったのは自分の秘めたるパワーのおかげだ、と本気で思い込み周りへの態度が横暴になる

陥った 7.6%
そんな経験ない 92.4%
50%

Q3. 花粉症のせいで赤い目を「写輪眼だ」と偽り目薬はささない

陥った 7.4%
そんな経験ない 92.6%
50%

Q4. 入学式で「すぐに群れるザコ共が」と1人を貫いた結果友達ができなくなる

陥った 11.6%
そんな経験ない 88.4%
50%

Q5. 卒業式で本当は悲しいのに「別れ? くだらねえ」と言ってしまい周りの輪に入れない

陥った 13.4%
そんな経験ない 86.6%
50%<

春に芽吹きを感じるWizardたち

春になるとなんだかあたたかくなって、パワーがみなぎってきますよね。そんなとき、中二病患者はなんだか魔法を使えような錯覚をしてしまうのです。

具体的には学校の登下校で一人でいるとき、手をかざして風の精霊の召喚を試みます。「風よ、あらわれたまえ」と、何もいない空中に向かい必死に訴えかけるこの意欲的な挑戦は大体失敗してしまうのですが、優しい風の精霊は30回に一度くらいの確率でタイミングよく風を吹かして応えてくれます。

精霊の加護

風の精霊が応えてくれると、まるで天気を自分の意のままに操れるような気分になってしまい、天狗になってしまいますよね。春が来て暖かくなったのは自分が精霊の加護を受け、愛されているからだと思ってしまうかも。

毎年春になると態度が横柄になる人がいるとしたら、その人はきっと風の精霊の加護を受け、選ばれし人間となっているからでしょう。もし周りにそんな人がいたら、生暖かく見守ってあげてください。グラフを見る限り、7.6%ほどいるみたいなので。

花粉症じゃない、写輪眼だ!

春といえば花粉症。花粉が好きな人などいるはずもない、と思う人がいるかもしれませんが、中二病患者にとって花粉症は写輪眼を開眼する絶好のチャンス。かゆい目をなんの躊躇もなくこすります。少しこすったくらいでは目が血走ったようにしか見えないので、真っ赤になるまでこすり続けなくてはなりません。

あまりに目をこすりすぎて、視界がぼやけてしまうことがあるのですが、中二病患者はこれを「3秒先の未来を視ている」と勘違いしてしまいます。悪いことは言いません。早く目薬を使いましょう。

「クールなオレ」をあえて演じる

入学式や卒業式は中二病患者にとって失敗談の温床。たとえば入学式。マンガやアニメの見すぎで、「群れを嫌うクールでひと癖ありそうな奴」をあえて演じることで、いい友達と美人の彼女ができると考えてしまいます。最初はそれでいいかもしれませんが、1、2カ月するとたいてい「群れに入れないクールぶったぼっちのやつ」になります。そういう展開から友達や彼女ができるマンガやアニメもありますが、現実でそういった展開はありません。

たとえば卒業式。中二病患者は素直になれない人が多いので、別れが寂しくても「クールなオレ」を演じ、「あばよ。楽しかったぜ」なんて捨て台詞を体育館の前で一人でつぶやきます。

入学式、卒業式の中二病エピソードはどちらも10%以上が陥った経験が。これから入学式を控えている中二病患者は、「クールなオレ」を演じる前に冷静になったほうがいいかもしれません。

調査時期: 2018年3月5日~2018年3月16日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート