一日の始まりである朝。カラダもアタマもなかなか活動モードにならず、ぼーっとしてしまうもの。そんなときは温かい一杯のお茶で、カラダのスイッチをオンに切り替えましょう。胃腸が刺激されてエネルギーも高まり、頭もスッキリ! ちょっとした心がけで一日が快適に過ごせるようになります。

「朝が苦手」という人は多いもの。目覚ましを無意識に止めてしまう。なかなかベッドから抜け出せない。起きあがったものの、頭はぼんやり、カラダもぐったり。ああ、朝からシャキッとできたらいいのに…と思っている人、けっこういるのではないでしょうか。

寝起きというのは、体温も代謝もすべてが下がっている状態。体温を上げ、代謝を上げることで、血めぐりをアップさせ、活動モードのスイッチをオンにすることが必要です。方法は簡単。なにも朝から運動をしようというのではありません。朝、起きたら温かい飲み物を。これでカラダの目覚めがずいぶん違うはずです。

「朝は食欲がない」という人は、スープやおみそ汁一杯だけでも摂るようにすると、眠っていたカラダが温まって活動しやすくなります。冷たい牛乳や野菜ジュースを飲んでいる人は、ぜひホットに切り替えて。野菜ジュースも温めて、野菜スープ感覚で飲むことをおすすめします。

お茶でいうと、おすすめなのは、紅茶。同じカフェインでもコーヒーはカラダを冷やしますが、茶葉を発酵させた紅茶はカラダを温めてくれます。さらに、前回もご紹介した血めぐりフード"しょうが"を入れると、効果は倍増! すりおろしたしょうがの汁を紅茶に入れ、甘味がほしければ、こちらもカラダ温め効果のある黒砂糖を入れます。しょうが紅茶は、血めぐりケアをする上で簡単にできる超オススメ飲み物なので、ぜひおぼえておいてください。

朝の一杯のお茶でカラダを温め、シャキッと午前中からバリバリ仕事。これなら朝型にシフトできますね。

しょうがとシナモンをオフィスに常備!

オフィスでは、しょうがをすりおろすというのはなかなか難しいもの。そこでおすすめなのが、あらかじめ家でしょうがをスライスし、保存袋に入れてオフィスの冷蔵庫に。カップに注いだ紅茶にしょうがスライスを一切れポンッ。これならオフィスでも手軽にできます。

あるいは、しょうがの砂糖漬けが売られているのを見かけたら、買っておくと便利です。こちらは常温保存ができるので、オフィスに冷蔵庫がなくても大丈夫。オフィスだけでなく、普段からバッグに携帯し、喫茶店やカフェで紅茶を飲むときに1かけポンッと入れれば、いつでもしょうが紅茶を飲むことができます。

また、シナモンも血めぐりフードとしては優秀な食材。シナモンパウダーやシナモンスティックをオフィスに常備、あるいはバッグに携帯し、シナモン紅茶にして飲むのもいいですよ。

いつも時間に追われている人も、仕事の合間にお茶の時間を作ってみてください。ほっとひと息、リラックスすることで精神や自律神経のバランスも整えてくれます。そしてもちろん、カラダも温まり、血めぐりもアップ! ぜひ今日からやってみてくださいね。