
中国出身でロンドンを拠点に活動するサウンドアーティスト/作曲家、Li Yilei(リー・イーレイ)が、2年ぶり2度目となる来日ツアーを開催する。11月19日の岡山・玉野公演を皮切りに、三重・鈴鹿、名古屋、東京、新潟の全国5都市を巡る。
今回のツアー「Li Yilei Japan Tour 2026」では、テルミンのソロ演奏と即興を中心に、身体の動き、電磁場、空間の響きが交差するアンビエント・リスニング・セッションを展開。アルバム収録曲を再現する従来型のライブとは異なり、その場の環境や偶然性によって音楽が形作られていく。
中心となるテルミンは、楽器に直接触れることなく、手や身体とアンテナの距離によって音程や音量を操る電子楽器。Li Yileiはその特性を生かし、わずかな身体の揺らぎや動きを音へと変換する。さらに、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館でのパフォーマンスや、上海ファッションウィークで開催されたY-3の2027年春夏コレクションのショーでも使用した電磁気楽器を導入。普段は耳にすることのできない電磁的な現象を音として立ち上げ、空間と身体の関係性を探求する。
Li Yileiは2017年以降、音楽作品の発表に加え、インスタレーションや映画、演劇、ダンスのための作曲など、ジャンルを横断して活動。テープやフィールドレコーディング、自作の装置、さまざまなオブジェクトを駆使し、記憶や身体感覚、空間との関係性を繊細な音響表現へと昇華してきた。これまでにロンドンのバービカン・センターやテート・ブリテン、ニューヨークのリンカーン・センターなど、世界各地の文化施設で作品を発表している。
日本では2024年、アルバム『NONAGE / 垂髫』の国内盤CDをPLANCHAからリリース。同年にはFLAUの企画によって京都、東京、名古屋を巡る初のジャパンツアーを開催した。
今回もFLAUがツアーを企画し、三重・鈴鹿と東京公演にはausが共演するほか、各地に多彩なアーティストが参加する。東京公演の舞台となるのは日本基督教団 九段教会。教会や展望展示室など、会場ごとに異なる空間の響きもパフォーマンスの重要な要素となる。
あらかじめ決められた楽曲や構成にとらわれず、反復や共鳴、沈黙、偶然性によって生み出される、その瞬間だけの音響風景。音楽を「聴く」という行為そのものに、新たな感覚をもたらす公演となりそうだ。
FLAU presents: Li Yilei Japan Tour 2026
Theremin Electroacoustic Sound Listening Session
2026年11月19日(木)岡山・東山ビル(玉野市)
OPEN / START 18:00
出演:Li Yilei
DJ:岡本方和(moderado music)、黒田秀徳(orab record)
前売3,000円/当日3,500円(別途1ドリンク代)
予約:https://forms.gle/4Ug9JY6YkHimewXm7
2026年11月23日(月・祝)三重・HAPPY MOUTH(鈴鹿市)
OPEN 15:00/START 16:00
出演:Li Yilei、aus
前売3,500円/当日4,000円(別途1ドリンク代)
予約:https://forms.gle/8f33ZNqAZxZvVaqk9
2026年11月25日(水)愛知・K.D Japon(名古屋市)
OPEN / START 18:30
出演:Li Yilei、Rego、CazU-23
DJ:Am Shhara
前売3,500円/当日4,000円(別途1ドリンク代)
予約:https://forms.gle/8f33ZNqAZxZvVaqk9
2026年11月26日(木)東京・日本基督教団 九段教会
OPEN 18:30/START 19:00
出演:Li Yilei、aus
前売4,500円/当日5,000円
予約:https://flau.stores.jp/items/6ae1a8893432f66efe987527
2026年11月28日(土)新潟・山の下みなとタワー 6階展望展示室
「experimental room #55」
OPEN 14:00/START 14:30(16:00終演予定)
出演:Li Yilei、phoka
前売3,000円/当日3,500円/県外からの来場者2,500円/高校生以下無料
予約:https://forms.gle/LqQzwwtYNPvqqu7m6
ツアー企画・制作:FLAU
ツアー協力:PLANCHA
