
K-POPグループ・i-dleのメンバーであり、「TOMBOY」「Queencard」など数々のヒット曲を手がけてきたソングライター/プロデューサーでもあるSOYEONは、2021年の1stミニアルバム『Windy』を境に、音楽との向き合い方を大きく変えたという。
約5年ぶりのソロアルバムにして初のフルアルバム『What a Wonderful Life』では、タイトル曲「Im gonna TOESA (Narr. KIAN84) (퇴사할게여 (Narr. 기안84)」が韓国の主要音源チャートを席巻するヒットを記録。2000年代の韓国バンド音楽へのオマージュから、ありのままの感情を綴った歌詞まで、彼女はこの作品で何を表現しようとしたのか。圧倒的なカリスマ性の裏にある不安、創作への飽くなき探究心、そして新たに見つけた自由について語る。
「自分のなかにあるものを使い果たした」──創作の転機
―私は昨年、 i-dleの「2025 i-dle first japan tour [ 逢い-dle ]」公演を観て、SOYEONさんのカリスマ性や表現力に強く引き込まれました。一方で、今回の「Im gonna TOESA (Narr. KIAN84) (퇴사할게여 (Narr. 기안84)」を韓国の歌番組で初めて観たときは、i-dleのSOYEONさんだとすぐには気づかなかったんです。そのカメレオンのような表現力に驚きました。
SOYEON:まずは昨年、私たちのコンサートに来てくださってありがとうございます。私は、アイドルというのは、その音楽が持つムードや歌詞に合わせて、ステージ上で演じることも仕事だと思っているんです。音楽に演技を重ねて表現することが、歌手であり、アイドルの役割だと考えています。だから、いつもそうした表現を大切にしているし、楽曲の世界に深く入り込めるように努力しています。
―今回、日本でもリリースされるアルバム『What a Wonderful Life』について、以前は人からどう見られるかを意識して音楽を作っていたけれど、今回はありのままの自分を表現したそうですね。そうした変化は、どのような心境から生まれたのでしょうか?
SOYEON:i-dleというグループをプロデュースするときは、もちろん正直であることも大切ですが、それ以上に、私たちがどう見られるかが最も重要だと思っているんです。だから、グループのありのままの姿を見せることよりも、かっこよさを追求してきた部分が大きいと思います。でも、今回のソロアルバムは私一人のステージなので、私自身をそのまま正直に見せた方が、もっと面白いものになるんじゃないかと思ったんです。それで、今回は自分に正直な音楽を作ることにしました。
―2021年の『Windy』以来、約5年ぶりのソロ作品になります。以前、i-dleの成功にはほかのメンバーの力も大きく、自分一人の歌でも同じように愛してもらえるのか不安だったと話されていました。今回はそうした恐れを乗り越えてアルバムを完成させた、という実感はありますか?
SOYEON:その不安を克服したというより、実は今でも不安はあるんです。多くの方が「SOYEONの音楽はいい」「i-dleの音楽が好きだ」と言ってくださいます。でも私は、音楽がよく聴こえるのは、その曲を歌う歌手や、i-dleというグループの力があってこそだと思っているんです。だから、自分が作った音楽を、自分一人でもいい音楽として届けられるのだろうか、ということをずっと考えながら制作してきました。今回も、その不安を克服したからアルバムを作れたわけではありません。むしろ、不安を克服するために挑戦を続けてきたんです。自分が作った曲を、自分一人でもしっかり歌いこなせるようにならなければいけない。そう考えながら努力して、今回のアルバムを作りました。
―ソロのための曲は、いつ発表するかを決めずに、以前から作りためていたのでしょうか?
SOYEON:実は、i-dleのアルバムを作るのが本当に忙しかったんです。一つアルバムを完成させると、すぐに次のi-dleのアルバムを作らなければならない。ずっとその繰り返しだったので、ソロ曲を書こうと考えることすらできなかったと思います。
―では、今回5年ぶりにアルバムを出せたのは、ようやく自分のソロ曲を書く時間ができて、気持ちにも余裕が生まれたからなのでしょうか?
SOYEON:余裕ができたというよりも、私以外のメンバーたちは、これまでかなり頻繁にソロ活動をしていたんです。それをずっと見ていて、私も20代のうちに絶対にもう一度ソロ活動をしようと心に決めていました。でも、気づけばもう29歳になっていたので、今年こそはやろうと思って、今回のアルバムを出しました。
―5年前の『Windy』も、いろいろなジャンルを横断する、遊び心のある作品だったと思います。今回のアルバムと比較して、5年前から変わらないSOYEONさんらしさと、新しく獲得したものは何だと思いますか?
SOYEON:実は、私の音楽性は『Windy』というアルバムの前と後で大きく分かれると思っているんです。『Windy』を出したあと、「こんなふうに音楽を作っていてはいけない」と思いました。そして、そのあとにi-dleの「TOMBOY」を書いたんです。だから、『Windy』を作っていたころと今とでは、音楽に対する考え方が完全に変わっています。音楽的には、もうまったく違う人間になったような感覚です。
―具体的には、どのような部分が変わったのでしょうか? 例えば音楽の聴き方や、曲の作り方、制作に向き合う姿勢など、何か言葉にできることはありますか?
SOYEON:以前は、ただ楽しく、気楽に、思いつくまま音楽を作っていた部分がありました。でも今は、音楽には何かはっきりしたもの、確かな何かが必要だと強く思うようになったんです。昔はもっと気楽に曲を書いていたけれど、今は音楽についてものすごく研究するようになったと思います。
―でも、その「確かな何か」を見つけるのは、すごく大変なことではないですか?
SOYEON:そうなんです。『Windy』以前の私は、自分のなかにもともとあるもの、生まれ持ったものを使って音楽を作っていた感覚がありました。でも、長く音楽を続けていると、そうしたものはいつか使い果たしてしまうと思うんです。もちろん、それまでの音楽に確かなものがなかったわけではありません。自分のなかに持っているものから、確かなものを見つけて曲を作っていたんです。でも、時間が経つにつれて、自分のなかにあるものをどんどん使い切ってしまって、何をすればいいのかわからなくなりました。
『Windy』を出したときに、「ああ、本当に全部使い果たしてしまった。これからは音楽を研究しなければいけない」と思ったんです。それまでは自分自身のなかにある確かなものを頼りにしていたけれど、それ以降は、自分のなかにはまだないものも含めて、何が音楽にとって確かなものなのかを探し、研究するようになりました。そこから、本当にたくさん勉強するようになったと思います。
―そうした研究のためには、例えば世界中のいろいろな音楽を聴いたり、ある音楽がどのように作られたのかを遡って調べたりするなど、インプットも重要になってくるのでしょうか?
SOYEON:はい。インプットはものすごく大切だと思います。それに、インプットという意味では、いろいろな経験をすることも重要なんです。以前は、自分がやりたいことだけをやっていたとしたら、今は自分があまりやりたくないことも経験してみるし、会いたくないと思う人にも会ってみる。そうやって、さまざまな経験を通して勉強を続けています。音楽についても、自分が聴きたい曲や好きな曲だけを聴くのではなく、あまり好みではない音楽も聴いてみる。いろいろな方向から学ぶようにしています。

Photo by Masato Yokoyama
「真心のこもった音楽」を求めて──ヒットメーカーの制作哲学
―今回のアルバムでは、普段の話し方や自然に使う言葉からもインスピレーションを得たそうですね。SOYEONさんの曲作りは、普段どこから始まることが多いのでしょうか? 誰かとの会話から思いついた言葉なのか、頭に浮かんだメロディなのか、ビートなのか、それとも何か物語が先にあるのでしょうか?
SOYEON:私は、まずタイトルから決めることが多いと思います。もちろん曲によって違いますが、特に重要なタイトル曲の場合は、必ずと言っていいほどタイトルから考えるんです。タイトルが与えるインパクトや、そこから浮かぶイメージがすごく重要だと思っているので。そのインスピレーションは、実際にその曲を歌う人から得ることが一番多いですね。自分の曲なら自分自身から、i-dleの曲ならi-dleから、ほかの歌手の曲ならその人から、というように。
―まずタイトルを決めて、そこからサウンドや歌詞、楽曲の世界観を広げていくということでしょうか?
SOYEON:そうですね。タイトルを決めたら、まずそこから浮かぶイメージを考えます。そして、そのイメージに合うメロディや歌詞、どんな言葉遣いにするのかということを、ほぼ同時に考えていきます。
―先ほど「TOMBOY」を作ったときのお話がありましたが、今回のアルバムにも参加しているPop Timeさんとは、i-dleの数々の楽曲を一緒に制作してこられました。SOYEONさんにとって、とても大切な制作パートナーだと思いますが、長年の共同制作を通じて、お互いの役割や曲作りの進め方に変化はありましたか?
SOYEON:Pop Timeさんと仕事を始めたばかりのころは、本当に何度も修正を重ねていたし、お互いに意見が合わない部分もありました。でも、今では一言交わすだけで、お互いが何を考えているのかわかるくらい、相手のことをよく理解できる関係になったんです。だから、音楽制作も以前よりずっとスムーズになりました。それに、Pop Timeさんと私には、目指している方向が同じだという感覚があります。何をいい音楽だと考えるのか、その価値観が一致しているんです。だから、とてもいいパートナーとして一緒に仕事ができていると思います。
―その「目指している方向」というのは、具体的にどんなものなのでしょうか? 人によって、大きな成功を収めたいという目標もあれば、こういう音楽を作りたいという理想もあると思います。お二人が共有している理想について聞かせてください。
SOYEON:私たちが目指しているのは、真心のこもった音楽だと思います。気軽に聴けて、心地よく流れていくような音楽もあると思いますが、私たちはそれ以上に、本当に心からの思いが込められている音楽を作りたいんです。聴いた人が思わず振り返ってしまうような、あるいは突然、ハッと目が覚めるような。そんな音楽を目指していると思います。

Photo by Masato Yokoyama
―今回のアルバムにはGroovyRoomも参加しています。i-dleの「Last Dance (Prod. GroovyRoom)」で一緒に制作されていますが、今回は「Bankroll」と「icebluerabbit」に参加していますよね。GroovyRoomとの制作では、どんなサウンドを追求したかったのでしょうか?
SOYEON:GroovyRoomとも仕事をしてきましたが、実際には、そのメンバーの一人であるLil Moshpit(リル・モッシュピット)さんと制作することが多いんです。Lil Moshpitさんと私は、目指している音楽が正反対だと思います。本当にまったく違う方向を向いているんです。でも、だからこそ、ときどき一緒に曲を作りたくなるんだと思います。違うもの同士が出会うことで生まれる相乗効果が、すごくいいんです。Lil Moshpitさんの音楽は、とてもかっこよくて、ジャンルとしての個性が強い。クールな人たちが本当に好きになるような音楽を作っていると思います。一方、私はもっと大衆的で、誰にでもわかりやすい音楽を作ることが多い。でも、その二つが合わさったときに生まれるものが、私はすごく好きなんです。だから今回も一緒に制作したし、これからも一緒に仕事をしていきたいと思っています。
―今回のアルバムには、ほかにもPEEJAYさんやR.Teeさんなど、さまざまなクリエイターが参加しています。SOYEONさんは、そうした才能ある人たちをどのように見つけて、一緒に制作することになるのでしょうか?
SOYEON:まず、そうした方々と一緒に仕事ができること自体、本当にありがたいと思っています。Lil Moshpitさん、Pop Timeさん、PEEJAYさん、R.Teeさんは、韓国でもトップクラスの作曲家の方々なので、一緒に音楽を作れることをとても光栄に思っているんです。これまではPop Timeさんと一緒に制作することが本当に多かったけれど、今回は何か新しいことに挑戦したかった。それで、これまでとは違う、新しい作曲家の方々を自分からたくさん訪ねていったんです。幸いなことに、皆さんもそうした新しい挑戦をすごく喜んでくださいました。そして、一緒に私自身の新しい音楽的なカラーを見つけようと努力してくださったんです。そうやって、今回のアルバムではいろいろな方と一緒に曲を作ることになりました。

Photo by Masato Yokoyama
「Im gonna TOESA (Narr. KIAN84) (퇴사할게여 (Narr. 기안84)」の裏側──2000年代への郷愁と、ありのままの自分
―今回、私が韓国の歌番組で初めて観た「Im gonna TOESA (Narr. KIAN84) (퇴사할게여 (Narr. 기안84)」は、2005年に「잘 부탁드립니다(チャル プタクトゥリムニダ/よろしくお願いします)」をヒットさせた韓国のバンド、EX(イクス)へのオマージュを取り入れたと伺いました。EXの曲は、就職活動の苦労を歌ったものでしたよね。それに対して、今回のSOYEONさんの曲は〈退職します〉と歌っている。その対比がとても面白いと思いました。EXのどんなところに惹かれ、具体的に何をオマージュしたのでしょうか?
SOYEON:今回の「Im gonna TOESA (Narr. KIAN84) (퇴사할게여 (Narr. 기안84)」では、2000年代の韓国のバンド音楽が持っていた色合いを取り入れたいと思っていたんです。それから、1990年代から2000年代にかけて、韓国には「ソウル方言」と呼べるような、ソウル特有の話し方がありました。今の韓国の人たちが使う言葉遣いとは、微妙に違う話し方ですね。今ではもう使われなくなってしまったような話し方なんですけど、私はそうした当時の言葉遣いで歌ってみたいと思ったんです。その話し方がとてもよく表れているのが、先輩バンドであるEXの「잘 부탁드립니다」でした。あの曲には、2000年代の女性たちが日常的に使っていたような話し方が、たくさん詰まっていると思うんです。それで、EXの方々に直接連絡をして、「あの曲で使われている言葉遣いをオマージュしたい」とお伝えしました。そして、今回の曲に取り入れたんです。
―ということは、音楽的な部分というよりも、主に歌詞や言葉遣いのニュアンスをオマージュしたということなのでしょうか?
SOYEON:そうですね。主に歌詞や話し方のニュアンスだと捉えていただければいいと思います。ただ、あの音楽が持っている独特の色合いにもオマージュを捧げているんです。ある意味では、それが最も重要な部分だったとも言えると思います。
―「Im gonna TOESA (Narr. KIAN84) (퇴사할게여 (Narr. 기안84)」のMVでは、2000年代のドラマを参考にされたと話されていました。具体的には、どんな作品や場面からインスピレーションを受けたのでしょうか?
SOYEON:何か特定のドラマというよりも、私がちょうど音楽を好きになったころの時代の感性を取り入れたかったんです。例えば、当時は『フルハウス』『コーヒープリンス1号店』『宮』といったドラマがありました。そういったドラマが持っていた色合いや、独特の感性を取り入れたんです。それから『宮~Love in Palace』という、漫画が原作のドラマもありました。あの時代のドラマにあった雰囲気や感性を、今回の映像に持ち込んだという感じですね。韓国では、ああいう時代のことを「ロマンの時代」と呼んだりするんです。
―今回のアルバムには、「Bankroll」のように愛とお金の関係をかなり生々しく描いた曲もあれば、「Amigo (Feat. Minsu)」のように、マドンナの「Like a Virgin」を取り入れた遊び心のある曲もあります。
SOYEON:「Amigo (Feat. Minsu)」は、最初から「Like a Virgin」をサンプリングできる機会をいただいたことがきっかけだったんです。それで、この曲を使って何か面白いことをやってみたいと思いました。ちょうどそのころ、映画『Michael/マイケル』がすごく流行していた時期でもあったので、あの時代のレトロな雰囲気を取り入れてみたら面白いんじゃないかと思って、制作しました。
―「Hate veggie song (야채 싫어 송)」も面白いですよね。野菜が嫌いという、ごく日常的な感情をそのまま楽曲にしていますが、SOYEONさんにとって、こうしたユーモアも曲作りの重要な要素なのでしょうか?
SOYEON:はい。私は、面白いことが一番大切だと思っています。私たちは、人々を楽しませたり、気分をリフレッシュしてもらったりするエンターテイナーだと思うんです。だから、いつも面白い曲を作るのが好きなんです。「Hate veggie song (야채 싫어 송)」も面白い曲に仕上がったので、よかったと思っています。
―続いて「Would you love me (그냥 사랑하면 안 될까)」について伺います。この曲では、自分が疲れたことや弱さを打ち明けたら、相手が失望してしまうのではないかという不安が描かれていますよね。先ほどおっしゃっていた、人々を楽しませるエンターテイナーとしての姿や、力強く人々を引っ張っていくSOYEONさんのイメージとは、ある意味で正反対の感情だと思います。なぜ、こうした気持ちを曲に込めたのでしょうか?
SOYEON:この「Would you love me (그냥 사랑하면 안 될까)」は、タイトル曲の「Im gonna TOESA (Narr. KIAN84) (퇴사할게여 (Narr. 기안84)」」とつながっているんです。「Im gonna TOESA (Narr. KIAN84) (퇴사할게여 (Narr. 기안84)」では、仕事を辞めることについて、少し子供っぽいくらい無鉄砲に、でも堂々と「私は退職します!」と言っています。その一方で、その裏側にある気持ちを描いたのが「Would you love me (그냥 사랑하면 안 될까)」なんです。こちらの曲では、「私は本当に仕事を辞められるのだろうか?」「もし仕事を辞めても、みんなは私を好きでいてくれるだろうか?」「音楽がなくなったとしても、みんなは私を愛してくれるだろうか?」「お母さんは、それでも私のことを誇りに思ってくれるだろうか?」。そんなことを考えているんです。私自身も、表に見せる姿と、その裏側にある気持ちは違うことがあります。タイトル曲では堂々としている部分を見せていますが、実際には、そこまで堂々とした姿を見せられるようになるまでに、ものすごくたくさんのことを考え、悩んでいるんです。その裏側にある気持ちを描いた、とても正直な曲です。
―なるほど。このアルバムは「Im gonna TOESA (Narr. KIAN84) (퇴사할게여 (Narr. 기안84)」から始まり、最後は「Goodbye, Romance (낭만 보내기)」で終わりますよね。8曲を通して一つの物語を描こうという意識もあったのでしょうか?
SOYEON:一つの物語を描くというよりも、一人の人間のなかにも、これだけいろいろな考え方があるんだということを表現したかったんです。例えば、ある日はすごく笑うことが多くて、ずっと楽しい気分で過ごしている。でも、別の日には気分がよくないこともあるじゃないですか。だからといって、それでその人が矛盾した人間になるわけではないと思うんです。人間には、いつもいろいろな面があります。私は、そういうことを見せたかった。そして、自分自身のさまざまな面を、すべてこのアルバムに詰め込みたかったんです。これも私だし、これも私だし、これも私なんだ、ということを伝えたかったんだと思います。
―昨年のさいたまスーパーアリーナで行われた i-dleの「2025 i-dle first japan tour [ 逢い-dle ]」公演では、日本のアニメ『デジモンアドベンチャー』の主題歌「Butter-Fly」を披露されていましたよね。日本の音楽から影響を受けたことはありますか?
SOYEON:私が大好きな音楽の一つが、日本のアニメソングなんです。子供のころからアニメ自体が本当に大好きだったので、日本の音楽からも影響を受けていますが、特に日本のアニメとアニメソングから、ものすごく大きな影響を受けていると思います。日本のアニメソングを聴いていると、現実の世界から抜け出して、自分がアニメの世界のなかで生きているような気持ちになるんです。私も、自分の音楽でそういう感覚や感情を表現したいと、よく考えています。
―好きな日本のアニメはたくさんあると思いますが、特に好きな作品は何ですか?
SOYEON:『Re:ゼロから始める異世界生活』です。『呪術廻戦』も全部観ました。
―では最後に、今回のアルバムはこれから日本でもリリースされますが、日本のリスナーにはどんなところを楽しんでもらいたいですか?
SOYEON:私は日本のバンド音楽が大好きで、普段から本当によく聴いているリスナーの一人なんです。日本のバンド音楽は本当に素晴らしいということを、日本で何度も感じてきました。だから、今度は逆に、日本の皆さんにも今回のアルバムを通して、韓国のバンド音楽がどんなものなのか、日本のバンド音楽とはどんなところが違うのか、そういうことも感じながら楽しんで聴いてもらえたらうれしいです。そして、日本のNEVERLANDの皆さんには、いつもたくさんの愛を送ってくださって、本当にありがとうございますと伝えたいです。

Photo by Masato Yokoyama

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SOYEON
1st Full Album『What a Wonderful Life』
日本公式輸入盤発売:10月28日
形態・価格(税込)
Home Ver.(CD):3,520円
Island Ver.(CD):2,530円
Temple Ver.(CD):6,600円
Life Ver.(アナログ盤):8,690円
収録曲
01. I'm gonna TOESA (Narr. KIAN84)
02. Bankroll
03. icebluerabbit
04. STAR
05. Hate veggie song
06. Amigo (Feat. Minsu)
07. Would you love me
08. Goodbye, Romance
詳細:i-dle日本オフィシャルサイト