元放送作家の鈴木おさむ氏が、27日に放送されたBAY FM『シン・ラジオ -ヒューマニスタは、かく語りき-』(毎週月~金曜16:00~)で、2016年末に終了したフジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』終了後に開催されたスタッフ打ち上げの様子を明かした。

  • 鈴木おさむ氏

    鈴木おさむ氏

放送作家の誕生日に特注バースデーケーキ

9月末にフジテレビを退社したプロデューサーの西村陽次郎氏をゲストに迎え、「フジテレビって、どうでもいいことに本気になるんですよ」と切り出した鈴木氏。『SMAP×SMAP』の制作現場では、担当の放送作家の誕生日になると、「ビストロSMAP」のチームが有名店に特注した大きなバースデーケーキで、会議中にお祝いしてくれたという。

そんなフジテレビの文化を象徴する出来事として鈴木氏が紹介したのが、10年前に終了した『SMAP×SMAP』のスタッフ打ち上げだ。SMAPのメンバーは参加できなかったが、フジテレビ本社内の一番大きなスタジオに「ビストロSMAP」のセットを作って開催された。

会場には歴代の番組スタッフらが大勢集まり、セット内に座って記念撮影を楽しむ光景も。さらに、「ビストロSMAP」で料理を担当していたスタッフたちが、集まった人々のために料理を振る舞ったという。

記念のアナログレコードまで制作

その打ち上げを準備した中心人物の一人が、2024年に亡くなったプロデューサーの黒木彰一さんだった。黒木さんは番組終了が決まった段階から費用を工面し、参加したスタッフに「ビストロSMAP」の皿などを記念品として用意。さらに、番組内でSMAPが披露したメドレーの楽曲を収めたアナログレコードまで制作したという。

レコードには転売を防ぐための番号も振られ、参加者全員に配布するという、音楽好きで知られた黒木さんらしいエピソードだ。

鈴木氏は「とんでもない金額がかかりますよ。でも、悲し終わり方をして(SMAPの)メンバーが来れなくてもやるんだっていうのが、フジテレビですよね」と、その社風を振り返った。

【編集部MEMO】
鈴木おさむ氏は、2024年に放送作家業を引退することになった理由について、自身のXで「SMAPが解散してから、自分の中で120%の力が、入りにくくなってしまったというのもあります。常に入っていた120%の力が入らない時も出てきてしまった」と明かしていた。