じっとしていられず、読書をあまりしてこなかった伊藤沙莉。その背中を押したのは、共演者・森田望智の「沙莉ちゃんでも読める本はある」という言葉だった。21日配信のポッドキャスト番組『松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」』第63回で、伊藤は、台湾の書店で薦められた本を探した体験を紹介。以前から読書を勧めていた松岡茉優に、新たな楽しみとの出会いを報告した。
「じっとしてられない」伊藤に、森田望智が薦めた読書の入り口
「読書の秋」を話題に、最近読んで面白かった本を尋ねられた伊藤は、松岡から長い間、「本を読みなさい」と勧められてきたことを回想。松岡が「そんな偉そうに」と返すと、伊藤は「偉そうじゃなかったよ」と笑い、「本はいいよ」と声を掛けてもらっていたことを振り返った。
ただ、活字を読むタイミングがつかめず、「やっぱじっとしてられないっていうのがあって」と説明。「あまりしてこなかったんです、今まで」と、それまでの読書との距離を明かした。そんな伊藤に、撮影中、森田が「沙莉ちゃんでも読める本はある」と薦めてくれたという。
この率直な言い方について、2人は、森田の言葉には嫌な気持ちにならないと話し合った。「上からじゃない」「下からでもない」と、その対等な接し方にも言及。伊藤は、理解できなかった映画について、森田に感想を聞くこともあり、その観点が面白いのだと語った。
薦めた本人が書名を忘れ…台湾の書店で探した
森田から読みやすい本を教えてもらった伊藤は、台湾滞在中、日本語の本を扱う書店で、その一冊を探すことに。日本語の本が並ぶ売り場の充実ぶりを説明すると、松岡も驚いた。
探していたのは、今村夏子氏の『とんこつQ&A』。ただ、書名を確認しようと森田に尋ねた際には、薦めた本人が忘れてしまっていたそう。伊藤は「お願いですから思い出して」と頼み、改めてタイトルを確かめたという。
その後、台湾の書店で本を見つけ、購入。松岡は「紹介してくれたのがそこにあったのすごいね」と、旅先での出会いにも反応した。実際に読んでみると、伊藤は「めっちゃ面白くて」と手応えを感じる。「読書ハマったかも!」と思い、さらに2冊ほど購入し、別の一冊も読んだと話した。
「フィットする時はめっちゃ気持ちいい」自分に合うタイミングを発見
読書に親しむきっかけをつかんだ伊藤に、松岡は「無理するものじゃないからね」と声を掛けた。伊藤も、「フィットする時はめっちゃ気持ちいいんだなって思った」と、自分なりの発見を説明。読みたい気分になっているときに本を開くと、とてもいいのだと分かったという。
一方、読書好きの松岡も、初めてのミュージカルに取り組むなかで余裕がなく、4月から一冊も読めていないと告白。本屋へ行くと欲しくなって買うものの、読めないまま本が積み上がっていると話すと、伊藤は「珍しいね」と応じた。
読書を勧めてきた松岡にも、今は読めない時期がある。その隣で伊藤は、自分の気持ちに合うタイミングで本を楽しめたことを、「読書のテンションなんだなって時に読んだらすごいいいんだってことは分かった」と伝えていた。
【編集部MEMO】
『松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」』は、松岡茉優と伊藤沙莉が、リスナーから寄せられた喜怒哀楽のエピソードや相談に、自身の経験を交えて応じるポッドキャスト番組。10月21日配信の第63回では、冒頭の「読書の秋」という話題から、伊藤が森田望智に薦められて読んだ今村夏子の『とんこつQ&A』を紹介した。
