ユニクロは2026年10月19日、「平成カルチャーとフリースに関する調査」の結果を発表した。本調査は2026年10月2日〜10月4日、全国の15〜69歳の男女1,200人を対象に、インターネット調査(クローズドモニタ)で行われた。
平成カルチャーに関心がある10〜20代は54.8%、約4割が生活に取り入れる
平成カルチャーに関心がある人の割合は、10〜20代が54.8%となり、30代以上の31.5%の約1.7倍にのぼった。
実際に平成カルチャーを生活に取り入れた人も、10〜20代では37.3%となり、30代以上の13.0%の約3倍だった。若者の間では、平成リバイバルが単なる話題にとどまらず、日常生活にも取り入れられていることがうかがえる。
また、10〜20代に今後2〜3年先も平成カルチャーの人気が続くと思うか聞いたところ、「さらに広がると思う」が13.5%、「今くらいの人気が続くと思う」が28.8%となった。合計は42.3%で、4割以上が今後も人気が続くと予想している。
平成ブームを経験していない若者も37.0%が「懐かしい」と回答
平成カルチャーに感じるイメージを聞いたところ、10〜20代では「エモい」が39.0%で最多となった。一方、30代以上では「懐かしい」が41.5%で最も多かった。ただし、10〜20代でも37.0%が「懐かしい」と回答しており、30代以上と近い割合となった。平成の流行当時を十分に経験していない若者も、平成カルチャーに対して懐かしさを感じていることが分かる。
そのほか、10〜20代では「かわいい」が17.0%、「新鮮・新しい」が12.8%だった。30代以上では「かわいい」が9.4%、「新鮮・新しい」が5.3%となり、世代によって受け止め方に違いが見られた。
フリースは若者の49.0%が「今っぽいアイテム」、30代以上の75.3%は「昔からある定番」
平成カルチャーのひとつとして、かつて一大ブームを巻き起こしたフリースについても、世代によってイメージが異なっていた。
フリースを知っている10〜20代に具体的なイメージを聞いたところ、「最近初めて意識した」が15.2%、「ここ数年で人気が出た」が13.3%、「最近また見かける」が20.5%となった。合計は49.0%で、約半数がフリースを近年注目されている「今っぽいアイテム」として捉えている。
一方、30代以上では75.3%が「昔からある定番」と回答。同じフリースでも、若者には新鮮なアイテムとして、ブームを経験した世代には長く親しまれてきた定番として認識されていることがうかがえる。
1998年頃のフリースブーム経験者、68.1%が「今ならまた着てみたい」
1998年頃のフリースブームを経験した30代以上に当時の着用・所有状況を聞いたところ、「着ていた」「持っていた」と回答した人は57.3%だった。また、当時フリースを着ていた人に今また着たいか聞いたところ、「ぜひ着たい」が12.9%、「着たい」が29.0%、「やや着たい」が26.2%となった。合計は68.1%で、約7割が再び着ることに前向きな意向を示した。
さらに、過去にフリースを着用・所有し、直近1年以内には着用していない30〜60代を対象に、現在の購入意向を分析した。当時のフリースを「懐かしい」と感じる人では、今後の購入意向が47.8%となった。一方、懐かしさを感じない人では19.3%にとどまり、約2.5倍の差が見られた。
フリースの購入・着用意向は全体の38.7%、懐かしさとエモさを感じる人では64.3%
今後フリースを購入・着用したいか聞いたところ、「ぜひ購入したい」が9.3%、「やや購入したい」が29.4%となり、合計は38.7%だった。全体の約4割が購入・着用意向を示した。年代別では、10〜20代が38.3%、30代以上が38.9%となり、ほぼ同じ水準だった。
さらに、平成カルチャーに対して「懐かしい」「エモい」の両方を感じる人では、フリースの購入・着用意向が64.3%となった。一方、どちらも感じない人では25.0%で、約2.6倍の差が見られた。
フリースに対するイメージは世代によって異なるものの、購入・着用意向は幅広い世代で見られた。平成カルチャーへの懐かしさやエモさと、現在のフリースへの購入・着用意向との間に関連があることがうかがえる。





