星野リゾートは2027年夏、佐賀県・嬉野温泉に「界 嬉野」を開業する。
嬉野温泉は、『肥前風土記』(713年)に「東の辺に湯の泉ありて能く、人の病を癒す」と記されるほど、長い歴史を誇る名湯。また、島根県の斐乃上温泉、栃木県の喜連川温泉と並び「日本三大美肌の湯」として名高い温泉地。泉質は、メタケイ酸やメタほう酸を豊富にふくむ、ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉で、肌をなめらかに整えるとされる。また、施設周辺は室町時代から受け継がれる「釜炒り製法」で知られるお茶の産地であり、肥前吉田焼や有田焼といった磁器の産地としても有名で、豊かな歴史と文化が根付くエリアとなっている。
同施設は全室が坪庭を望む露天風呂付きのご当地部屋。すべての客室で貴重な温泉を心ゆくまで堪能できる。また、宿の中心にはスパトリートメント施設を併設。プライベートな客室露天風呂での入浴と、専門のスパトリートメントを組み合わせることで、名湯の魅力を最大限に引き出し、肌も心も潤い満ちる滞在を提案する。予約開始は2027年春を予定している。
全28室、美肌の湯を心ゆくまで楽しめる「里山便り坪庭の間」
客室は全28室、全室がご当地部屋「里山便り坪庭の間」となる。各客室には嬉野の豊かな自然や里山の風景を表現した専用の坪庭を配しており、日本の里山情緒を感じられる空間を演出している。また、すべての客室が露天風呂付きのため、坪庭を眺めながら、美肌の湯として知られる名湯を堪能できる。
名産の嬉野茶にちなみ、室内には、本物の茶葉を漉き込んだオリジナルの建具や有明海をイメージしたアートなどを設える。全室がメゾネットタイプとなっており、1階部分の天井が約5mと開放的な空間のなかで、まるで暮らすようにゆったりとした滞在ができる贅沢な造りとなっている。
宿の中心に設けられたスパトリートメント施設「美肌小舎」
嬉野温泉の最大の特徴はトロトロとした、なめらかな湯触り。この温泉の効果効能を最大化するために、宿の中心には、スパトリートメント施設「美肌小舎」を設ける。客室でのプライベートな入浴体験と、スパトリートメントを組み合わせることで、温泉で角質をやわらかくし、トリートメントの保湿作用を高める。美肌小舎の外観デザインは、肥前吉田焼や伊万里焼、有田焼を育んできた肥前の土が織りなす地層をイメージした。



