伊予鉄道は、10月16日の始発列車から、郡中線(松山市~郡中港間)の全便を対象に、車掌が乗務せず運転士だけで運行するワンマン運転を実施すると発表した。これにともない運行時刻を一部変更するため、同日にダイヤ改正を行うことも発表している。
近年、鉄道の運行に欠かせない運転士・車掌の担い手が不足しており、伊予鉄道はこれを社会的な課題と受け止め、業務の省人化と効率化を進めているという。限られた人員で路線を維持するための取組みのひとつとして、ワンマン運転を実施する。
これに先立ち、郡中線の全駅にホームミラーを設置するほか、車両にドアチャイム、ドア開閉予告灯、車内防犯カメラ、運転士に異常が生じた際に列車を自動的に停止させる「デッドマン装置」を導入し、安全設備を強化するという。ワンマン運転の開始に合わせ、運行時刻を一部変更するため、10月16日にダイヤ改正も実施。郡中線と高浜線(平日3便、土日祝日1便)を対象に行うが、今回のダイヤ改正に伴う運行便数の変更はないとしている。
なお、同社はワンマン運転の他にも、社員の処遇改善、老朽化した設備の更新に取り組み、将来にわたって鉄道を運行し続けられる体制の構築をめざすとのこと。
