「もっといっぱいやっておけばよかったなって、今思うと後悔しかないですけど」――18日に放送されたフジテレビ系バラエティ特番『この世界は1ダフル 踊る大捜査線スペシャル』で、織田裕二が、いかりや長介さんとの知られざるエピソードを明かした。

番組では、同日に公開された映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』を記念し、連続ドラマ、スペシャルドラマ、映画、スピンオフから名場面を厳選。織田自身がシリーズの舞台裏を振り返った。

  • 織田裕二

    織田裕二

『踊る』を続けることに「ちょっと怖かった」

話題になったのは、2003年公開の映画第2作『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』が誕生するまでのエピソード。

織田は、第2作を作る前に、和久平八郎役のいかりやさんから手紙を受け取ったといい、「今も家にありますけど」と明かした。

1998年公開の映画第1作『踊る大捜査線 THE MOVIE』を終えた当時、シリーズを続けたいというスタッフの声がある一方で、織田自身には「これ続けてずっとやってたら…ってちょっと怖かったんですよね。寅さんみたいになっちゃいそうで」と、一つの役のイメージが強くなっていくことへの葛藤があった。

当時30代前半だった織田は「いろんな役もこれからやっていきたい欲があった」と振り返り、「5年後にまた再結集しましょう」と提案。その間にそれぞれが別の作品に取り組めると考えたという。

いかりや長介さんから「早く集めろ」

そして実際に5年が経とうとした頃、いかりやさんから「早く集めろ」と声をかけられ、再びメンバーが集結することになった。

久々にいかりやさんと対面した織田は「ちょっと顔が違ってたんですよね。“あっ”ってその時ようやく気づいて。バカですよね」と感じたが、第2作公開の翌年に、いかりやさんは死去。織田は当時を振り返り、「和久さん、いかりやさんは『踊る』をやりたかったんだだなって。もっといっぱいやっておけばよかったなって、今思うと後悔しかないです」と吐露した。

【編集部MEMO】
織田裕二は、1967年12月13日生まれ、神奈川県出身。俳優、歌手。1987年に映画『湘南爆走族』でデビュー。ドラマ『東京ラブストーリー』『振り返れば奴がいる』『お金がない!』などに出演し、『踊る大捜査線』シリーズでは主人公・青島俊作を演じる。映画、ドラマを中心に幅広く活動している。