Habittoは2026年9月8日、「インフレ時代における貯蓄意識・行動調査」の結果を発表した。本調査は2026年8月28日〜31日、全国の20代〜50代の男女600人を対象にインターネット調査で行われた。
金融資産の7割以上を銀行預貯金で保有する人が65.4%
日々の生活費以外の余裕資金の保有・運用方法を聞いたところ、「都市銀行や地方銀行などの普通預金口座への預貯金」が74.3%で最多となった。一方、「ネット銀行などの高利回りの口座への預貯金」は24.2%、「株式投資(国内株式、外国株式、投資信託など)」は22.8%と、いずれも4分の1を下回った。
また、資産保有のバランスでは、「ほとんどすべてを一般の銀行(都市銀行や地方銀行)の預貯金で保有している」と回答した人が約4割となり、預貯金中心の傾向がみられた。
一般の銀行預貯金での保有割合が多い理由では、「特に意識せず、これまでもそうしてきたから」が58.1%で最多。「元本が保証されていて安心・安全だから」も38.1%となった。
保有するすべての金融資産に占める「一般の銀行口座への預貯金」の割合は、「10割程度(ほとんどすべてが預貯金)」が33.9%、「7〜9割程度(大半が預貯金)」が31.5%だった。合わせると65.4%となり、約3人に2人が金融資産の7割以上を一般の銀行預貯金で保有していることが分かった。
物価上昇を82.7%が実感も「インフレ負け」リスクを感じる人は48.7%
物価上昇については、82.7%が「以前より物価が上がっている」と回答した。
一方、「一般の銀行口座に資金を貯め続けることをリスクと感じるか」と聞いたところ、「感じる」は48.7%にとどまった。物価上昇を実感する人が8割を超える一方、銀行預貯金を続けることで現金価値が実質的に低下する「インフレ負け」のリスクを感じている人は半数未満となった。
危機感があっても「どう動けばいいかわからない」が41.0%
「インフレ負け」に対する意識では、「物価高などで実質的なお金の価値が目減りしていく危機感がある」が25.2%、「見直しが必要と感じている」が19.2%となった。合わせて44.4%がインフレ負けへの懸念や、お金の保有方法を見直す必要性を感じていた。
この層に銀行口座に預貯金を置いたままにしている理由を聞くと、「危機感はあるが、具体的にどう動けばいいかわからない」が41.0%で最多となった。「資産が減っていくのを放置している後ろめたさがある」も28.6%となった。危機感や後ろめたさを抱えながらも、具体的な方法が分からず預貯金を続けている人がいることが分かった。
理想のお金の置き方は「守りながら育てる」が48.5%で最多
今後の理想のお金の置き方については、「リスクは抑えつつも、できるなら少しでも資産を増やしたい(守りながら育てたい)」が48.5%で最多となった。
「従来通りの銀行預金で保有したい」は18.7%で、「守りながら育てたい」が大きく上回った。








