10月7日にスタートする石原さとみ主演のフジテレビ系ドラマ『ポリティカルパン』(毎週水曜22:00~)に、草刈正雄、酒向芳、古舘寛治、岩松了、間宮啓行が出演する。

石原演じる女ルパン・如月弥生が政界に潜り込み、ダークな“政治の金”を奪い取る怪盗エンターテインメント。『アンナチュラル』『MIU404』『フェンス』などの野木亜紀子氏が脚本を手がけ、石原とは『アンナチュラル』以来約8年ぶりにタッグを組む。今回発表された実力派5人は、権謀術数の渦巻く政界を生きる政治家や秘書たちを演じる。

  • (上段左から)草刈正雄、酒向芳、(下段左から)古舘寛治、岩松了、間宮啓行

    (上段左から)草刈正雄、酒向芳、(下段左から)古舘寛治、岩松了、間宮啓行

草刈正雄、義理人情と冷徹さ併せ持つ“キングメーカー”

草刈が演じる小早川士郎は、与党の副総裁にして政界の絶対的権力者。親子二代続けて総理大臣を経験した華麗なる政治家一族で、義理人情を重んじる一方、それに反した人間は徹底的に潰す冷徹さと、どんな人も瞬時に取り込んでしまう“人たらし力”を併せ持つ。

石原演じる弥生は、士郎の娘・雅の秘書として政界に潜入。士郎が支配する“政治の金”を盗み出そうとする。

『真田丸』『おじさまと猫』『カエルの王女さま』『小さい頃は、神様がいて』、映画『記憶にございません!』など幅広い作品に出演してきた草刈だが、野木脚本作品への出演は今回が初めて。

草刈は撮影について、「今回の撮影でまず驚いたのは、本当に幅広いスタッフの方々が活躍されていることです」とコメント。「スタッフの皆さんの細やかな気配りのおかげもあって、現場がとても穏やかで、明るく温かい雰囲気でした。おかげでとても仕事がしやすく、楽しく撮影することができました」と振り返る。

一方、政治ドラマならではの苦労もあったようで、「専門用語が多く、セリフを覚えるのには少し苦労しました」と告白。「どんな作品に仕上がっているのか、僕自身もとても楽しみにしています。ぜひ楽しんでご覧いただけたら嬉しいです」と呼びかけた。

酒向芳が幹事長、古舘寛治は忠実な側近秘書に

酒向が演じるのは、与党幹事長・岩倉憲之助。党内ナンバー2として、小早川の指名を受けて幹事長ポストに就き、若い頃から従順に仕えてきた人物だ。その一方で、自身も総理の座を狙う野心を秘めている。

『愛の、がっこう。』に続いてフジテレビ制作の連続ドラマ出演となる酒向は、『MIU404』『海に眠るダイヤモンド』、映画『ラストマイル』などにも出演し、野木作品ではおなじみの存在。

自身が演じる岩倉について、「岩倉は自分であり、自分は岩倉なんでしょう、きっと」といい、「脚本家、プロデューサー、監督なりが、この役はこの人にやらせてみてはどうか、と言った時点で80%は決まってしまうでしょう。残りの20%は、現場でどう表現していくか、ではないでしょうか」と語っている。

古舘は、小早川に長年仕える秘書・木内賢明役。政界の絶対的支配者である小早川への忠誠を胸に、陰で画策しながら秘密と金を守り抜く忠実な側近だ。

『いだてん~東京オリムピック噺~』『リーガルハイ』シリーズなどに出演し、『逃げるは恥だが役に立つ』『コタキ兄弟と四苦八苦』、映画『罪の声』など、野木作品とも縁が深い。

古舘は「久しぶりの野木さんとの仕事で喜びを噛み締めています」と喜び、「野木さんはこれまでもよく喜劇俳優としての古舘を引き出していただいていますが、今回もそんな役だと理解しています。(間違ってないかな??)」とユーモアを交えてコメント。「喜劇というのは真面目にやればやるほど面白くなるもの。なので真面目にやってます。つまりシリアスな役とやることは結局同じかもですな。がんばります」と意気込んだ。

岩松了は“操り人形的”総理、間宮啓行は政界の“生き字引”

岩松が演じる風祭大治は、内閣総理大臣。表向きは国のトップとして政権を率いるが、実態は小早川の後押しで擁立された“操り人形的”な総理で、キングメーカーの影に怯えながらも官邸と党内の人事権を握り、続投を画策する。

『時効警察』シリーズ、『大豆田とわ子と三人の元夫』など数多くの作品で独自の存在感を発揮してきた岩松。野木作品への出演は『フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話』以来となる。

「総理大臣の役ということで身構えました」という岩松だが、今回の風祭は「実はテレビに映らない時間の総理大臣」であり、「まるでツキのない人生を送ってきた人がたまさか権力者の立場に立たされたけど、どうしても体になじまない…そんな総理大臣だった」と説明。「自分に近いと思えてホッとすると同時に、こういう人物を演じるのは面白いだろうなと思いました」と期待を寄せた。

そして間宮が演じるのは、高橋一生演じる夏目将門を支える秘書・本間栄人。キャリア40年を誇り、政界の表も裏も知り尽くした“生き字引”で、夏目が唯一、本音を明かせる存在でもある。

舞台を中心にキャリアを積み、現在上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』ではエイモス、ダンブルドア、スネイプの3役を担当。2024年にテレビドラマへ初出演し、『クジャクのダンス、誰が見た?』でも話題を集めた。フジテレビ系連続ドラマ、野木作品ともに今回が初出演となる。

間宮は「高橋一生さん演じる夏目将門先生の秘書、本間役の間宮啓行です」と自己紹介し、「ややこしい政治用語が飛び交って噛みそうですが、脚本が面白くて。本間はこの道40年のベテラン秘書ですが、真面目とちょっとした一言が魅力的なキャラクターです」とアピールしている。

【編集部MEMO】
草刈正雄は、1952年9月5日生まれ、福岡県出身。モデルを経て俳優として活動し、映画・ドラマ・舞台など幅広い分野で活躍。主な出演作にNHK大河ドラマ『真田丸』、ドラマ『おじさまと猫』『カエルの王女さま』『小さい頃は、神様がいて』、映画『記憶にございません!』などがある。

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