「人数が多すぎても手持ち豚さんになりますもんね」――。6日に放送されたTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』(毎週日曜10:00~11:55)で、安住アナが、「手持ち無沙汰」を29歳まで「手持ち豚さん」だと思っていた女性リスナーの体験談を紹介した。

  • 安住紳一郎アナウンサー

    安住紳一郎アナウンサー

「みんな真剣に考えている」と会議室の沈黙を勘違い

この日のメッセージテーマは「最近、気づいたこと」。神奈川県に住む31歳の女性から、29歳まで「手持ち無沙汰」を「手持ち豚さん」だと思っていたという投稿が寄せられた。

勘違いが発覚したのは、営業先でイベントについて打ち合わせをしていたときのこと。スタッフを何人手配するかという話になり、女性が「人数が多すぎても、手持ち豚さんになりますもんね」と発言すると、その瞬間、場の空気がすっと止まった。

しかし、女性は自身の間違いに気づかず、「みんな真剣にスタッフの人数を考えているんだ」と解釈。そのまま打ち合わせを終えたという。

帰りの電車で、同行していた上司から「手持ち無沙汰のことを“手持ち豚さん”と言っている?」と指摘され、29年間に及ぶ勘違いが判明した。

安住紳一郎アナ「光景が想像できますね」

29年間信じてきた言葉を修正するのは難しく、女性は現在、「手持ち」と口にした後、「この次は“ぶ”の後に“さ”が来る」と頭の中で確認する癖がついたそう。それでも、気を抜くと「手持ち豚さん」になってしまうという。

一方、実際に手元にいる豚を思い浮かべると、自分でも思わず笑ってしまうため、「場が和むなら、それはそれでいい」と前向きに受け止めているとつづった。

投稿を聞いた安住アナは、「手持ちの豚さんって、なんかかわいらしい」と反応。やることがなく、暇そうに居眠りしている小さな豚の姿を思い描き、「手持ち無沙汰っていうよりも、光景が想像できますね」と評した。

さらに、「借りてきた猫」「お前は組織の犬か」といった動物を用いる表現を挙げ、「手持ちの豚さんだな」という言い回しに、中澤アナは「ありかもしれない」と満更でもない様子。安住アナは「50年後ぐらいにはこうなってるかもしれない」と、将来的に定着する可能性まで想像した。

最後には「そりゃ私も手持ちの豚さんになりますよ。することないんですから」と使用例も披露。仕事の打ち合わせで生まれた思わぬ言い間違いが、安住アナの想像によって、愛嬌のある新たな表現へ変わっていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミアム会員のみ)。

【編集部MEMO】
『安住紳一郎の日曜天国』は、安住紳一郎アナがパーソナリティを務めるTBSラジオの生番組。2005年4月にスタートし、現在は中澤有美子アナがアシスタントを担当している。リスナーから寄せられた日常の出来事を、安住アナと中澤アナが独自の視点で味わうコーナーも人気。9月13日のメッセージテーマは「私の弱点」。作家の朝井リョウ氏がゲスト出演する予定。