クラシエ薬品は2026年9月2日、「夏の隠れ運動不足に関する実態調査」の結果を発表した。本調査は2026年7月28日、20代~60代の男女600名を対象に、インターネットアンケートで行われた。
気温上昇後に36.2%が「歩数が減った」と回答
本格的な暑さを感じる前と比べ、直近1カ月の歩数に変化があったか尋ねたところ、「減った」と回答した人は36.2%にのぼった。
歩数が減った理由では、「猛暑・熱中症が心配で外出する用事を減らした」が71.4%で最多となった。記録的な酷暑から身を守るため外出を控えた結果、日常的な活動量が減少している実態がうかがえる。
歩数が減った人の74.2%が心身の不調を実感
心身の不調について尋ねたところ、歩数が減った人の74.2%が何らかの不調を感じていた。これは、歩数が変わらない人の62.3%を10ポイント以上上回る結果となった。
具体的な症状では、「疲れが取れにくい」が38.2%、「だるさ・倦怠感」が32.3%と上位を占めた。いずれも歩数が変わらない人と比べて10ポイント近く高くなっている。また、「肌荒れ・肌のくすみ」「むくみ」といった症状も、歩数が減った人のほうが7ポイント近く高かった。活動量の低下が、疲労感や肌トラブル、むくみなどさまざまな不調につながっている可能性がうかがえる。
不調を感じても約3割が「特に何もしていない」
活動量の変化に関わらず何らかの不調を感じている人に対処の有無を尋ねたところ、29.6%が「特に何もしていない」と回答した。
年代別では、30代が33.7%、40代が30.6%、50代が34.1%と、いずれも3割を超えた。仕事や家事で忙しい働き盛りの世代は、自分のケアを後回しにしがちな実態がうかがえる。一方、20代は20.8%で最も低く、不調に対して何らかの対策を講じている人がほかの年代よりも多い傾向となった。
暑い時期は自宅でできる運動や食事の工夫を
暑さで外出を控えると歩数が減り、運動不足がむくみやだるさ、疲れなどの不調につながることもある。ここでは、暑い時期でも自宅で手軽に取り組める運動と食事の工夫を紹介する。
巡りを整える「スワイショウ」
「スワイショウ」は中国語で「手をぶらぶらさせる」を意味し、全身の力を抜いて腕を振るだけの簡単なエクササイズ。
肩幅程度に足を開いて立ち、膝と肩の力を抜いて、腕を振り子のように動かす。前後は1分程度、1分間に約50回を目安に、腕をおへその高さまで前後に振る。
ひねりは左右各1分程度。ゆったりとした呼吸に合わせて体を左右にひねり、腕を背後へ振る。顔も手のある側に向けるようにし、目線は水平に保つ。終了時は急に止めず、徐々に動きを小さくする。
無理に力を入れたり身体を強くひねったりせず、めまいが起きやすい人、低血圧や貧血のある人は、動きを小さくして回数を減らして行う。
椅子に座ってできる足のむくみ対策
デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいる人は、1時間に1回は立ち上がり、足首を回したり、ストレッチをしたりする。足のむくみに効くツボとして「三陰交」も挙げられる。内くるぶしから指4本分上にあるツボで、冷えやむくみに効果的だといわれている。
朝食でタンパク質を補給
疲労を回復させるには、夜の安眠のためにしっかり朝食を摂ることがポイント。安眠を促すホルモンは日中に体内で作られるため、その元となるアミノ酸(トリプトファン)が含まれるタンパク質を朝食で摂っておくことが大事だという。
肉・魚・卵・大豆製品・乳製品などのタンパク質を朝食に取り入れる。
簡単な組み合わせ例として、「温泉卵+かつお節」「ヨーグルト+きな粉」「枝豆+魚肉ソーセージ」「ハム+チーズ」「鮭フレーク+納豆」などが紹介されている。








