元プロ野球選手で野球解説者の山本昌氏が22日、YouTubeチャンネル『阿波野チャンネル』で公開された動画「立浪和義は星野監督に特別扱いされていた? 山本昌が証言! 噂のウラが取れました。」に出演。現役投手の中で“最強のサウスポー”と評価する投手の名前を挙げた。

山本昌氏

山本昌氏

山本昌氏「瞬間最大なら高橋遥人くん」

「現役投手で最強サウスポーは誰だと思いますか?」との問いに、山本氏は「瞬間最大なら高橋遥人くんだと思う」と回答。「高橋くん、今年はもうガーッと来てる」と今季の好調ぶりに触れながらも、「もともと良いピッチャーなんだけども、なかなか故障で1シーズン投げれてないんですけど」と、故障に悩まされてきた経歴にも言及した。

一方で、自身の投手観に近いタイプとして「そう考えると僕のタイプ的に言うと、東(克樹)くんかな」と指名。「東くんは僕、すごく感心してるんですけども、ギュッと放れば 140後半出るんですけども、普段で142~144キロぐらいで放ってるんですよ」と、球速を武器とする投手ではないと説明した。

それでも高く評価する理由として、制球力の良さを挙げ、「ボールが低いんですよ。全部低めにボールを放れる、変化球も」と絶賛。続けて「今の時代っていうのは高いボールで空振り取ったり、ポップフライを打たせたりってかっこいいんですけども」としながら、「でも野球の本質は、やっぱバッターの遠く低く。低めのボールを打つのは難しいんですよ、いつの時代も」と持論を述べた。

さらに「ですから、あんだけ低めに集まるピッチャーってなかなかいないんで。キレのいいボールとコントロールも良いんでね」と評価し、「そう考えると、現時点の瞬間最大では高橋遥人だと思うんですけど、ここ数年のことを考えたら、今やっぱり球界ナンバーワンの左は、東くんかなっていうふうに僕は思ってます」と結論づけていた。

【編集部MEMO】
1984年に日本大学藤沢高校からドラフト5位で中日ドラゴンズに入団。32年に及ぶ現役生活で3度の最多勝に輝き、1994年には沢村賞を受賞。2006年には史上最年長でのノーヒットノーランを達成(41歳)。以降も数々の歴代最年長記録を塗り替え、2008年には通算200勝を達成(42歳)。史上初となる50歳での登板を最後に、2015年に現役を引退。セカンドキャリアでは、野球解説者・スポーツコメンテーター、講演会講師として精力的に活動。ラジコン、クワガタのブリーダー、競馬など趣味の分野でも活躍中。