――真面目でストイックなところも、岡田さんの魅力的なところだと感じます。

とにかく、不真面目が嫌いなんです。自分の中に不真面目な部分は、あまり思いつきません。人から見たら分からないですけど。

――不真面目は、クーラーをつけっぱなしにするところぐらいですかね?

それは自分で責任を取っていますからね(笑)。確かに、割とストイックな方かもしれませんね。でも、もっともっとやれるはず。最低限のことは、やり遂げたいです。

10年前の『ポケモン』で現実逃避「そういう時間がないと…」

――「現実逃避の時間を大切にする」という考えは、今も変わっていませんか?

現実逃避は、ゲームの時間ですね。10年ぐらい前の『ポケモン』を今もやっています。新しく発売された作品もやりますが、昔の作品をもう一度やるんです。最近は“剣盾”(『ポケットモンスター ソード・シールド』)をプレイして、昔の図鑑をずっと埋めています。「何のためにやっているんだろう」と思いながら、ずっと図鑑を埋め続けています(笑)。

対戦はあまり好きではなくて、収集したり、コンプリートしたりするのが好きです。プレイ時間を見たら30時間ぐらいになっていて、「何をしているんだろう」と、ふと思う時もあります。でも、そういう時間がないと、やっていけないのかもしれません。

――生活において、没頭する時間も貴重ですよね。悩んだりすることはありますか?

めちゃくちゃありました。今は少なくなっています。悩みの8割ぐらいは人間関係だと思うので。最近は、たまたま人間関係で悩むことがなかっただけなんですかね。自分が付き合っていきたい人、関わりたい人が分かるようになったから、悩むことが少なくなったのかもしれないです。

悩みごとは考えていてもどうにもならないことが多いので、もうAIに聞いたらいいんじゃないかな(笑)。私もたまに聞きますよ。参考にはすごくなるんですけど、AIって冷たいんですよね(笑)。でも、「まあ、そうだよな」ぐらいには思えるようになっています。

最後は「勘」で決める 人に相談することで気づく“自分の答え”

――新卒の方々など、経験が浅く仕事に悩んでいる人も多いと思います。そのような方々に向けてアドバイスをするとしたら、どのようなことを伝えたいですか?

仕事で悩むのは、大体、メリットとデメリットをうまく整理できなくなるからだと思います。

例えば、今の仕事を続けるか、辞めるかで悩んでいるとします。今の仕事を続けるのは楽だけど、こういうストレスがある。でも、新しい仕事を始める場合のメリットとデメリットがよく分からず、踏み出せなくなってしまう。

でも、自分の中できちんと整理できていれば、悩むことがなくなるというか、どちらを選ぶのかはおのずと見えてくるはずです。

一度、全部を書き出して、自分の頭を整理してみる。両方のメリットとデメリットを、きちんと把握することが大事だと思います。

――確かに、どんな選択肢にも、メリットとデメリット両方の側面がありますよね。

そうですね。一番良くないのは、片方のメリットと、もう片方のデメリットを比べることです。

――岡田さん自身も、選択する際にはメリットとデメリットを整理するのですか?

私は全然。勘です(笑)。結局、勘なんですよね。経験値がたまったからこその勘だと思います。一度は考えてみるんです。でも比べた上で、「やっぱりこっちがいい」と思うことがあるじゃないですか。そうなったら、もうそちらでいいと思います。

――最終的には自分の中に答えがある、ということなのかもしれませんね。

女性同士で「どっちの服がかわいいと思う?」と聞くことがあるじゃないですか。相手が答えた時に、「うーん」となることがありますよね。そういう時は、もう自分が選びたい方が決まっているんです。

ただ、本人はその答えにまだ気づいていない。相手が逆の方を選んだ時に、初めて、「あっ! 自分はこっちが好きなんだ」と分かるんです。

だから、人に「どちらがいいと思う?」と聞いてみるのもいいですよね。相談することで、自分の中ではすでに決まっていた答えに気づけるかもしれません。

■プロフィール
岡田紗佳(おかだ・さやか) 1994年2月19日生まれ、東京都出身。青山学院大学在学中にファッション誌『non-no』の専属モデルとして活動し、2017年に日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士となる。Mリーグでは「KADOKAWAサクラナイツ」のメンバーとして活躍。モデル、グラビア、タレントなど幅広い分野で活動し、2026年7月22日にシングル「国士無双LOVE」で歌手デビューを果たした。