小川畜産食品が、カルビ、牛タン・ハラミ、ロースをテーマに、"焼肉トリビア"3選を紹介している。
好きな焼肉の部位、1位は「カルビ」
8月29日は「焼肉の日」。同社が2026年8月、直近半年以内に焼肉店で焼肉を食べた全国の20~60代の男女500名を対象に実施した調査では、「一番好きな部位」はカルビが32.8%で1位となり、ハラミ19.6%、タン16.8%、ロース15.0%と、おなじみの部位が上位に並んだ。普段何気なく注文しているこれらの部位だが、その名前がどんな肉を指すのか、どのように分類されているのかは、意外と知られていない。
焼肉の定番「カルビ」って、どんな部位?
焼肉の定番として親しまれている「カルビ」。日本食肉格付協会の「牛部分肉取引規格」で定められた部分肉名の中に、「カルビ」という名称ない。
「カルビ」はバラ肉を指す呼び名として使われ、焼肉店ではあばら周辺のバラ系の肉などが提供されている。使用する部位や切り方は、お店によって異なる場合がある。つまり「カルビ」は、特定の一部位だけを示す名称というより、焼肉店で広く親しまれてきたメニュー名のひとつ。普段何気なく目にする名前にも、お肉ならではの背景がある。
牛タンとハラミ、実はホルモンと同じ分類?
牛タンとハラミは、焼肉店ではそれぞれ人気のメニューだが、食肉の分類上では、どちらも「副生物(牛や豚などを食肉にする過程で、副次的に得られる部位の総称)」に含まれる。
牛タンはその名の通り牛の舌、ハラミは横隔膜の一部。特にハラミは赤身肉のように見えるがバラやロースなどの精肉とは分類が異なる。一般に「ホルモン」と呼ばれるミノや小腸なども同じ副生物に含まれる。焼肉店ではそれぞれ別のメニューとして親しまれているが、食肉の分類上では共通点がある。
「ロース」は1つじゃない? かたロース・リブロース・サーロインの違い
焼肉店でおなじみの「ロース」。牛の背中側には、首に近い「かたロース」、その後ろの「リブロース」、さらに後方の「サーロイン」などがあり、それぞれ特徴が異なる。
首から肩にかけてのかたロースは、やや筋があるものの脂肪が適度に入り、風味が豊か。その後ろに位置するリブロースは、きめが細かく、霜降りになりやすい部位。さらに後方に続くサーロインは、きめが細かく、やわらかな肉質が特徴だ。同じ背中側の部位でも、位置によって肉質や味わいに違いがある。



