第一三共ヘルスケアは2026年に発足20周年を迎え、ブランドの歩みや誕生の背景、開発に携わった人々の想いを紹介する「20周年記念サイト」を公開した。
「ルル」「マキロン」などロングセラーブランドの歴史を20周年記念サイトで紹介
第一三共ヘルスケアは、長い歴史を持つ4社のヘルスケア事業をルーツとして誕生した。2006年に各社のヘルスケア事業が統合して発足し、2026年で20周年を迎える。一方、「ルル」「マキロン」など、現在も親しまれているブランドの歴史は、第一三共ヘルスケアの発足よりも長い。
今回、発足20周年の節目を記念し、これまでの感謝とこれからの姿を伝える「20周年記念サイト」を公開。ロングセラーブランドの歩みや誕生の背景、開発に携わった人々の想いなどを紹介している。
「ルル」の名前の由来は「しずめる」「やわらげる」の意味を持つLull
「ルル」は1951年、苦い粉薬を我慢して飲むことが当たり前だった時代に登場した。複数の有効成分を糖でコーティングした錠剤を、市販薬として初めて実現した製品だという。ブランド名は、英語の「Lull」に由来する。「Lull」には「(嵐などを)しずめる」という意味のほか、「(病気や痛みを)やわらげる」「(子どもを)寝かしつける」といった意味もある。2026年は、「ルル」にとって発売から75年の節目の年に当たる。
「マキロン」は赤チン全盛期に「色がつかず、しみない」傷薬として登場
「マキロン」が発売されたのは1971年。家庭での外傷治療では、マーキュロクロム液(通称:赤チン)などで殺菌し、絆創膏などで患部を保護して自然治癒を待つのが一般的だった。そんな中、「色がつかず、しみない外傷救急薬」という特長を持つ製品として登場し、「家庭のキズ薬」として広く普及していった。
特徴的なボトルの形状は、「目薬の容器」をモチーフにしたもの。デザインやロゴマークは発売当初から50年以上ほとんど変わっていない一方、処方は時代に合わせて見直されてきた。2026年は「マキロン」にとっても、発売から55年の節目に当たる。
「第一三共胃腸薬」のルーツは1894年に生まれた「タカヂアスターゼ」
「第一三共胃腸薬」の前身に当たる製品「三共胃腸薬」は1957年に発売されたが、そのルーツは1894年にさかのぼる。三共(現・第一三共)の初代社長・高峰譲吉が麹菌から見出した消化酵素「タカヂアスターゼ」がその起源。胃腸薬「タカヂアスターゼ」として米国で発売され、世界的な成功を収めた。
「タカヂアスターゼ」は、夏目漱石の小説『吾輩は猫である』に登場することでも知られている。作中には「大飯を食った後でタカジヤスターゼを飲む。」という一節があり、漱石自身も愛用していたといわれている。
「ミノン」「クリーンデンタル」「リゲイン」などの歴史も年表で紹介
20周年記念サイトでは、今回紹介した「ルル」「マキロン」「第一三共胃腸薬」のほか、「ミノン」「クリーンデンタル」「リゲイン」など、ロングセラー製品の歩みを追える年表も公開している。年表は発売年順にまとめられており、時代ごとの世相とブランドの歩みを重ねて追える構成。日頃なじみのある製品について、知られざるエピソードも紹介している。
また、20年間を社員自身の言葉で振り返る特別映像も公開。製品の裏側にある開発現場の声や、統合を経てきた社員たちの想いを紹介している。



