住宅を購入する際、「住宅ローンは世帯年収の何倍までなら無理なく返済できるのか」は気になるところです。SNSなどでも、住宅ローンの借入額を年収の何倍にするかはたびたび話題になりますが、実際に住宅を購入した人は、どのくらいの倍率で借りているのでしょうか。
そこで今回は、マイナビニュース会員305人を対象に「住宅購入・住宅ローンと金利に関するアンケート」を実施。住宅ローンを返済中、または完済した人に、住宅ローンの総額が借り入れ当時の世帯年収の何倍程度だったのかを聞きました。
住宅ローンは「3倍以上5倍未満」が34.1%で最多
住宅ローンを返済している、または完済している人208人に、住宅購入時に組んだ住宅ローンの総額が、借り入れ当時の世帯年収の何倍程度だったかを聞いたところ、「3倍以上5倍未満」が34.1%で最も多くなりました。次いで、「分からない・覚えていない」(31.3%)、「3倍未満」(15.9%)、「5倍以上7倍未満」(13.9%)、「7倍以上」(4.8%)となっています。
「3倍以上5倍未満」が最多となった一方で、「3倍未満」が15.9%、「5倍以上7倍未満」が13.9%、「7倍以上」が4.8%となり、借入倍率は幅広い結果となりました。
世帯年収の「4.25倍」「5倍」で住宅ローンを組んだ人
実際の借入倍率について尋ねたところ、「4.25倍」「5倍」など、具体的な数字を挙げる声が寄せられました。
「借り入れ当時世帯の年収の4.25倍にて借り入れを行いました。実親や兄弟も同居になるので援助はありますし、大きい助けになった。正直家族の援助が借り入れの決定にかかわると思う。今の時点において返済額は変化はないし、返済も滞りなくできてはいる、ただ今後自分や家族に何かあると返済に問題がでるかもしれない。繰り上げて早めに終わらせる話も家族でしています。」(38歳/男性)
「世帯年収の5倍が無理なく返せる範囲の上限であると判断し、住宅ローンを組んだが、幸い給与収入も若干増えており、不安はないが、今後は、自身と家族の健康と地震などの災害がリスク要因ではあると思い、楽観はしていない状況ではある。」(66歳/男性)
「世帯収入の5倍までなら無理なく返済できると思う。借入額は妥当だと思う。」(66歳/女性)
4.25倍で借り入れた人は、親や兄弟からの援助が借入額の決定に関係したと説明。一方、「5倍」を「無理なく返せる範囲の上限」と判断した人や、「5倍までなら無理なく返済できる」と考えた人もいました。
「6倍」「約7倍」で住宅ローンを組んだ人
一方で、「6倍」「約7倍」と、さらに高い倍率で住宅ローンを組んだケースも見られました。
「世帯年収の6倍でローンを組みました。子どもの大学があと1年なので返済は出来ると思いますが、このまま金利が高くなると老後の資金に影響出そうで不安です。」(45歳/男性)
「世帯収入の約7倍の住宅ロ-ンを組み、毎月コツコツと組み立てて返済が終わりました。家計に食費をもう少し増やせばよかったなあと思いました。」(66歳/男性)
6倍で借り入れた人からは、返済の見通しを立てつつも、金利上昇による老後資金への影響を心配するコメントがありました。一方、約7倍で借り入れた人は、毎月返済を続けて完済したことを振り返っています。
住宅ローンの借入倍率は「3倍未満」から「7倍以上」まで
今回の調査では、「3倍以上5倍未満」が34.1%で最も多かった一方、「3倍未満」が15.9%、「5倍以上7倍未満」が13.9%、「7倍以上」が4.8%となり、住宅ローンの借入倍率には幅がありました。
実際の回答でも、「4.25倍」「5倍」「6倍」「約7倍」など、さまざまな倍率で住宅ローンを組んだ人がいました。また、借入倍率だけでなく、家族からの援助、今後の収入や金利、老後の生活など、それぞれの事情を踏まえて借入額を決めていたことも分かります。住宅ローンを世帯年収の何倍まで組めるかは一律に決まるものではなく、購入する住宅の価格や家族構成、収入、今後の生活設計などによっても変わりそうです。
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住宅購入・住宅ローンと金利に関するアンケート
調査時期: 2026年8月6日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 305人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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