「株が上がる確率が高い日」があるとしたら、投資をしている人なら気になるところではないだろうか。

株価を左右するものといえば、企業の業績や景気、世界情勢などを思い浮かべるかもしれない。しかし実は、もっと身近な「天気」も株価と関係しているという。「晴れの日」と「雨の日」では、株価の動きに違いがあるのだろうか。

今回は、『図解 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本』(明日香出版社)から、心理学的に見た株と天気の関係について紹介する。

  • ※画像はイメージです

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株は晴れた日に上昇する?

私たちはいろいろなことに心理的な影響を受けますが、「天気」もそのひとつでしょう。そして、心理が大きく作用するのが「株価」です。つまり、天気と株価は関連するのです。

心理は天気の影響を受ける

私たちの心理は、その日の天気によって影響を受けます。晴れた日には自然と気分がウキウキしてくるものですし、天気の悪い日には気分も盛り上がりません。

ところで、私は心理学者であって株の専門家ではありませんが、「ある手がかり」だけで株の売り買いをすることができます。

それが「天気」です。ばかげていると思われるかもしれませんが、このことを研究した心理学者が、アメリカのオハイオ州立大学のデビッド・ハーシュレイファーです。株価や景気には人間の心理が大きく反映されるものですが、ハーシュレイファーは「天気がいい日には、だれもが浮ついた気持ちになるので、株価は上がるんじゃないか」と仮説を立てました。

そして26か国における1982年から1997年までの株価データと、それぞれの国の朝の天気を調べてみたところ、晴れの日には株価が上がることがわかったのです。

株の原理はシンプルで、安いときにたくさん買って、高いときに売れば儲かるわけですから、「売るなら、晴れた日のほうがいい」ということが心理学的にいえるわけです。ただ残念ながら、ハーシュレイファーの研究によると、雨や雪の日だからといって、株価が下がることまではわかりませんでした。

今のところ、株価の上昇については天気から予想できるのですが、下落についてはまだ予想できないようです。もしこれから株をやろうという人がいたら、天気によっても株価は影響を受ける、ということを覚えておくといいかもしれません。

  • 同書より抜粋

    同書より抜粋

株は安いときに買って高いときに売れば儲かります。なので、心理学的には「売るのは晴れの日がベスト」といえます。

『図解 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本』(明日香出版社)

¥1,540円
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