
第108回全国高等学校野球選手権大会は12日、阪神甲子園球場で大会8日目を迎え、第1試合では拓大紅陵(千葉)と佐賀商(佐賀)が対戦。拓大紅陵が1-0で佐賀商に競り勝ち、1992年以来34年ぶりとなる夏の甲子園初戦突破を決めた。
拓大紅陵は背番号9の宮沢和聖、佐賀商は東條陽大が先発。序盤は両投手が粘りを見せた。
拓大紅陵は初回、1番・片岡大瑚の安打などで1死二、三塁の好機をつくる。しかし、4番・片岡拓月が投ゴロに倒れて2死となると、5番・祖父江駕久の打席で一塁走者の片岡大瑚が牽制死。先制の好機を生かせなかった。
佐賀商も2回、2死二塁と得点圏に走者を進めたが、8番・福地海誠が空振り三振に倒れて無得点。両先発が踏ん張り、序盤はスコアボードに「0」が並んだ。
均衡が破れたのは4回。拓大紅陵は2本の安打で1死一、二塁とすると、7番・阪本幹太が適時二塁打を放ち、待望の先制点を挙げた。
追いつきたい佐賀商は5回、1死二塁の好機をつくったものの、8番・福地、9番・久保晴夢が凡退して無得点。7回にも1死二塁と得点圏に走者を置いたが、6番・香月大駿、7番・池原丞一郎が打ち取られ、得点には結びつかなかった。
拓大紅陵の先発・宮沢は佐賀商打線を相手に7回3安打無失点、8奪三振の好投。1点のリードを守り、8回からは遊撃を守っていた山辺颯がマウンドに上がった。
佐賀商は8回にも1死二塁、9回にも2死二、三塁と好機をつくったが、いずれも生かせず。山辺が2イニングを無失点に抑え、宮沢との完封リレーで1点のリードを守り切った。
拓大紅陵が1-0で競り勝ち、1992年以来34年ぶりとなる夏の甲子園初戦突破を果たした。
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