20年以上の親交があり、全話配信中のFODドラマ『ペンション・恋は桃色 season4』で久々の本格共演を果たしたリリー・フランキーと長谷川京子。次に一緒に出演するならどんな作品がいいかと尋ねると、リリーは大人の恋愛作品をリクエスト。そこから、声だけで表現する恋愛ドラマ、男女が言葉に求めるものの違い、「愛してる」という言葉の重さ、そして大人の恋の始まり方まで、2人の話は止まらなくなった――。

  • (左から)リリー・フランキー、長谷川京子 撮影:蔦野裕

    (左から)リリー・フランキー、長谷川京子 撮影:蔦野裕

長谷川京子が知りたいリリーの恋愛

――今後、お二人が改めて共演するとしたら、どんな作品をやってみたいですか。

リリー:不倫モノやりたいよね。

長谷川:不倫ってことは、お互い結婚してる設定?

リリー:別に。濡れ場があればいい(笑)

長谷川:目的が明確じゃないですか(笑)。リリーさんは奥さんに去られてる感じで、私はまだ結婚してないのかな。どこで出会う設定ですか?

リリー:道かな。

長谷川:道!?(笑)

リリー:俺がホームレスで。

長谷川:全然想像できない(笑)

リリー:俺、恋愛モノの映画とかドラマに、あんまり呼ばれたことがないんですよ。

長谷川:実は以前、リリーさんにゲストとして来ていただいたポッドキャスト『長谷川京子のうちにおいでよ』を録った後も、一緒にやってるハタさんと「リリーさんって、どういう恋愛をするんだろうね」っていう話になったんですよ。恋愛すると、実際どうなるんですか?

リリー:いや、いいと思うよ(笑)

長谷川:それ、欲しい答えじゃないんだけど(笑)

リリー:ずいぶんいいと思う(笑)

長谷川:一緒にいたら楽しいのは想像できるんです。でも、それだけじゃない何かがありそうじゃないですか。リリーさんと親密になった人にしか分からない魅力というか。

リリー:「俺と一緒にいると楽しいと思うよ」って、自分では思ってますけどね。

長谷川:そこから先が知りたいんですよ(笑)。ほかの人には見せない一面があるのかな、とか。

リリー:どうなんでしょうね。案外、暗い部分は出てこないと思いますよ。

長谷川:本当かなあ~?

――気になりますね(笑)

「声だけでも割といける」ラジオドラマ構想で意気投合

リリー:そういえば、この間、芝居をしていて改めて思ったんだけど、京子ちゃんって声がいいんですよ。普通のことを話していても、なんか気になっちゃう声なんですよね。

長谷川:でも、リリーさんの声も相当なものですよ?

リリー:(渋い低音ボイスで)まあ、僕は随分いい声ですよ。

長谷川:(笑)。私たち、声だけでも割といけるかもしれない。

リリー:ラジオエロドラマ、やりましょうか。

長谷川:やりたい(笑)。昔、『anan』の付録で豊川悦司さんが官能小説を朗読する企画があったんですよ。ああいうの、すごくやってみたいです。

リリー:それ、もうエロ本じゃない(笑)

長谷川:声だけで恋愛モノって、絶対面白いですよね。

リリー:ラジオっていいんですよ。昔、放送作家をやっていた頃によく書いていましたけど、「ここは宇宙です」って言えば、みんな頭の中で超大作を作ってくれる。映像より、想像力の方がずっと贅沢だったりするんです。

長谷川:本当ですね。声だけだからこそ、人の想像力をかき立てられるんですよね。