JOYSOUNDが、2026年4月クールのアニメ関連曲を対象にした「2026年 春アニメ主題歌 カラオケランキング」を発表。テレビアニメ『LIAR GAME』第1クールのオープニングテーマであるヨルシカの「あぶく」が、首位に輝いた。
同ランキングは、JOYSOUNDにおける対象楽曲の歌唱回数を集計したもの。あわせて、GEM Partnersが調査した定額制動画配信サービスでのアニメ視聴者数ランキングも公開され、『転生したらスライムだった件 第4期』が2位以下に大差をつけてトップとなった。
ヨルシカ「あぶく」がカラオケ首位
カラオケランキング1位の「あぶく」は、ヨルシカの高い人気に加え、『LIAR GAME』の緊迫感ある世界観と楽曲が融合。ミュージックビデオで作品のスリリングな雰囲気を表現した無限ループ映像も話題を集めた。
2位には、テレビアニメ『ガンバレ!中村くん!!』第1話のエンディングテーマとして使用された村下孝蔵の「初恋」がランクイン。
3位は、『日本三國』のオープニングテーマであるキタニタツヤの「火種」。武力ではなく、知略と弁舌でのし上がっていく主人公を描く物語と、歌詞に込められたメッセージが重なった。アップテンポで歌唱難易度が高い一方、弾むようなサビのリズムが歌唱意欲を刺激したと分析されている。
4位には、Vaundyが歌う『黄泉のツガイ』のオープニングテーマ「飛ぶ時」が入った。
『ガンバレ!中村くん!!』から昭和・平成の名曲が続々
今回のランキングで異彩を放ったのが、毎話エンディングテーマが変わる『ガンバレ!中村くん!!』だ。
村下孝蔵の「初恋」が2位となったほか、第5話のエンディングテーマに起用された泰葉の「フライディ・チャイナタウン」が5位、爆風スランプの「Runner」が7位、聖飢魔IIの「蝋人形の館」が16位に入った。
昭和・平成を彩った名曲がアニメをきっかけに改めて歌われ、ランキングに新たな広がりをもたらす結果となった。
このほか、CUTIE STREETによる『ポケットモンスター ワンダーホープ』の「キュートなキューたい」が8位、Penthouseによる『魔入りました!入間くん』第4シリーズの「一二三」が9位にランクインした。
10位には、『氷の城壁』のオープニングテーマであるNovelbrightの「透明」が登場。爽やかなサウンドとハイトーンボイスが、登場人物たちの繊細な心情や距離感を表現しているとして支持を集めた。
『マリッジトキシン』のエンディングテーマであるAKASAKIの「シャケナベイベー」は11位。作品のスピード感あるアクションや婚活コメディの雰囲気に負けない、エネルギッシュでレトロポップなメロディが特徴となっている。
視聴者数では『転スラ』第4期が突出
定額制動画配信サービスにおけるアニメ作品の視聴者数ランキングでは、『転生したらスライムだった件 第4期』が1,040ポイントを記録し、首位を獲得した。
2位の『Dr.STONE SCIENCE FUTURE 第3クール』は660ポイント。『転スラ』第4期は、2位に380ポイントの差をつけ、シリーズを支えるファン層の厚さを示した。
3位には574ポイントの『日本三國』、4位には539ポイントの『黄泉のツガイ』が入り、新作2作品が強力な人気シリーズに割って入った。
5位は『Re:ゼロから始める異世界生活 4th season』、6位は『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』。以下、『スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード』『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』『ようこそ実力至上主義の教室へ 4th Season』『氷の城壁』と続いた。
キタニタツヤに「圧倒的な安心感と安定感」
ランキング発表にあわせ、新作アニメ紹介番組「つづきみ」のMCを務める吉田尚記と結による対談も公開された。
結は、『日本三國』が人気シリーズの中で視聴者数3位に入ったことを評価。視聴者数ランキングでは34位だった『ガンバレ!中村くん!!』から、複数の楽曲がカラオケランキング上位に入った点にも注目した。
吉田アナは、同作について「エンディングテーマをはじめ、とにかく音楽的なパワーが凄まじかった」とコメント。「フライディ・チャイナタウン」などの選曲から、制作陣の音楽に対するこだわりが感じられると語った。
また結は、『日本三國』の「火種」と『NEEDY GIRL OVERDOSE』の「れびてーしょん」を手掛け、両曲をランキング入りさせたキタニタツヤについて言及。作品に寄り添いながら自身の作家性も打ち出しているとし、「自分の好きな作品の主題歌がキタニさんだと分かると、圧倒的な安心感と安定感がありますね」と評している。
【編集部MEMO】
ヨルシカは、コンポーザーのn-bunaがボーカルのsuisを迎えて結成したバンド。2017年に活動を開始し、文学的な歌詞と物語性の高い作品、映像や小説を組み合わせた表現で支持を集めている。メンバーは、ギターと作曲を担当するn-buna、ボーカルのsuis。2026年4月にデジタルシングル「あぶく」をリリースした。


