元プロ野球選手で野球解説者の古田敦也氏が17日、YouTubeチャンネル『フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】』で公開された動画「U-15日本代表投手ら“金の卵”が登場! フルタが3球で見抜いた『武器』とは? 【中学野球バイブル】」に出演。2塁への盗塁阻止におけるスローイングの極意を明かした。

古田敦也

古田敦也

古田敦也氏「セカンドベースを実は見てない」

動画では、中学生の野球チームのもとに訪れた古田氏が、選手からの質問に回答。捕手から2塁送球について聞かれると、古田氏は「最初に言っとくけど」と前置きした上で、「俺、日本で一番盗塁を刺した人だから。盗塁阻止率歴代1位なんで」と冗談交じりに自賛した。

そして、古田氏は「セカンドベースを実は見てない」と明かし、「だって40メートル先でしょ? そんなうまいこといかないの。だから、僕らはピッチャーの頭しか見てないです」とその理由を説明した。

投げる際に狙うポイントとして、「ピッチャーの頭のどこを通すかだけ。たとえば『ピッチャーの頭の1メートル上なら、あの辺に行くよね』っていう。そこを通すだけしか考えてない」と解説。「なぜかっていうと、捕ってきっちり投げれる時もあれば、ボールもわしづかみになる時もあるし、足がステップ踏めない時もあるし、いろんな状況がある」と実戦で起こるケースを挙げ、「うまく握れなかったら、いつもよりもちょっとピッチャーの上に投げる」と、状況に応じた送球の工夫を述べた。

また、コントロール面では、2塁ベースのショート側ではなく、走者が来るセカンド側へ送球する重要性にも言及。「キャッチャーの一番のミスは、ベースよりショート側に投げること」と言い、「ベースの上よりも、ベストはここ(ベースのセカンド側寄り)。 絶対にこっち(ショート側)に投げない。上にも投げない。ワンバウンドはOK」と持論を展開した。

最後は、「ワンバウンドでもいいの。でもラインは外しちゃダメ。だから“ピッチャーのこの辺を投げる”。そこに的があれば一番楽なの。遠く見ちゃうとブレちゃうから」と改めてポイントを語っていた。

【編集部MEMO】
『フルタの方程式』は、テレビ朝日で放送されていた古田敦也氏の初冠番組。2021年5月にYouTubeチャンネルとして復活した。名選手たちのハイレベルな技術論や、プロ野球選手だけが知るエピソードに加え、野球のギモンを解決する“方程式”を提案。「ピッチャーズバイブル」「バッターズバイブル」「キャッチャーズバイブル」など、「野球好きのバイブル」となるコンテンツを配信している。なお、古田氏が『これ余談なんですけど・・・』(ABCテレビ)にゲスト出演した際、番組MCのかまいたち・濱家隆一は古田氏のトーク力を絶賛し、『フルタの方程式』を楽しみにしている視聴者の一人であると明かしていた。